パフ、汚くなってない?メイクさんに聞いた「肌負担になるNGメイク」3つ

段々と肌寒くなってきて、お肌の乾燥を感じる方も多いのではないでしょうか。

メイクアップアーティストの小笠原彩さんによると、お肌が乾燥していると肌表面のバリア機能が低下し、デリケートな状態になってしまうこともあるそう。そのような状態だと、少しの刺激でお肌にダメージを与えてしまうことも。

そんなときにはお肌に載せるもの、載せ方にも注意が必要です。でも、スキンケアではお肌を労っていても、ベースメイクの際にはあまり意識をしていない方も多いのではないでしょうか。

実はベースメイクもやり方によってはお肌表面にダメージを与えてしまうこともあるんだとか。

そこで今回は小笠原さんに、そんなお肌に負担を与えてしまう可能性があるベースメイクNGポイントと、負担を与えないコツを伺いました。


目次

1:筆でこするようにファンデーションを塗るのは要注意!


パフ、汚くなってない?メイクさんに聞いた「肌負担になるNGメイク」3つの1枚目の画像

出典: Glampixel / PIXTA(ピクスタ)

最初にご紹介するのはファンデーションを塗る際の注意点。ファンデーションを塗るツールはさまざま展開されていますが、とくに注意が必要なのはファンデーションブラシを使うとき。

ファンデーションブラシは、リキッドファンデーションを載せる際に、均一にきれいに載せることができて、ムラなくプロの仕上がりを簡単に作れるので重宝しますが、お肌表面がデリケートになっている際には注意が必要。どうしてもブラシの毛がお肌に触れて、そのブラシをお肌の上で動かすことにより、デリケートになっている際には刺激が強いことも。

ブラシのタイプにもよるので一概にはいえませんが、デリケートになっているときには、とくに刺激を回避することが大切。お肌に直角にブラシを当てて、力を入れて動かすようなことは避けた方が無難です。

負担を与えずにファンデーションを塗る方法としては、手でやさしく伸ばして塗る方法か、柔らかいスポンジなどを使うのがおすすめ。少しお肌が敏感になっているな、と感じたときには、刺激を与えないツールを使うようにしましょう。


2:チークブラシによる摩擦に要注意!


パフ、汚くなってない?メイクさんに聞いた「肌負担になるNGメイク」3つの2枚目の画像

出典: amadank / PIXTA(ピクスタ)

同様に、チークを塗る際にも注意が必要。チークブラシはチークを自然に載せてくれたり、簡単にブレンドし、ぼかしを行ってくれるのでとても大切なアイテムですが、とくに今はマスクなどの刺激でも頬が敏感になっている方も多いはず。いつも通りチークブラシにチークをとり、グリグリと円を描きながら動かす、という使い方は要注意。ブラシの刺激がどうしても頬に刺激を与えてしまうことがあります。

なるべく負担を与えずに塗る方法としては、クリームタイプのチークを手や柔らかいコットンなどにつけてポンポンと載せていくのがおすすめ。この際にも決して横に滑らせないように注意しましょう。


3:フェイスパウダーのパフの動かし方にも要注意!


パフ、汚くなってない?メイクさんに聞いた「肌負担になるNGメイク」3つの3枚目の画像

出典: Pangaea / PIXTA(ピクスタ)

最後に、ベースメイクの仕上げになるフェイスパウダーを載せる際にも注意が必要です。パフは通常は表面が柔らかいものが多いので、お肌に負担があるわけではないのですが、お肌表面が敏感になっている際に、あまりグリグリとお肌の上で滑らせてしまうと刺激に繋がることもあります。とくにあまり洗っていない状態だと、パフ表面のパウダーが固まってしまい、洗った後よりもうっすらと表面が硬くなってしまうことがあります。そんな状態で使ってしまうと、敏感になってしまっているお肌の刺激になることも。

また、目周りなどはとくにお肌の中でも薄い部分。この部分に摩擦を与えすぎることで、目元のちりめんじわに繋がってしまう可能性もあるので、刺激を与えないように注意しましょう。

常に清潔にパフをフカフカな状態で使用し、滑らせずにポンポンと置いていくように載せるのがおすすめ。必ずパフにフェイスパウダーを取ったら、手元で馴染ませた後にポンポンと載せていきましょう。



なかなか意識が届きづらいベースメイク。ベースメイクを完成させる上で仕上がりを左右する大事なツールが多いですが、気づかないうちにお肌表面に刺激を与えてしまうことも。お肌が敏感になっている際は極限まで刺激を与えないように、他にもお肌に刺激を与えているものがないか注意して使っていきましょう。



【画像】Pangaea、Glampixel、amadank / PIXTA(ピクスタ)

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