最終決戦!セクハラ上司に立ち向かう術とは?【LINE事件簿 #78/定時後の恐怖10】

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LINE事件簿
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恋愛・職場・家族間トラブルまで、日常で起きる事件の発端になりうる“LINE”。そんなLINE事件簿のエピソードを、LINE探偵が紹介します。
どうも、LINE探偵です。

僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。

LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか

そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「定時後の恐怖」をみなさんにご紹介します。

「定時後の恐怖」その10


ストーカー化した上司の雄大さん(仮名・38歳)と2人で出張(泊まり)へ行くことになった沙織さん(仮名・23歳)。

仕事が終わりホテルの部屋へ戻ると、雄大さんから飲みの誘いLINEが届きました。

そして、なんと部屋の扉をノックする音が!沙織さん、大ピンチですっ!

怖くなった沙織さんは、相談していた先輩の友希さん(仮名・30歳)にLINEしました。



言われるままに声がけをし、しばらく「帰って」「開けて」という押し問答が続きました。

すると扉越しに雄大さんが他の誰かと話す声がして……、じきに静かになりました。

窓から「コン、コン」とノックする音がしたので覗くと、そこには友希さんが立っていました。

出張のことを聞いた友希さんは有休を使い、駆けつけてくれていたのです。

そして、さらに驚愕の事実がっ!


実は雄大さん、以前にもセクハラやストーカー疑惑があり、その時は友希さんの同期が退職する事態になっていました。

「今度、何かあったら絶対に証拠をつかんでやる!」と様子を伺っていたのです。

結局、友希さんが駆けつけて撮影した「扉越しに話している雄大さんの動画」と、沙織さんがスクリーンショットで保存していた「雄大さんからのLINE画像」が証拠となり、雄大さんは左遷となりました。

「2人だけにならないこと。あおるようなことは言わないこと。それから……、スクリーンショットでLINE画面を保存すること」

これが、友希さんからのアドバイスでした。

「就業中はあんなに紳士的で、素敵な上司だと思ったのに……」

そう話す沙織さんの顔は、今でも信じられないと固まっていました。

良い面、悪い面、いろんな顔を持つのが人間ですが、あまり極端なのも困りものですね。僕も気をつけます。

次回のLINE事件簿もお楽しみに。

(LINE探偵)

※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています

この記事を書いたライター

LINE探偵
30代既婚者。これまでに100人以上のLINEに関する相談を受けたことがある。その内容は、恋愛/家族/セクハラ/浮気などさまざま。 今日も次々と僕の元へ寄せられるLINEのトーク履歴をみんなでチェックして行こう!

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