美容師なら当たり前!? 寝る前に仕込んでおきたい「ツヤ髪目指すヘアケア」4つ

ツヤのある美髪に憧れるも、サロントリートメントや高級なヘアケアアイテムを使わないと叶わないと思っていませんか? 実はいつものセルフケアの方法を少し変えるだけでも、理想の髪に近づくことができます。

そこで今回は美容師の菊池紗希さんが、ツヤ髪に近づくため“夜に仕込んでおきたいヘアケア”を教えてくれました。美容師なら当たり前!?の簡単ヘアケアルーティンとは?


目次

1:トリートメントは「くし」でなじませる


出典: GrandJete / PIXTA(ピクスタ)

ドライヤーの熱から髪の毛を守るために、アウトバス(乾かす前のトリートメント)が大切。トリートメントをつけるかつけないかだけでも、ドライヤー終わりの髪の毛の状態が違いますよ!

手で髪につけると、すべてに行き届かない場合も。そんなときは、くしで髪を整えるようになじませると、きれいに均一になじみます。


2:自分に合ったヘアケアを見つけ、継続してケアする


洗い流さないトリートメントには、たくさんの種類があります。髪質やなりたいイメージによって、使うものを変えるようにしていきましょう!

例えば、髪の毛の化粧水といわれる“ヘアミスト”。

・お風呂上がり、髪の毛を乾かすまでに時間がかかる・とにかくベタベタしたくない

そんな方は、ヘアミストとの相性抜群。髪の毛の中にスッと栄養が入り、ベタつかない霧状で出てくるので、つける作業も簡単です。

どのアイテムを使えばいいのかは美容師に相談し、継続して毎晩つけていくことを心がけていきましょう。


3:ドライヤーは「風をあてる角度」が大切


出典: GATTA(ガッタ)

ドライヤーをかけるときにもポイントがあります。髪の毛が乾き、ドライヤーを止める1分前に、髪の毛にあてているドライヤーの風向きを“キューティクルが閉まる向き”に変えること。

髪の毛に対して、ドライヤーの風向きは“上からかざして45度 ”。しっかりキューティクルにアプローチできる角度といわれています。

この一手間をやるとやらないで、髪のツヤ感が変わってきますよ。乾かしっぱなしでもなく、ブローなどブラシを使っためんどうな作業も必要ないので、簡単にツヤ髪が目指せるように!


4: ブラッシングで頭の健康を守る


ダメージが目立つ髪でも、パーマがかかっている髪でも、ブラッシングは大切なヘアケアの一つ。絡まりを取ると同時に、見えないホコリもとってくれます。

ブラシによっては、髪の毛だけではなく頭皮にもアプローチしてくれるモノも! ブラシ部分が頭皮に刺激を与えマッサージ効果を高めてくれるんです。

スタイリング時の髪の毛の負担を少なくするためにも、ブラッシングは毎晩の習慣にしてくださいね。



これからの季節、夏のジメジメとは違い空気自体が乾燥していきます。冬になると、暖房もかかせなくなりますよね。

お肌は乾燥してくるとカサカサ、カピカピ……と見えるサインを出してくれるので、保湿などのケアがしやすいです。しかし、髪の毛はなかなかサインが遅いんです。ツヤがなく、カサカサしてきたらもう遅い……!

ツヤ感のある美髪をキープできると、カラーやトリートメントの持ちがよくなります。ヘアスタイルをもっと楽しむためにも、今回ご紹介したケアを習慣化してみてくださいね。今するケアが、これからの髪質を左右しますよ!



【画像】※GrandJete / PIXTA(ピクスタ)

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