ポイントは3つだけ!美肌研究家が実践する「うっかり日焼け」ケア
紫外線対策をしていたはずなのに焼けてしまっていた……という経験、あるのではないでしょうか。実は美肌研究家である杉本由美さんも、うっかり日焼けにより肌が真っ赤になった経験があるんだとか。焼けてしまったとき何より大切なのはアフターケアなのだそう。
そこで今回はそんな杉本さんに、日に焼けた後にやっておきたいスペシャルケアを教えていただきました。
1:炎症を抑えるためには「冷やす」
日に当たり過ぎると、肌が熱をもってしまいがち。ひどい場合だと肌が赤く炎症を起こしてしまうこともあります。ダメージを受けてしまってすぐの肌に、美白ケアなどをしてしまうと、かえって刺激を与えてしまうことに。まずは炎症を抑えることを最優先させた方がよいでしょう。
肌を清潔にしたら、冷やしたタオルなどをあてます。日焼けした肌は熱をもっているので、タオルが温くなったら冷えたタオルに替えて、肌を冷やしましょう。またタオルは清潔なものを使用するようにしてください。
2:化粧水でたっぷり保水する
日焼けをした肌は、ひどく乾燥している状態です。肌は乾燥しているとバリア機能が低下し、少しの刺激でも敏感に反応しやすくなってしまいます。また、ターンオーバーの乱れにもつながりますので、失ってしまった水分を補うことはとても大切です。
化粧水で肌にたっぷり保水をしていきましょう。このとき気をつけたいのは、美容成分が過剰に含まれているアイテムは避けること。保湿オンリーのシンプルなタイプをセレクトするのがおすすめです。日焼けにより乾燥した肌はとても敏感なため、美白成分や美容成分に反応してしまう可能性もあるので十分に注意しましょう。
3:炎症が落ち着いたら美白ケア開始
肌を冷やし、失われた水分補給がしっかりできてから、美白ケアを開始していきます。日焼けした皮膚が火照っていたり、赤みが引いていなかったりする場合は、美白ケアに移行するのは止めましょう。
普段使いしていたスキンケアアイテムから美白用のアイテムにシフト、またはいつものスキンケアに美白アイテムをプラスするなどでもOK。ビタミンC誘導体など、美白有効成分が配合されているものをセレクトしてみてください。
美白ケアなどのスペシャルケアは夜に集中して行うイメージをもたれがちですが、近年では日中の美白ケアが有効という見方も出てきています。メイクをしながら美白ケアができるアイテムなども販売されているので、そうしたものを活用してみるのもおすすめですよ!
レジャー日焼けはもちろんですが、最近の日差しは強く、紫外線量も増加しています。そのため、気をつけて紫外線対策をしていたつもりでも、うっかり日焼けをしてしまうこともあるはず。日焼けをなかったことにするためには、アフターケアがとても重要な役割を担っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【画像】foly、Ushico、ふじよ / PIXTA(ピクスタ)