意外に散らかりやすい…「隠さない収納」で狭い玄関のスッキリ見えを目指そう
玄関は靴など、ものが散乱しやすいスペース。狭くて収納スペースが少ない玄関は、スッキリした見た目にキープするのが難しいですよね。
そこで今回は、整理収納アドバイザーのnonさんが実際に“玄関をスッキリさせるために”している収納の工夫を教えてくれました。あえて“隠さない”収納で、スッキリ見えを叶えましょう。
靴は「ひとり一足まで」出しっ放しOKに
出典: GATTA
帰ってすぐに1日履いていた靴を下駄箱に入れると、湿気や臭いが気になるので筆者はあえてすぐにはしまいません。だからといって、ずっと出しっ放しにしておくと、玄関が靴でごちゃごちゃになってきますよね。そのため筆者宅では、“ひとり一足までOK出しっぱなし”とルールを決めています。
玄関のたたきに出ている靴をひとり一足ずつにキープするコツは、下駄箱から一足出したついでにその靴が入っていたスペースに一足しまうことです。そのためにはまず靴の数を下駄箱に入る分だけに厳選しましょう。
また、靴を脱いだら手前側に揃えて並べるのが一般的かもしれませんが、玄関の広さや形によっては、サイドに並べたほうがスッキリ見えたり、出入りの邪魔になりにくくなったりする場合があります。
筆者宅は下駄箱下に空間があるので、気持ちや時間にゆとりがあるときはそこに移動させています。デッドスペースを活用できるうえに、玄関が広くスッキリ見えて気持ちいいです。もしこのような空間があればぜひ活用してみてくださいね。
忘れては困るものはあえて目立つ場所に
出典: GATTA
細々したものは全て見えない場所にしまってしまえば、スッキリした見た目はキープできます。でも、見えないことで忘れてしまっては元も子もないですよね。なので忘れたくないものは、あえて目立つ場所に収納しています。
一番目立つ玄関ドアには絶対に忘れられない“マスク”を収納。また、帰って来たときにさっと消毒できるよう、アルコールスプレーも玄関ドアに。
マスクはマグネット付きの収納ケースに、アルコールスプレーはマグネットフックに引っ掛けているだけです。マグネットなら粘着シール跡が残る心配もないので、賃貸の場合も安心。一見するとマグネットがくっつかなそうな玄関ドアでもくっつくことがあるので、一度試してみてくださいね。
ご紹介した収納方法はどちらも隠さずに、スッキリをキープする方法です。出しっ放しにするなら「出しっ放しにするものとその数のルールを決める」「なるべく床置きしない」ことでスッキリを叶えることができますよ。