汗だらだらでメイクが…!この夏、最低限持ち歩くべきアイテムとお直しテクニック
本格的な夏が到来! 少し外に出るだけで、汗でメイクもドロドロに……。この時期のメイク崩れに悩む方は多いでしょう。汗でメイクが崩れるのは防げないとしても、崩れた後にきれいに時短で直せたらいいですよね。
今回は、メイクアップアーティストの小笠原彩さんに、実際に持ち歩いているメイク直しの必需品と、お直しのコツを教えていただきました。
メイク直しの必需品!これだけはポーチに忍ばせて
まずメイク直しに必要なアイテムをご紹介します。お直しのアイテムは持てば持つほどよいという訳ではありません。
フルメイクの道具を持って出歩くのは大変なので、必要最低限、でもこれだけ持っていれば大丈夫!というアイテムをご紹介します。
必須アイテム
・ティッシュ+スポンジ
・肌色補正効果、UV効果のある下地
・色がつかないブレストパウダー
こちらの3点をポーチに忍ばせておくと、とても便利です。ではそれぞれのアイテムの使い方を、手順に沿ってご紹介していきます。
1:「ティッシュ+スポンジ」で汗とヨレをお直し
出典: GATTA(ガッタ)
まずは崩れた箇所を直していきます。汗で崩れたメイクのままお直ししていくとファンデーションがうまくのらなかったり、ヨレの原因になったりしてしまいます。だからといって、汗や皮脂をティッシュで拭き取るだけだと、崩れた部分をきれいに馴染ませることができません。
そこで筆者のおすすめは、ファンデーションなどを伸ばすスポンジに、ティッシュを巻きつけて使うこと。こうするとティッシュで汗や油分を拭き取りつつ、スポンジでヨレたファンデーションを馴染ませることができます。
これひとつで”拭き取り+馴染ませる”という2つのステップをカバーできるため、時短で簡単にお直しすることができますよ。
2:「肌色補正&UV効果」のある下地でお肌をカバー
出典: GATTA(ガッタ)
次に欠かせないのは肌色補正効果があり、UV効果もある下地。ファンデーションで直さないの?と思われるかもしれませんが、ファンデーションを上から重ねていくことにより、どうしてもお肌全体がごわつくような違和感があったり、化粧直しの度にファンデーションが厚くなってしまいます。
そこで筆者のおすすめは、しっかり肌色を整える効果がありつつ、ファンデーションより質感の軽い下地を使うこと。ここでしっかりUV効果のあるものを取り入れるとUVケアも一気にできてしまうので時短にもつながります。
セザンヌから発売されている『UVウルトラフィットベースN 00. ライトベージュ』は、薄いベージュの色味がついており、きれいにお直しができるのでおすすめです。メイクが剥げてしまった部分にしっかりと下地を馴染ませてから、再度最初に使ったスポンジで軽くパッティングすると、よりお肌にも馴染み、余分な油分を取り除いてくれます。
【商品詳細】セザンヌ『UVウルトラフィットベースN』カラー:00. ライトベージュ メーカー希望小売価格 / 680円(税抜)
3:パウダーを軽くのせる
出典: GATTA
この後は、普段であれば、なるべくお肌に重ねていくことを避けたいので、筆者はお粉はのせずに仕上げています。お直しで重ねれば重ねるほどベースメイクが厚くなってしまうので、余分な油分を先ほどのスポンジのステップで取り除き、余程テカリが気になる部分があれば、サッとお粉を馴染ませる程度に留めています。
ただ、今はマスクが必需品。この後にお粉をのせずにマスクをしていくと、摩擦でよれてしまう可能性があるので、薄く馴染ませていきましょう。
筆者のおすすめは、アスタリフトの『ライティングパーフェクション プレストパウダー』のように、色がつかないプレストタイプのパウダーを用いること。色がつくタイプではお直しとしては重すぎるので、このくらい色がつかず、透明感を与えてくれるようなタイプがよいでしょう。
また、スリムなブレストタイプのアイテムはポーチに入れておいてもかさばらないので、重宝します。
【商品詳細】アスタリフト『ライティングパーフェクション プレストパウダー』メーカー希望小売価格 / レフィル3,850円(税込) 容器1,100円(税込)
お直しにあまり時間をかけたり、きれいに直そうと重ねすぎてしまうとお肌がどんどん分厚くなってしまいます。
必要最低限で、時短につながるメイク直しアイテムをぜひ取り入れてみてください。
※価格は編集部調べ
【画像】webweb / PIXTA(ピクスタ)