食料廃棄物を使ったサステナブルなレザーのレディスシューズが、「apres(アプレ)」の2021年春夏コレクションよりスタート。
「あしながおじさん」や「サヴァサヴァ」をはじめとする大人の女性向けシューズブランドの企画生産販売を行う株式会社クロスロード(本社:東京都台東区浅草 代表者:田邉 章一郎)は、“上質なレザーを使い、よいものを長く愛用していただく靴”をコンセプトとしたmade in Japanブランド「アプレ」から、サステナブルレザー「レッザボタニカ(R)」を使用した2021年春の新作レディスシューズの予約販売を、1月6日から公式オンラインショップ(https://www.crossroad-shoes.co.jp/)にてスタートしました。
■ストーリー
約40年間、革を中心とした婦人靴の企画から販売までを手掛けてきたクロスロード。
これまでも、伝統ある浅草での靴づくりが減少し高齢化していく職人たちの技術が継承されない問題に対して、浅草に自社工場を立ち上げて若手職人の育成を始めるなど、地域・社会貢献への取り組みも意欲的に行ってきた実績があります。
SDGs(持続可能な開発目標)に向けてもいち早く取り組みたかったのですが、そこには業界ならではの壁がありました。
(1)多種多様なパーツから構成される靴
靴は少なくとも10種類以上、多くて20種類ほどのパーツからつくられています。その種類も様々で、アッパーに使われる革や生地、プラスチックでできたヒール、それを打ち込む金属でできた釘など、リサイクルしようとするとパーツを分解するだけで多大なコストと手間がかかってしまいます。
(2)トレンドの移り変わりが激しいレディスファッション
紳士靴と比較しても、ソールを交換して同じデザインを長年にわたって履くような習慣が少ない婦人靴。シーズンごとに流行が大きく変わっていき、それは靴というアイテムにおいても、ラスト(木型)の形でさえ微妙に変化していくので、業界全体で大量に生産しては廃棄するという状況が続いています。
ー素材からアプローチできないか?
そんな中、ともに東京・浅草の地で長く革を取り扱ってきた富田興業株式会社から、本来食料廃棄物となるものを活用し、植物性の成分でつくった環境負荷の少ない革「レッザボタニカ(R)」を新しく開発したとの連絡が。リサイクルなど仕組みづくりにおいては時間がかかるものの、まずは使う素材など、できるところから見直していくべきだと考え、すぐに共同開発に着手。靴業界では初めてレッザボタニカ(R)を使った「サステナブルなレザーシューズ」を完成させました。
■「apres(アプレ)」について
アプレは上質なレザーを使った、made in Japanのシューズブランド。
いつの時代もタイムレスに履けるようなデザインとストレスフリーな快適な履き心地を心がけ、よいものを長く繰り返し使っていただけるような靴づくりを目指しています。ブランドが大切にする考えと、レッザボタニカ(R)のサステナブルな取り組みが合致し、今回のコラボレーションが生まれました。
植物性独特の美しい発色や経年変化を楽しめる
レッザボタニカ(R)レザーの、植物性ならではのナチュラルでやさしく、きれいな色合いが印象的。
履けば履き込むごとに味わいが出ていき、自分だけの一足になっていきます。
長い時間をかけて、革を育てていくのも楽しめます。
清潔で快適な履き心地も実現
植物性の素材を使うことにより、天然由来の抗菌・消臭果※も備えた機能的な革です。
あたたかくなり汗ばむ時期でも靴を清潔に保ってくれ、オールシーズン履いていただける靴となっています。
※抗菌:5.7前後(2.2以上抗菌)・消臭96%以上(カケン調べ)
米のもみ殻、ぶどうの搾りかすなど、植物由来の副産物を再活用したレザーシューズ
皮革づくりの一工程である皮の鞣しや染色に、「米のもみ殻」やワイン醸造後にできる「ぶどうの搾りかす」など植物由来の副産物を再活用するベジタブルタンニンレザーでできており、使うほどに馴染んで色合いにも深みが出るのが特長です。本来食料廃棄物になってしまうものを活用してつくられた革を使うことでリサイクルにつながり、また植物由来の成分を使っていることにより革の生産過程での水質汚染も大幅にカットされています。
「アプレ×レッザボタニカ(R)」
特集ページURL:https://www.crossroad-shoes.co.jp/feature/apres_lezzabotanica/
■レッザボタニカについて
「レッザボタニカ(R)」は、大正12年創業の皮革卸問屋 富田興業株式会社が、昨夏新たに開発した同社オリジナルのサステナブルなレザーです。食の副産物である皮革と植物由来の副産物を組み合わせ再活用するサステナブルな取り組みが高く評価され、2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
皮は、腐らないようしなやかに鞣(なめ)すことで革になります。代表的な鞣し方法としては、植物タンニン鞣し、クロム鞣し、オイル鞣しなどがありますが、「レッザボタニカ(R)︎」は、皮の鞣しや染色に、植物由来の副産物を再活用する、サステナブルな革づくりを展開するプロジェクトで誕生した素材です。
同プロジェクトでは、食品加工や製造の現場で生じる搾りかす(ポマース)に注目し、植物鞣しや染色に活用できるポリフェノール、オイル、色素として抽出、再活用に成功しました。
「米のもみ殻」や「ぶどうの搾りかす」など、本来産業廃棄物になってしまうものを有効活用でき、また植物由来の皮の鞣しを行うことにより、水質汚染を減らし環境への負荷を軽減します。
「レッザボタニカ(R)」URL : https://www.tomita.co.jp/leather/lezza_botanica_vino/
【会社概要】
名称:株式会社クロスロード
設立:昭和57年7月
資本金:1000万円
代表者:田邉 章一郎
従業員:約105名(アルバイト含む) (2021年1月現在)
事業内容:婦人靴の企画生産販売及び、輸入販売
ブランド:あしながおじさん、サヴァサヴァ、アプレ、byあしながおじさん、ENあしながおじさん、ANYO
公式サイト:https://www.crossroad-shoes.co.jp/
■ストーリー
約40年間、革を中心とした婦人靴の企画から販売までを手掛けてきたクロスロード。
これまでも、伝統ある浅草での靴づくりが減少し高齢化していく職人たちの技術が継承されない問題に対して、浅草に自社工場を立ち上げて若手職人の育成を始めるなど、地域・社会貢献への取り組みも意欲的に行ってきた実績があります。
SDGs(持続可能な開発目標)に向けてもいち早く取り組みたかったのですが、そこには業界ならではの壁がありました。
(1)多種多様なパーツから構成される靴
靴は少なくとも10種類以上、多くて20種類ほどのパーツからつくられています。その種類も様々で、アッパーに使われる革や生地、プラスチックでできたヒール、それを打ち込む金属でできた釘など、リサイクルしようとするとパーツを分解するだけで多大なコストと手間がかかってしまいます。
(2)トレンドの移り変わりが激しいレディスファッション
紳士靴と比較しても、ソールを交換して同じデザインを長年にわたって履くような習慣が少ない婦人靴。シーズンごとに流行が大きく変わっていき、それは靴というアイテムにおいても、ラスト(木型)の形でさえ微妙に変化していくので、業界全体で大量に生産しては廃棄するという状況が続いています。
ー素材からアプローチできないか?
