寝ている間にダメージケア!? お風呂あがりに仕込むべき3つのこと
自宅でのヘアケアで、1番大切な時間はお風呂あがり。適切なヘアケアをしてより状態のよいヘアスタイルをキープしていきましょう。
今回は美容師の野澤琢眞さんに、お風呂上がりに仕込んで、寝ている間にもケアができる、正しいヘアケアを教えていただきました。
1:タオルドライ後の頭皮ケア
お風呂あがりにまずしていただきたいのがしっかりとしたタオルドライです。髪が濡れた状態は髪にとってよくありません。なるべく早く乾かせるようにしっかりとタオルドライをしてください。
そのあとは頭皮ケアを行います。頭皮にスキャルプエッセンスなどの育毛剤を塗布し、馴染ませながら頭皮を動かすようにマッサージをしてください。髪は頭皮から生えてきます。普段から頭皮の状態をよくして、健やかな髪が育つ環境を整えておきましょう。
2:アウトバストリートメントとドライヤー
そのあと流さないタイプのトリートメントを髪の毛先を中心にしっかりと塗布してからドライヤーをします。毛先のダメージを修復するためには洗い流さないトリートメントで、しっかりと髪の内部ケアをすることが重要。ミストタイプやクリームタイプのトリートメントは髪の内部に浸透しやすいのでおすすめです。
乾かすときはドライヤーを必ず使用してください。ドライヤーの熱を加えることでトリートメントが浸透しやすく、ダメージ補修効果UPが期待できます。ドライヤーは根元が立ち上がるようにふんわりと乾かしたあと、表面のキューティクルを整えるように毛流れに沿って風を当てましょう。見た目も手触りもきれいに整えることができますよ。最後は冷風を当ててクールダウンさせるとより手触りがよくなります。
3:仕上げのトリートメント
仕上げにナイトケアクリームなどのトリートメントを髪に適量塗布しましょう。眠っている間は約7~8時間。寝ている間に髪に栄養成分や潤いを補給します。
とくに髪が乾燥したり、癖のせいで広がってしまいがちな方は、ナイトトリートメントを使用がとくにおすすめです。寝ている時間も有効活用してヘアケアを行ってみてください。
お風呂あがりのヘアケアを3ステップでご紹介しました。今回ご紹介したヘアケアを毎日必ず行えば髪や頭皮の状態は見違えるほど良くなるはず。
自宅でのヘアケアを習慣化させてきれいな髪を、手に入れてくださいね。
【画像】its 、cba / PIXTA(ピクスタ)