まだ適当に選んでるの?ドラッグストアで買える「ヘアトリートメント」の正しい選び方

忙しい毎日のなかで、シャンプーやトリートメントをわざわざ美容室に買いに行くのは少しめんどうですよね。「人気だから」「よく見るから」と、なんとなくヘアケアアイテムを選んでいる人がほとんどではないでしょうか。

そこで今回は美容師の堀江昌樹さんに、身近にあるドラッグストアで“トリートメントを買うときの選び方のコツ”を教えてもらいました。今やドラッグストアで買えるトリートメントのクオリティーは侮れません! 理想の髪質に近づくには、自分にあったトリートメントを見つけることが大切です。


目次

1:「安すぎるヘアトリートメント」はできるだけ避ける


出典: マハロ / PIXTA(ピクスタ)

理由としては、やはり使われている成分が違うためです。

例えば、1,000円以下で売られているヘアトリートメントは、どの商品もあまり成分の大差はない場合があります。ヘアトリートメントを監修している筆者からすると、成分に違いが現れてくる(髪にいい成分を使われている)トリートメントは、1,000円以上の価格でないとなかなか作ることが難しいんです。

もしメーカーや商品にこだわりがなければ、なるべく1,000円以上の価格のトリートメントを選ぶことをおすすめします!


2:「シリコンタイプ」のトリートメントがおすすめ


どんな髪質を目指したいかによって変わってきますが、基本的に筆者は、トリートメントには“シリコンが入っているもの”をおすすめしています。

ノンシリコンは、たしかに髪の健康やオーガニックを気にしている人にはおすすめできるものです。ですが、髪のサラサラ感やツヤ感、うるおいを求められる人にとって、実は“シリコンタイプ”のほうが相性いい場合があります。

トリートメント商品に配合されているシリコンが、髪のサラサラ感やツヤ感、うるおいを補っている場合が多いので、少しでもカラーや、熱ダメージを受けている髪であれば、シリコンタイプを選んでみてください。


3:自分の髪質に欠けている種類のトリートメントを選ぶ


出典: マハロ / PIXTA(ピクスタ)

一般的にトリートメントには、メーカー、商品、そしてカテゴリーがあるます。ここでお伝えしておきたいポイントとしては、メーカーや商品の種類は、お客様の好きなものを選ぶので大丈夫です!

重要なポイントはそれ以外にあります。それは、“自分の髪がどのような状態なのか”ということ。

・パサつき髪でまとまりがほしい人 → うるおい、しっとりタイプ

・しかりとした髪質で、くし通りがよくなりたい人 → サラサラタイプ

・ツヤが欲しい人 → しっとりタイプ

・ボリューム、立ち上がりがほしい人 → サラサラタイプ

このように、理想の髪を目指すときに“自分の髪に欠けていることは何なのか”ということを考えて、トリートメントを選んでみてください。



最後に、あくまでも美容師としての観点からお話しすると、信頼できる美容師におすすめされたサロン専売品がおすすめなのが本音。ですが、日々の生活の中で美容室に行くタイミングを逃したときに、やはりドラッグストアは助かりますよね! ドラッグストアで買えるトリートメントの実力は、サロントリートメント級に上がってきているんです。

適当に選ばず、しっかりポイントをおさえた“自分にベストなトリートメント”を見つけてくださいね。



【画像】※マハロ / PIXTA(ピクスタ)

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