【九州筑豊ラーメン山小屋】新業態”鶏白湯専門店” インドネシアで店舗拡大2店舗オープン

インドネシア共和国にてハラールを視野に”鶏白湯専門店”を2店舗初出店


オープンセレモニーを開催(山小屋 モールアンバルクジョグジャカルタ店)中左:当社小川社長、中右:LEGACY GROUP代表 エドウィン氏
『九州筑豊ラーメングループ』の運営や食材の卸売りをおこなうワイエスフード株式会社(本社:福岡県田川郡香春町 代表取締役社長:小川 光久 以下、当社)とライセンス契約を締結しておりますインドネシア現地企業であるTOPTEN GROUP(トップテングループ)のグループ会社 LEGACY GROUP((レガシーグループ)代表:EDWIN WIRJADI(エドウィン ウィルジャディ))が、インドネシア共和国にて新業態となる”鶏白湯専門店”を2024年3月18日、同年3月26日に『九州筑豊ラーメン山小屋』ブランドとして新規2店舗をオープンしました。
【目的】
海外では”ラーメン”が今や日本食の代表とも言える”寿司”を超えるほどの人気ジャンルとなっており、米国ではラーメンの市場規模が50億ドル、毎年約20%も伸びていると言われている市場にまで成長しています。
その中で、”鶏白湯”は豚が食べられない方を中心に海外で注目を集め、ラーメンの海外進出にも大きな影響を与えています。
特にインドネシア共和国は、人口約2.7億人のうち、イスラム教徒が約78%を占めているため、イスラム教徒の方にも豚骨ならぬ、鶏白湯で美味しく、安心して召し上がって頂けるラーメンを提供したいという現地オーナーの思いに賛同し、イスラム圏市場をターゲットとして取り込む事を前提に、当社にて豚肉およびラードを使用しない鶏白湯ラーメンを開発し、さらにアルコール類の取扱いをしない店舗として”鶏白湯専門店”の新業態店舗を初出店しました。
【状況】
現在、豚骨ラーメンで同国内に4店舗展開されている既存店と比べ、イスラム教徒の方や女性客が多い傾向で、通常のラーメン(110g)より麺の量を80gと少なくすることで、女性のお客様を意識した食べやすい商品も取り揃えています。
売上実績としては、豚骨ラーメンを販売している既存店では日本円で平日約15万円、週末で約25万円ですが、現在、断食(ラマダン)の期間中(3月12日~4月12日の期間中の午前4時~午後6時までは断食)にもかかわらず、平日で約20万円、週末で約24万円と好調に推移しています。
【今後の展望】
今後も豚骨ラーメンを食すことのできない方や健康を意識した女性など、より多くの方にに”ラーメン”というコンテンツを通して「日本の食文化」に触れ、その素晴らしさを味わっていただきたいと思っており、年内に同国内で”ハラール認証”を取得した”鶏白湯専門店”を新たに2店舗展開する予定としており、さらに現在”豚骨ラーメン”を提供している既存店4店舗中、3店舗を”ハラール認証”店舗に切り替えるよう計画しています。
また、この度の”鶏白湯専門店”の出店を機に、同国内の既存店オーナーであるTOPTENが、飲食事業に特化した新たなグループ会社「LEGACY GROUP(レガシーグループ)」を今年1月に創設し、同ブランドの店舗展開を加速させ、将来的には同オーナーによるFC展開も視野に入れ、イスラム圏市場のさらなる開拓を目指します。

飲食事業に特化した「LEGACY GROUP(レガシーグループ)」社屋イメージ ※今年5月に完成予定 
【商品の特長】
当店では鶏白湯の特長である”もみじ”と言われる鶏足をふんだんに使用し、長時間丁寧に煮込むことにより、鶏のコラーゲン等が溶け出して綺麗な乳白色でトロミがある鶏の旨みが出る事に加え、数種類の野菜を入れて炊くことで、鶏の臭みなどが取れた上質な鶏白湯が完成しました。
また鶏チャーシューについても、当社より輸出している秘伝のこだわりのタレで、じっくりと時間をかけて炊く事で、ラーメンに入れた時にスープに醤油が染み込んだ鶏チャーシューの旨味が溶け込み、口に含んだ瞬間にまろやかな旨味が広がり、深いコクがいつまでも口の中に余韻として残る自慢のラーメンです。

