シャンプーをすぐ洗い流すのは逆効果!? 髪がパサつく「やりがちNGヘアケア」まとめ
紫外線や冷房などで、夏のパサつき髪が気になりだす時期。さらなるダメージ要因が重なると、髪のパサパサから抜け出せないかも。
そこで今回は、パサつきケアに逆効果なやりがちヘアケアをご紹介します。
シチュエーション別のヘアケア方法を参考に、髪のパサつきをケアしていきましょう!
1:入浴前×ブラッシングで絡まりオフしていない
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ヘアスタイリングを行う際にほとんどの方がスタイリング剤をつけていると思います。
しかし、スタイリング剤がついている髪をそのままシャンプーしてしまうと、毛の絡まりの原因になりシャンプーを効率的に行うことが難しくなってしまいます。
入浴前は必ず髪をブラッシングして、ある程度髪の絡まりがない状態にしてからシャンプーをするようにしてください。ヘアアレンジをしている方も巻き髪や、逆毛などはここで同じくブラッシングをして絡まりをとるようにしてくださいね。
2:シャンプー中×泡立てたらすぐ流している
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頭皮の汚れを取るだけがシャンプーの役割ではありません! 近ごろのシャンプーには美容成分がたっぷりと配合されています。
泡のほうが髪の毛の内部への浸透力は高いもの。泡立ててすぐに流すのではなく、頭皮をマッサージするようにシャンプーをして、髪の毛についたふわふわな泡は、髪の毛に揉み込むようになじませていきましょう。
その後ゆっくりと毛先から流していくと、より美容成分の浸透が期待でき、なめらかな質感に仕上がります。
3:トリートメント中×毛先まで手櫛をしていない
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髪は本来、12~15%ほど水分を含んでいる状態が“健康な髪”といわれています。その水分が髪の中から抜け出てしまうことにより、髪が乾燥してしまうのです。
その髪の乾燥を防ぐために大切なのが、髪のキューティクルを整えること! そこで、お風呂タイムが重要なポイント。
全体にトリートメントをつけて、一度流したあとに、もう一度毛先にのみトリートメントをつけます。トリートメントをつけたら、キューティクルを逆撫でしないように根元から毛先にかけて手櫛で優しく梳かして馴染ませます。
流すときも手櫛を通しながら流すのがおすすめです。
4:トリートメント後×流しが軽くて毛穴が詰まっている
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髪が乾燥しているとトリートメントを髪の毛に塗布して放置し、しっかりケアをする方は多いと思います。
トリートメントをするのはとても良いことなのですが、トリートメントはしっかり流せていますか? トリートメント成分が髪に残っている方が良いと思って、トリートメントの流しが軽めの方が多くいらっしゃいます。
しっかり流さないと毛穴に詰まることもあり、頭皮が荒れる原因にもなりやすいです! 髪の毛の手触りも逆に悪くなりますのでトリートメントはしっかり流すことを意識してください。
5:ドライヤー前×洗い流さないトリートメントを使っていない
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普段髪を乾かす前に“洗い流さないトリートメント”は使っていますか?
洗い流さないトリートメントを使うと「重くなる」「ぺったりする」と言って何も使わない人が多いですが、洗い流さないトリートメントを使わずに髪を乾かすとドライヤーの熱を直接受けるので乾燥しやすくなったり、ダメージを受けやすくなったりすることも……。
洗い流さないトリートメントには大きく分けて、オイルタイプとクリームタイプの2種類があります。
どちらも軽いタイプから重たいタイプまであるので、自分の髪質にあわせたトリートメントを選ぶことで、重たくなったりべったりしたりすることを避けられるはずですよ。
6:ドライヤー中×冷風の仕上げをスキップしている
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ヘアスタイリングの大敵・湿気ですが、シャンプーのタイミングを変える以外にも、パサつきを防ぐ方法があります。実は毎日のドライヤーで最後の仕上げを“冷風”にすれば、湿気対策ができるんです。
パサつきを防ぐドライヤーの方法はこの通り。
(1)しっかりタオルドライした髪の中間から毛先までアウトバスオイルをなじませる。
(2)根元からしっかり乾かしていく。
(3)中間~毛先の部分を、上から下に風が向くようにキューティクルを寝かしながら乾かしていく。
(4)しっかり乾いた状態になってから冷風ドライヤーをあて、髪の毛が柔らかく感じるまで冷ます。
この手順をしっかり守ると、多少の湿気には負けない髪の毛の状態になるはずです。
シチュエーション別に髪のパサつきケアをご紹介しました。ぜひこの記事を参考に、あなたの髪質に合ったケアを見つけてみてくださいね。