me and youが性にまつわるPodcast「わたしたちのスリープオーバー」をスタート

株式会社ミーアンドユー(所在地:東京都港区 代表取締役:竹中万季、https://meandyou.co.jp)は、2021年7月2日にコーポレートサイトをオープンいたしました。最初のプロジェクトとして、性にまつわることを話しはじめるためのPodcast番組「わたしたちのスリープオーバー」をスタートします。


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個人と個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げる拠点

me and youの竹中万季と野村由芽は、株式会社cinraにて自らの課題感から新規事業として「自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ She is」を2017年に立ち上げ、個人と個人の対話の重要性について考えを深めてきました。

新しく立ち上げた会社me and youでは、他者や自分自身を尊重する仲間と手をとり合い、関わる人々との対話を重んじながら、個人と社会の結びつきをひとりひとりが安心できる形にときほぐし、ゆるやかに結び直すためのプロジェクトを生み出していきます。個人の小さな声や温度を大切にしたまま、社会に存在する課題に向き合うこと。ものごとの「あわい」や「振幅」に目を配り、一つの選択肢で塗りつぶさないこと。心強い仲間とのつながりと、当たり前とされているものを問い直す編集視点を軸に、学びを心がけ変化を受け入れながら活動していきます。

コンセプトメッセージ

個人と個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げる

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me and youは、個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げていくための活動をおこなう拠点です。日々の心の動きや問いや違和感を肯定し、ちいさくても自分の温度や速度のまま語りはじめ、その声を聞きはじめてみる。それによって、ひとりひとりの異なる生き方や状況が確かに存在すること、わたしとあなたの意外なつながりと共通点、世界を構築している仕組みに気づき、思考し、行動する一歩につながるのではないかと思います。

10年前の自分の日記をめくってみたら、いまとは別人のような自分の忘れていた感情に出会うかもしれない。すこしそりが合わなくて困っているあの人は、じつは今朝まったく同じ材料をつかってスープをつくっていたかもしれない。海の向こうに暮らす見知らぬ人ーーわたしと同じようにシロツメクサを摘んだことのある未知のあなたは、無事に迎えられるかわからない不安な朝をひとりで待っているかもしれない。

人を容易くひとくくりにしてあり方を決めつけ、時に息苦しさをうむ既存の枠組みで判断する前に。わたしやあなた自身が持つ、曖昧で豊かな感情や言葉、あるいは迷いの過程を受け入れ、時間をかけて、丹念に向き合いたい。その人の背景と歴史やとりまく状況、人と人との関係を成り立たせている複数の事象に目を向けることで、見えてくるものがあると信じたい。世界の仕組みや構造の問題を学びながら、個人と社会の結びつきをひとつずつ安心できるかたちにときほぐし、そして結び直したいと考えています。

確かにここにいるわたしとあなた、遠くのわたしとあなた、それらのひとりひとりと手をとり合いながら共に。

<わたしたちができること>
企画・プロデュース/編集/コミュニケーションプランニング/webディレクション/メディアの企画・開発・運営/冊子の企画・編集/イベントの企画・開発・運営/コンセプト開発/コピーライティング/司会/寄稿/本・音楽・映画などの作品やプロダクトのキュレーション/ etc

<積極的に取り組んでいきたい領域>
・性自認が女性であることで抱えてきた違和感や気づきをもとに、女性というジェンダーで生きるうえでの課題に取り組み、ひとりひとりを肯定すること
・あらゆるジェンダーアイデンティティやセクシュアリティの人々の声を聞き、寄り添いながら、社会に存在している課題に取り組み、ひとりひとりを肯定すること
・生活する個人の生きづらさや苦しみ、尊厳に寄り添うこと
・インディペンデントな意思を持つひとりひとりのクリエイションを大切にした仕事
・個人の考えはすべて異なるという前提のもと、親和性のある考えやアイデアを持つ、遠くや近くの人々をつなぐこと
・出会いのきっかけをつくること
・生きていくうえでの選択肢を広げるお手伝いをすること
・ひとりひとりの声を尊重した対話の場を生み出すこと