イチオシ商品:山小屋ラーメン(チキンコラーゲン) Rp.73,000(日本円:704円)
【店舗情報】
出店国:インドネシア共和国
店舗名:九州筑豊ラーメン山小屋 Pakuwon Mall Jogja(パクウォンモール ジョグジャカルタ)店
所在地:Jl. Ring Road Utara, Kaliwaru, Condongcatur, Kec. Depok, Kabupaten Sleman, Daerah Istimewa Yogyakarta 55281 インドネシア
オープン日:2024年3月18日(月)
営業時間:10:00~22:00
座席数:72席

【山小屋 パクウォンモール ジョグジャカルタ店】

【山小屋 パクウォンモール ジョグジャカルタ店】 和柄をモチーフに寛げる空間を演出しています
店舗名:九州筑豊ラーメン山小屋 Mall Ambarukmo Jogja(モールアンバルクジョグジャカルタ)店
所在地:Jl. Laksda Adisucipto No.80, Ambarukmo, Caturtunggal, Kec. Depok, Kabupaten Sleman, Daerah Istimewa Yogyakarta 55281 インドネシア
オープン日:2024年3月26日(火)
営業時間:10:00~22:00
座席数:78席

【山小屋 モールアンバルクジョグジャカルタ店】

【店内】山小屋 モールアンバルクジョグジャカルタ店  ゆったりとした空間でお食事を楽しんでいただけます 
<オープンセレモニーを開催>
3月26日オープン当日は、TOPTENが日頃お世話になっている方々およそ80名を招待し、当社社長も同席のうえオープンセレモニーを開催しました。
現地の方々もスープまで飲み干す人も多く、山小屋ラーメンの味はインドネシアでも大変好評いただいております。

オープンセレモニーで握手をかわす両社代表(中左:当社小川社長、中右:LEGACY GROUP エドウィン代表)

インドネシアでお祝い事に欠かせない伝統食「ナシ・トゥンペン」をお皿に盛るエドウィン代表
エドウィン代表より「ナシ・トゥンペン」を当社小川社長に振る舞っていただきました

セレモニーに招待されたお客様に多数ご出席いただき、お食事を楽しんでいただきました
こだわりの麺は自家製麺として店舗で製造し、お客様に振る舞っています。

日本より指導員を派遣し、接客・調理まで日本のおもてなしを細かく指導
現地スタッフともコミュニケーションをよく取り、最高のパフォーマンスができるよう努めています
~ 丼などの食器類にも日本食を思わせる演出が ~
店舗の内外装などだけでなく、ラーメン丼やライス用の器などスープまで飲み干し完食すると、「お疲れ様です!」と日本語で書かれた笑顔の従業員をイメージしたイラストが現れるもの、国内にはないオリジナルのデザインで、日本の食文化を意識した演出のひとつです。

日本食を思わせるような食器のデザインのこだわりは、海外ならではの演出のひとつです
【鶏白湯ラーメンとは】
鶏白湯はラーメンのジャンルとして醤油、塩、味噌、とんこつに続く、第5のスープと言われ、2005年頃より人気が出てきました。豚骨のような特有な臭みが出にくく、マイルドなスープが多いため食べ手を選ばないと言われています。
またスープは豚骨ラーメンのように白濁したスープで、水炊きをヒントに開発されたと言われています。
【九州筑豊ラーメンとは】
― 昭和45年創業 ―
トラック運転手だった創業者が自分が納得のいく味のラーメンを作りたいと一大決心し、1970年に福岡県田川郡香春町で「ラーメンセンター山小屋」として創業。
独自の製法でスープを骨から炊き出し、味の要となる秘伝の”かえし”を開発。以来50余年、九州を中心に国内では72店舗を展開している田川のソウルフード。

建設中の「山小屋創業店」(福岡県・田川郡香春町)

九州筑豊ラーメン山小屋(店舗外観イメージ)