頑張っているのに意味がなかった!? ウォーキングをする前にやるべきストレッチ

ダイエットを目指して、頑張って毎日ウォーキング。なのに、なかなか効果が出ない……と悩んだことはありませんか? 実はウォーキングにはコツがあります。間違った方法で続けていると、余計にゴツ脚をなってしまうことも。

そこで今回はヨガインストラクターのyuukaさんに、ウォーキングをするときに気をつけるべきことと、ウォーキング前にやりたいストレッチを教えてもらいました。


目次

歩くとき「姿勢」によっては脚が太くなる可能性も!?


猫背や反り腰など、人それぞれの姿勢のクセがあります。骨盤は地面に対してまっすぐ垂直(やや前傾)に立っている姿勢がバランス良く、全身の筋力を満遍なく使える“太りにくい体型”を維持しやすいのですが、骨盤が傾いていると、歩くたびに太ももの負担が倍増し、ゴツ脚になりかねません。

歩くとすぐに疲れる、歩いた後はむくみやすい……などに当てはまる方は、ウォーキングをする前、姿勢を整える“簡単ストレッチ”を取り入れてみましょう。


その1:運動量アップを目指す「ウォーキング前」のストレッチ


出典: GATTA

(1)両脚を肩幅の2.5倍程度左右に開いて立ちます。

(2)上体をかがめて、両手をひざの内側へ。お尻を後方へ突き出すように背中をそらします。

(3)息を吸います。息を吐きながら左手で脚を後方へ押し、上体を右にねじっていきます。

(4)このとき上体をそらすようにしながら腰を下方へ落とし、左の太ももの内側が気持ちよく伸びるようにします。

(5)息を吸いながらポーズをゆるめ、息を吐きながら反対側も同様に行いましょう。

(6)5回ずつ程度行います。


その2:太ももの後ろ側を伸ばすストレッチ


脚が疲れやすい方、太ももの前側が張りやすい方は、太ももの後ろ側もよく伸ばしておきましょう。

出典: GATTA

(1)両脚を腰幅に開きます。

(2)前かがみになって、ひざの上にひじをつき、お尻を後方へつきだします。

(3)前方を見るようにして、背中が丸まらないようにしましょう。

(4)太ももの裏側がしっかり伸びるように、お尻をしっかり突き出して20秒キープします。

出典: GATTA

(5)立ち上がり、骨盤が安定したところで胴体の真上に頭を乗せ、姿勢を整えます。

(6)お尻を誰かに押されているようなイメージで、腰全体を前に押し出しながら歩くようにイメージしてください。



特に太ももの後ろ側をストレッチした後に、歩きやすくなっていたり、歩くスピードが自然に早くなっていたりすることに気づいたら、しばらくこのストレッチを続けてみてください。

歩くときはとにかく“姿勢”が大切! 目線を下げた姿勢もNGです。ぜひ一度試してみてくださいね。

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