小池アイ子、小澤身和子、永峰拓也などと制作したコーポレートサイトがオープン

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ロゴデザインとWebデザイン、ビジュアルはデザイナーの小池アイ子さんによるもの。また、英訳は『彼女の体とその他の断片』『これからのヴァギナの話をしよう』『クイーンズ・ギャンビット』などの翻訳も行う小澤身和子さんによるものです。

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また、ポートレートやイメージ写真の撮影は写真家の永峰拓也さん、セノグラフィー(美術)はNEWSEEが担当しました。

このWebサイトでは今後の活動を発信していくほか、隔週金曜日にお届けしているニュースレター「me and youのmessage in a bottle」にもご登録していただけます。また、あわせてSNS(Twitter・Instagram)も開設しております。

https://meandyou.co.jp/
https://twitter.com/meandyou_inc/
https://instagram.com/meandyou_inc/

代表取締役・取締役 略歴

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竹中万季 maki takenaka
1988年生まれ。編集者/プロデューサー。広告会社に勤めたのち、2015年CINRA入社。企業や行政とのメディアやイベントの立ち上げなどさまざまな案件に携わり、施策全体のプロデュース、企画、ディレクション、編集など幅広く担当。 2017年に同僚の野村由芽と共に、ひとりひとりの声を肯定する場所「自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ“She is”」を立ち上げ、ブランドリーダーを務める。 2021年4月にCINRAを退職し、同月、野村由芽と共に株式会社ミーアンドユー(me and you, inc.)を立ち上げ、代表取締役に就任。 個人と個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げる活動を行なっていく。 主な仕事領域はプロデュース、ディレクション、企画、編集。社会に存在する課題を見据えながらも、個人の小さな声を大切にしながら、 それぞれの人の温度や思いを伝えていく仕事を心がけている。


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野村由芽 yume nomura
1986年生まれ。編集者/文章を書く。広告会社に勤めたのち、2012年CINRA入社。 カルチャーメディアCINRA.NETの編集、企画、営業を行い、アジアのクリエイティブシティガイドHereNowの東京キュレーターを担う。 さまざまな企業のオウンドメディアの立ち上げにも携わり、コンセプトやストーリー立案、コピーライティングを主に担当。 2017年に同僚の竹中万季と共に、ひとりひとりの声を肯定する場所「自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ”She is”」を立ち上げ、編集長を務める。 2021年4月にCINRAを退職し、同月、竹中万季と共に株式会社ミーアンドユー(me and you, inc.)を立ち上げ、取締役に就任。 個人と個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げる活動を行なっていく。 主な仕事領域はインタビュー、コラム・エッセイ執筆、コピーライティング、司会。 遠くと近くを行き来しながら、相手の言葉に耳を傾け、対話をしながらひとときその人の風景に潜ったり、一緒につくっていくような編集視点を心がけている。


「性にまつわることをいつもの自分の温度で話しはじめてみる」。podcast番組『わたしたちのスリープオーバー』がスタート

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me and youのプロジェクト第一弾として、J-WAVE(81.3FM)のインターネットオーディオ事業を担うJAVEによるデジタル音声コンテンツ配信サービスSPINEARで「性にまつわることをいつもの自分の温度で話しはじめてみる」をテーマにしたpodcast番組『わたしたちのスリープオーバー』がスタート。自分や相手のからだ、セックス、性差別、ひとりひとり異なるセクシュアリティ、ジェンダーアイデンティティ、してもしなくてもいい恋愛などについて、おおよそ月ごとに1つテーマを設定し、普段から個人的な違和感や疑問を抱いているゲストや専門家を招いて、「対話」と「学び」を軸に構成された番組です。