そんな中、ともに東京・浅草の地で長く革を取り扱ってきた富田興業株式会社から、本来食料廃棄物となるものを活用し、植物性の成分でつくった環境負荷の少ない革「レッザボタニカ(R)」を新しく開発したとの連絡が。リサイクルなど仕組みづくりにおいては時間がかかるものの、まずは使う素材など、できるところから見直していくべきだと考え、すぐに共同開発に着手。靴業界では初めてレッザボタニカ(R)を使った「サステナブルなレザーシューズ」を完成させました。
■「apres(アプレ)」について
アプレは上質なレザーを使った、made in Japanのシューズブランド。
いつの時代もタイムレスに履けるようなデザインとストレスフリーな快適な履き心地を心がけ、よいものを長く繰り返し使っていただけるような靴づくりを目指しています。ブランドが大切にする考えと、レッザボタニカ(R)のサステナブルな取り組みが合致し、今回のコラボレーションが生まれました。
植物性独特の美しい発色や経年変化を楽しめる
レッザボタニカ(R)レザーの、植物性ならではのナチュラルでやさしく、きれいな色合いが印象的。
履けば履き込むごとに味わいが出ていき、自分だけの一足になっていきます。
長い時間をかけて、革を育てていくのも楽しめます。
清潔で快適な履き心地も実現
植物性の素材を使うことにより、天然由来の抗菌・消臭果※も備えた機能的な革です。
あたたかくなり汗ばむ時期でも靴を清潔に保ってくれ、オールシーズン履いていただける靴となっています。
※抗菌:5.7前後(2.2以上抗菌)・消臭96%以上(カケン調べ)
米のもみ殻、ぶどうの搾りかすなど、植物由来の副産物を再活用したレザーシューズ
皮革づくりの一工程である皮の鞣しや染色に、「米のもみ殻」やワイン醸造後にできる「ぶどうの搾りかす」など植物由来の副産物を再活用するベジタブルタンニンレザーでできており、使うほどに馴染んで色合いにも深みが出るのが特長です。本来食料廃棄物になってしまうものを活用してつくられた革を使うことでリサイクルにつながり、また植物由来の成分を使っていることにより革の生産過程での水質汚染も大幅にカットされています。
「アプレ×レッザボタニカ(R)」
特集ページURL:https://www.crossroad-shoes.co.jp/feature/apres_lezzabotanica/
■レッザボタニカについて
「レッザボタニカ(R)」は、大正12年創業の皮革卸問屋 富田興業株式会社が、昨夏新たに開発した同社オリジナルのサステナブルなレザーです。食の副産物である皮革と植物由来の副産物を組み合わせ再活用するサステナブルな取り組みが高く評価され、2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
皮は、腐らないようしなやかに鞣(なめ)すことで革になります。代表的な鞣し方法としては、植物タンニン鞣し、クロム鞣し、オイル鞣しなどがありますが、「レッザボタニカ(R)︎」は、皮の鞣しや染色に、植物由来の副産物を再活用する、サステナブルな革づくりを展開するプロジェクトで誕生した素材です。
同プロジェクトでは、食品加工や製造の現場で生じる搾りかす(ポマース)に注目し、植物鞣しや染色に活用できるポリフェノール、オイル、色素として抽出、再活用に成功しました。
「米のもみ殻」や「ぶどうの搾りかす」など、本来産業廃棄物になってしまうものを有効活用でき、また植物由来の皮の鞣しを行うことにより、水質汚染を減らし環境への負荷を軽減します。
「レッザボタニカ(R)」URL : https://www.tomita.co.jp/leather/lezza_botanica_vino/
【会社概要】
名称:株式会社クロスロード
設立:昭和57年7月
資本金:1000万円
代表者:田邉 章一郎
従業員:約105名(アルバイト含む) (2021年1月現在)
事業内容:婦人靴の企画生産販売及び、輸入販売
ブランド:あしながおじさん、サヴァサヴァ、アプレ、byあしながおじさん、ENあしながおじさん、ANYO
公式サイト:https://www.crossroad-shoes.co.jp/