開館30周年記念・秋季特別展「大村雪乃 シールアートの世界 “BEAUTIFUL LIGHTS”」を開催します。

姫路市書写の里・美術工芸館では、令和6年10月26日(土曜日)から12月24日(火曜日)まで開館30周年記念・秋季特別展「大村雪乃 シールアートの世界 “BEAUTIFULLIGHTS”」を開催します

開催日時
令和6年10月26日(土曜日)から12月24日(火曜日)まで
開館時間 午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
開催場所
姫路市書写の里・美術工芸館
展覧会の概要
きらめく都市の夜景を丸シールにより点描する注目の若手現代美術家・大村雪乃の作品が姫路へ―。
「光」として捉えられた丸シール。それらは本来の文房具としての役割を超越しユニークなアート作品を生み出すツールとなり、私たちに美しい夜景を、その一つ一つの灯りにある物語を想像させ届けてくれます。作品を鑑賞する位置により生まれる現実と、まるで写真であるかのような「リアルな虚構」に私たちは夢中となり、作品へ近づいたり遠ざかったり―この没入感こそが大村雪乃の魔法、「シールアート」の世界です。
本展では代表的な夜景作品のほか、全国の街の景色、自然風景、花などの近作・新作を含めた作品約70点を紹介。会期中には当館の風景をテーマに、参加者が一緒につくり上げる大型作品も展示します。
また現在、最新作として、姫路城のシールアートを制作中。当館展覧会にて披露予定。
主な出品作品
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「東京ホタル」 縦130×横97センチメートル 2018年発表2012年に隅田川で行われたイベント「東京ホタル」。隅田川にホタルに見立てた青色LEDを放流し、東京スカイツリーを全点灯させた。その光景を切り取った作品。水面にたゆたう青の光の揺らぎを表現。






「BlueTokyo」 縦112×横162センチメートル 2023年発表カッティングシートを初めて使用した作品。文房具の丸シールで作成していたが、耐久性や表現の幅に制約があり、自分でシールを作ろうと考え、カッティングマシーンを導入。色幅が200色となり、サイズも自由にできるように。結果、この作品では青系だけで10色程度使用。



「forNotre-Dame」 縦100×横65センチメートル 2019年発表2019年4月15日夜(現地時間)、大規模火災により尖塔などを焼失したノートルダム大聖堂。大村は2018年フランスで個展を行った際、この大聖堂を訪れている。その時に感じた温かみのある荘厳さ、感謝と哀悼の意を込め、ステンドグラスをモチーフとして連作を制作。その内、代表的な薔薇窓をテーマにした作品。




会期中の関連イベント
展示解説会
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ワークショップ「丸シールアートを体験してみよう!」
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