誰と生きるか、どこで暮らすか、どうやって働くか、それらは人間が生きていく上での根本的な問いですが、20~30代を迎えると、さらに結婚や子どもをもつことの有無といった「ライフステージ」の選択(そこには制度上の問題で「選択できない」ことも含みます)を多かれ少なかれ迫られることになります。『わたしたちのスリープオーバー』では、その点において人生が大きく変化する状況にある20~30代の方々に届けることをもっとも意識しながら、個人の生き方が無数に存在するように、性にまつわる考え方も人の数だけあり、その考えのひとつひとつを尊重することを前提に番組を制作しています。

企画・制作を担当したme and youと、J-WAVE担当者さまが一緒に話をするなかで、「このジェンダーはこう生きるのが当たり前」といった社会からの決めつけと自らの思い込みに違和感を覚えながらも、性のトピックに関して自分自身の言葉で意見を持ち、内なる声や社会と向き合う機会がこれまでそう多くはなかった実感を出発点に、この番組は出発しています。多様な声に耳を傾けることによる「まずは話しはじめてみる」という雰囲気づくりと、正しい知識を学び、そこから自分にしっくりくる言葉に出会うための「専門家・有識者による学び」の両軸で企画をつくっていきました。

番組名には「お泊まり会」の意味を持つ「スリープオーバー」という言葉を用い、オープニングナレーションの朗読は音楽家の青葉市子さんに、メインビジュアル制作はコラージュアーティストのDAY・DREAMさんに担当いただきました。自分のなかに眠っていた思考や感情を大切な人に語りはじめることができるように、安心できる場所の雰囲気が伝わっていくことをめざしています。

詳しくはSPINEARのWebサイトや公式Instagramをご覧ください。
SPINEAR:https://spinear.com/shows/our-sleepover
公式instagram:https://www.instagram.com/our_sleepover/

『わたしたちのスリープオーバー』コンセプトメッセージ

性にまつわることを、いつもの自分の温度で話してみませんか?
わからない部分がたくさんある自分と誰かのからだ。相手との距離に悩むセックス。
わたしがいけないのかもしれないなと気持ちを押し込めてしまっていた性差別。
人によって異なる、セクシュアリティやジェンダーアイデンティティ。
してもいいししなくてもいい恋愛の、喜びと苦しみといつだって未知であることについて。

「常識」だとされていることがよくわからなかったり、
もやもやしたり、傷ついたり、傷つけたりして、
経験や感情に正解はないはずなのに、しっくりくる言葉が見つからない。
社会の“こうあるべき”と自分自身の“思い込み”の両方が
わたしがわたしでいることをどこか阻んできた。

自分の内側に存在する違和感や疑問や不思議を、
飾らず、柔らかいまま、大切な人にまず打ち明けてみる。
正しい知識を学んで、言葉と勇気を身につける。
感情や経験に自分の言葉で向き合えたとき、
とまっていた時間は動き出し、選べる扉がきっと増えていく。

「こんなこと、きっととるにたらないから」と
性にまつわることをたったひとりで悩み、考えたことのある、今を生き抜いている人たちへ。
ここは、気負わないで話すことができるお泊まり会。
あのいつまでも終わらないおしゃべりの時間が
そのあと続く日々を心強く支えたみたいに、
個人的な話の交換こそがわたしたちを救うのだ。
わたしとあなたで、おしゃべりを。

株式会社ミーアンドユー 会社概要

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社名:株式会社ミーアンドユー(me and you, inc.)
設立:2021年4月5日
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山2-15-5 FARO青山1階
url:https://meandyou.co.jp
mail:hello@meandyou.co.jp
事業内容:企画・プロデュース、編集、メディアの運営ほか
役員:代表取締役 竹中万季(たけなかまき)、取締役 野村由芽(のむらゆめ)

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(ハート)️本件に関するお問い合わせ先
株式会社ミーアンドユー 竹中万季、野村由芽 hello@meandyou.co.jp