お肌同様、ヘアもしっかり紫外線ケアを♡ 夏の髪の毛の紫外線対策

暑い夏の季節はお肌同様、髪の毛もダメージを受けやすいシーズン。ほおっておくと、秋の抜け毛やパサつきに繋がってしまう危険も! 今回は今のうちから始めるべきヘアケアについてご紹介します♡

目次

紫外線によって髪や頭皮が受けるダメージって?


(C)LAURIER RPESS
(C)LAURIER RPESS

全身の中で一番太陽に近い髪や頭皮は、顔の二倍以上もの紫外線を浴びていると言われています。髪の毛に紫外線が当たると、キューティクルが破壊され、髪内部の潤いが流出することでパサパサの毛になってしまうんだとか。また、キューティクルがはがれることによって髪のツヤが失われるので、老けて見えるなんてことも。

頭皮に紫外線が当たると、コラーゲン繊維が破壊され、頭皮の弾力がなくなってしまうそう。弾力がなくなって頭皮が硬くなってしまうと、血行が悪くなり、薄毛や抜け毛の原因になることも。また、あまりに強い紫外線に当たって頭皮が皮むけすると、フケのようになってしまって、見た目に清潔感がなくなってしまいます。

毛髪診断士として紫外線から髪や頭皮を守る方法をご紹介するので、しっかりケアして美髪を目指しましょう♡

髪&頭皮の紫外線対策



1. 夏の朝シャンは要注意


寝ている間に汗をかき、頭皮のベタつきが気になる……と、朝シャンをする方も多いのではないでしょうか? しかし、シャンプーを使うと本来頭皮を守ってくれるはずの皮脂膜を洗い流してしまうので、頭皮がむき出しになってしまうよう。そうすると、紫外線にもろに当たってしまいます。

そのため、朝シャンをする場合はシャンプーを使わずに、お湯だけでしっかり流すようにしましょう。お湯だけでも汚れは落ちますよ!

2. 日傘や帽子を活用しよう


スプレータイプの日焼け止めもありますが、ムラができてしまうので、潔く日傘や帽子で紫外線をブロックするのがおすすめです。黒い素材のものは紫外線を吸収してくれるので、なるべく黒を選ぶようにしてくださいね!

こんなアイテムがおすすめ







また、物理的に紫外線に当たる範囲を狭くする方法は、ヘアアレンジをして髪をまとめてしまう方法です。これなら紫外線が当たる範囲も少なくなりますし、髪の毛が体に触れるうっとうしさもなくなるので一石二鳥ですよ!

日焼けやカラーで傷んだ髪のケア方法


いくら対策をしても、夏は大量の紫外線が降り注いでいます。そのため、ダメージを受けてからではなく、日頃からトリートメントでしっかりケアすることが大切です。



トリートメントを選ぶときのポイントは?


“アミノ酸”や“ケラチン”が含まれている補修効果の高いものがおすすめです。
どうしてもダメージがひどくて髪の毛がギシギシするときは、シリコンの入ったトリートメントを使うのも1つの手。頭皮にベッタリとつけないよう、髪の中間から毛先になじませてよく洗い流せば、シリコンで髪の毛がコーティングされ、キューティクルが剥がれるなど髪状態の悪化を防いでくれます。

おすすめのトリートメント




また、夏は暑くてドライヤーでしっかり乾かすことをさぼりがちですが、髪の毛が濡れたままだとダメージを受けやすいので、必ず乾かしてから寝るようにしましょう。ただし、ドライヤーやアイロン、コテの前に洗い流さないトリートメントを付けることを忘れないように! 外出前にヘアオイルをつければ、紫外線予防効果もあるのでおすすめですよ!

秋にごっそり毛が抜けたり、乾燥したパサパサ髪にならないように、体だけでなく髪もしっかり紫外線対策をして、美髪を目指しましょう♡
(濱田文恵)

この記事を書いたライター

濱田文恵
(一社)日本セルフ美容協会代表理事。医薬品登録販売者 / 毛髪診断士 / 国際中医薬膳師。 自身のルーツである中医学をベースに東洋と西洋を組み合わせた「美養法」を提唱。インナービューティーやコスメにまつわる美容系の資格を多数持つ美の探究者。

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