高齢者と現役世代の分断に、EXIT・兼近大樹「世代だけで区別するのはナンセンス」『ABEMA Prime』10月3日(木)放送終了後より「ABEMA」で無料見逃し配信開始
密着から5年 “トゥレット症”の青年「未来に向けた話が増えた」一方、心無い声も… りんたろー。「ゲストに心無い声が向けられると、『僕がやっていることは何?』としんどい」
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を10月3日(木)夜9時より生放送し、番組放送後より無料見逃し配信が開始いたしました。ぜひ、ご覧ください。https://abema.tv/video/title/89-66
■高齢者と現役世代の分断に、EXIT・兼近大樹「世代だけで区別するのはナンセンス」
2024年10月3日(木)の放送では、少子高齢化社会による社会保障の費用負担増に“世代間の格差”を感じる若者や現役世代の声を紹介し、彼らが望む社会保障のあり方について考えました。
番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。さんは「誰かの財布から社会保障費を取らないといけないとなった時に、選挙の得票数に支障をきたしづらい若者が選ばれちゃっているんだと思う。でも、どの層を選んでもしんどいことには変わりがない」とコメント。
相方の兼近大樹さんは「若者の大半は、自分がどのような状況に置かれているのか、なぜ生きにくいのか、気付けていないのでは?だから、投票に行かないのだと思う。それに、TikTokやYouTubeを見て時間が溶けているのが若者だから、そこに向けて政策をしても意味がないと国から思われている」と指摘し、「40、50代になって『政治ってこういうことになってるんだ』と“損”に気づき、政治に興味を持つようになるので、若者であるうちは年上世代の“政治参加への意識”に追いつけないのでは?つまり、どうあがいてもこの構図は変わらない」と持論を展開しました。
また、兼近さんは「社会保障の負担について、世代だけで立場を区切って議論することはナンセンスだと思っている」と切り出し、「僕はおじいちゃんの代から続く貧困家庭で育ち、家族全員があまり病院に行くことができなかった。それは、社会保障の存在を理解できないような環境でもあったから。なので、僕のおじいちゃんは体調が悪くなってからようやく病院に行き、そのまま癌と診断されて60代前半で亡くなった」と回顧。
その上で、「すべて一括りにして、“お金を持っている高齢者”と“苦しむ若者”として議論していることに納得いかない。マイナンバー化が進んでいるのなら、年収や所得で社会保障の負担額を考えるなどして欲しい。僕自身は社会保障費の負担が増えていることに対して何とも思わないし、ある程度裕福になってきたから『いくらでも取っていってください』と思う」と語りました。
■密着から5年 “トゥレット症”の青年「未来に向けた話が増えた」一方、心無い声も
りんたろー。「ゲストに心無い声が向けられると、『僕がやっていることは何?』としんどい」
また、番組では、5年前に番組が取材した「トゥレット症の当事者」のその後を取材しました。
トゥレット症とは、自分の意思に反して身体が動いてしまう「運動チック」、声や奇声を上げてしまう「音声チック」の2つの症状が1年以上続くと診断されるもの。当事者の酒井隆成さんは「トゥレット症の認知を広めたい」と、5年前に生出演したことがきっかけで、今では様々な媒体で発信を続けています。
放送後の反響について、酒井さんは「認知が浸透していったような気がする。当事者の交流会に参加する人数が増えたことに加えて、以前までは『こういうことが辛い』という話題が多かったが、今は『どうやって夢を叶える?』と未来に向けた話が増えている」と語りました。
その一方で、酒井さんは「様々な反響を覚悟して出演したが、番組の内容を面白おかしく切り抜く人もいて、しんどくて1ヶ月寝込んでしまった。でも、今は出演したことに全く後悔していない。誰かがやらないとトゥレット症の認知が進まなかったので、その“誰か”がたまたま僕だったのかな?と受け止めている」と話すと、りんたろー。さんは「番組に出てくれた人に対して、目を背けたくなるような声が向けられていると、『僕たちがやっていることはなんなんだろう?しんどいな』と思うこともある。だけど、いろんな人との縁につながったり、素敵な未来があったことを知れたりすると、僕も嬉しいと思えた」と胸をなでおろしました。
兼近さんは「悪意を乗せたイジリは、当事者からしたら嬉しくもおいしくもない。『止めて欲しい』と言えば、悪意のある人は『じゃあ出るな』と言うだろうけど、みんな何かを変えたくて出演している。自分も何かを変えたいのなら、コソコソ切り抜き動画を作るだけじゃなくて、表に出てその人と対等な席に着き、イジり合うことで人生も変わっていくと思う。何かを変えるためにはまずは動きだすことが大事と視聴者に伝えたい」と語りかけました。
本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中です。ぜひご覧ください。
(https://abema.tv/video/title/89-66)
■『ABEMA Prime』 放送概要
キャッチコピーは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」。これまでの当たり前や価値観が変わる中、今の時代らしいネット言論に挑戦します。レギュラーメンバーは総勢70人。色んなバックグラウンドをもつ論客たちと多様で新しい議論をお届けします。
放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時 ※生放送
放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル
出演:
EXIT(兼近大樹、りんたろー。)
武井亜樹
ハヤカワ五味
茂木健一郎
穂川果音
平石直之
※画像をご使用の際は、【(C)AbemaTV,Inc.】のクレジット表記をお願いいたします。
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を10月3日(木)夜9時より生放送し、番組放送後より無料見逃し配信が開始いたしました。ぜひ、ご覧ください。https://abema.tv/video/title/89-66
■高齢者と現役世代の分断に、EXIT・兼近大樹「世代だけで区別するのはナンセンス」
2024年10月3日(木)の放送では、少子高齢化社会による社会保障の費用負担増に“世代間の格差”を感じる若者や現役世代の声を紹介し、彼らが望む社会保障のあり方について考えました。
番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。さんは「誰かの財布から社会保障費を取らないといけないとなった時に、選挙の得票数に支障をきたしづらい若者が選ばれちゃっているんだと思う。でも、どの層を選んでもしんどいことには変わりがない」とコメント。
相方の兼近大樹さんは「若者の大半は、自分がどのような状況に置かれているのか、なぜ生きにくいのか、気付けていないのでは?だから、投票に行かないのだと思う。それに、TikTokやYouTubeを見て時間が溶けているのが若者だから、そこに向けて政策をしても意味がないと国から思われている」と指摘し、「40、50代になって『政治ってこういうことになってるんだ』と“損”に気づき、政治に興味を持つようになるので、若者であるうちは年上世代の“政治参加への意識”に追いつけないのでは?つまり、どうあがいてもこの構図は変わらない」と持論を展開しました。
また、兼近さんは「社会保障の負担について、世代だけで立場を区切って議論することはナンセンスだと思っている」と切り出し、「僕はおじいちゃんの代から続く貧困家庭で育ち、家族全員があまり病院に行くことができなかった。それは、社会保障の存在を理解できないような環境でもあったから。なので、僕のおじいちゃんは体調が悪くなってからようやく病院に行き、そのまま癌と診断されて60代前半で亡くなった」と回顧。
その上で、「すべて一括りにして、“お金を持っている高齢者”と“苦しむ若者”として議論していることに納得いかない。マイナンバー化が進んでいるのなら、年収や所得で社会保障の負担額を考えるなどして欲しい。僕自身は社会保障費の負担が増えていることに対して何とも思わないし、ある程度裕福になってきたから『いくらでも取っていってください』と思う」と語りました。
■密着から5年 “トゥレット症”の青年「未来に向けた話が増えた」一方、心無い声も
りんたろー。「ゲストに心無い声が向けられると、『僕がやっていることは何?』としんどい」
また、番組では、5年前に番組が取材した「トゥレット症の当事者」のその後を取材しました。
トゥレット症とは、自分の意思に反して身体が動いてしまう「運動チック」、声や奇声を上げてしまう「音声チック」の2つの症状が1年以上続くと診断されるもの。当事者の酒井隆成さんは「トゥレット症の認知を広めたい」と、5年前に生出演したことがきっかけで、今では様々な媒体で発信を続けています。
放送後の反響について、酒井さんは「認知が浸透していったような気がする。当事者の交流会に参加する人数が増えたことに加えて、以前までは『こういうことが辛い』という話題が多かったが、今は『どうやって夢を叶える?』と未来に向けた話が増えている」と語りました。
その一方で、酒井さんは「様々な反響を覚悟して出演したが、番組の内容を面白おかしく切り抜く人もいて、しんどくて1ヶ月寝込んでしまった。でも、今は出演したことに全く後悔していない。誰かがやらないとトゥレット症の認知が進まなかったので、その“誰か”がたまたま僕だったのかな?と受け止めている」と話すと、りんたろー。さんは「番組に出てくれた人に対して、目を背けたくなるような声が向けられていると、『僕たちがやっていることはなんなんだろう?しんどいな』と思うこともある。だけど、いろんな人との縁につながったり、素敵な未来があったことを知れたりすると、僕も嬉しいと思えた」と胸をなでおろしました。
兼近さんは「悪意を乗せたイジリは、当事者からしたら嬉しくもおいしくもない。『止めて欲しい』と言えば、悪意のある人は『じゃあ出るな』と言うだろうけど、みんな何かを変えたくて出演している。自分も何かを変えたいのなら、コソコソ切り抜き動画を作るだけじゃなくて、表に出てその人と対等な席に着き、イジり合うことで人生も変わっていくと思う。何かを変えるためにはまずは動きだすことが大事と視聴者に伝えたい」と語りかけました。
本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中です。ぜひご覧ください。
(https://abema.tv/video/title/89-66)
■『ABEMA Prime』 放送概要
キャッチコピーは「みんなでしゃべるとニュースはおもしろい」。これまでの当たり前や価値観が変わる中、今の時代らしいネット言論に挑戦します。レギュラーメンバーは総勢70人。色んなバックグラウンドをもつ論客たちと多様で新しい議論をお届けします。
放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時 ※生放送
放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル
出演:
EXIT(兼近大樹、りんたろー。)
武井亜樹
ハヤカワ五味
茂木健一郎
穂川果音
平石直之
※画像をご使用の際は、【(C)AbemaTV,Inc.】のクレジット表記をお願いいたします。