お風呂上がり~寝る前の行動で変わる!美容師がおすすめする「ヘアケアルーティン」
髪のツヤ、コシ、ハリ……。清潔感のある印象を出すためにも大切な要素。でも、普段のヘアケアを怠っていると知らぬ間に傷んでしまいがちですよね。
そこで今回は、美容師がおすすめする“ヘアケアルーティン”をご紹介します!
お風呂上りから寝る前までの時間を使って、普段のヘアケアを見直してみましょう。
1:丁寧にタオルドライをする
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まずお風呂上がりには、しっかり髪の水気を取りましょう。
お風呂場で髪をしぼってからバスタオルで拭くと思うのですが、ここで気を付けておかなければならないことがあります。
ポイントは、摩擦による物理的ダメージを与えないよう、髪をこすらず水をふき取りましょう。バスタオルで押さえたり優しく叩いたりするのがおすすめです。
特に毛先は気を付けましょう。地肌はしっかりこすっても大丈夫ですよ!
2:スキャルプブラシで地肌をケアする
タオルで拭いたあとは、髪をとかすついでにスキャルプブラシで頭皮ケアをするのがおすすめ。ブラシの先端が地肌を通ることで頭皮が刺激されます。頭皮の化粧水感覚で、育毛剤も一緒に使うのもよいでしょう。
オールバックにするようにおでこの生え際からブラシを入れ、襟足へ向けてときましょう。
3:アウトバストリートメントをする
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流さないタイプのトリートメントを髪の毛先を中心にしっかりと塗布してからドライヤーをします。毛先のダメージを修復するためには洗い流さないトリートメントで、しっかりと髪の内部ケアをすることが重要。ミストタイプやクリームタイプのトリートメントは髪の内部に浸透しやすいのでおすすめです。
乾かすときはドライヤーを必ず使用してください。ドライヤーの熱を加えることでトリートメントが浸透しやすく、ダメージ補修効果UPが期待できます。ドライヤーは根元が立ち上がるようにふんわりと乾かしたあと、表面のキューティクルを整えるように毛流れに沿って風を当てましょう。見た目も手触りもきれいに整えることができますよ。最後は冷風を当ててクールダウンさせるとより手触りがよくなります。
4:お風呂上がりの髪は早く乾かす
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お風呂上がりに髪の毛をそのままにしてテレビを見たり、のんびりしたり……という方も多いと思います。しかし実は、髪が濡れている状態を放置するのは、髪にとっては非常に良くない状態であるといわれています。
頭には常に“常在菌”という菌が存在します。この常在菌は、適量であれば問題ありませんが、増えすぎるとバランスを崩し逆にダメージを与えてしまう恐れがあるのです。
常在菌は、髪が濡れた状態のまま放置しておくことで適量以上に増えやすくなってしまいます。お風呂から上がったらなるべく早く乾かして、菌が過剰に繁殖しないよう気を付けてくださいね。
5:ドライヤーでブローする
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ドライヤーブローもできるだけ夜のうちにしておくとよいと思います。トリートメントをつけた後に、ドライヤーをしっかりとかけると、熱の力でトリートメントの浸透率アップが期待できます。
また、夜のうちにドライヤーブローを行なっておけば、朝起きたときの寝癖や広がりを抑えることができるので、時間のない朝でもヘアスタイリングが簡単になります。ドライヤーでのブローが苦手な方は低温でストレートアイロンを軽くスルーさせるのもおすすめです。
6:寝る前にナイトパックをする
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夜は当然睡眠をとります。個人差はありますが6時間から8時間ほど眠っているため、何もしない時間が毎日存在します。その時間こそ髪に栄養を浸透させる時間に使いましょう。
ナイト用のクリームタイプのトリートメントを寝る前に髪のダメージ部分に塗布し、ブラシやくしを使って全体に馴染ませていきます。寝ている間を髪に栄養を補給しましょう。
何も意識していないと、だんだん髪の傷みが気になりはじめるかもしれません。手遅れになる前に、一度ヘアケア習慣を見直してみましょう!
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
【画像】Maryna Pleshkun、puhhha、antoniodiaz /Shutterstock its、FastSlow、Pangaea /PIXTA(ピクスタ)