【太眉さん必見】ボサボサになってない？プロ直伝「垢抜け眉に近づく」自眉の整え方
最近は細い眉よりも、すこし太さのある眉が人気。ただ、元々自眉がしっかりとしていて眉が濃い方は、「どのように仕上げていいかわからない」と眉を整えていない場合も多いのではないでしょうか。
太眉さんの場合は、眉をきちんと整えてあげないと、どうしてもボサボサの手抜き眉に見えがち……。
そこで今回はメイクアップアーティストの小笠原彩さんに、自眉を活かした垢抜け眉の整え方を教えてもらいました。
太眉さんが自眉を整えるときのポイント
まず、自眉がしっかりしている方は、眉をきちんと整える必要があります。どんなに眉をきれいに描いても、眉のラインから地毛がはみ出していては、どうしてもラインがガタガタになってしまったり、手抜き感が出てしまったりと、洗練された眉に見せていくことはできません。
太眉さんが眉を整えるときに、大切にしたい1番のポイントは“眉カット”。きれいに眉カットをしてあげるだけでも、眉の印象がグッと変わります。
では眉カットの注意点といっしょに、整えていく手順をご紹介します！
使用アイテム
・アイブロウペンシル（濃いめのものがおすすめ）・眉カットばさみ・眉コーム・毛抜き（必要あれば）・シェーバー（必要あれば）
STEP1：希望の眉の形をアイブロウペンシルで描き、ガイドラインをつくる
最初に希望する眉の形を書いていきましょう。眉の形を描かずに眉カットをしてしまうと、眉のラインがガタガタになってしまい、失敗する原因に。
この眉の形をガイドラインにしてこの後カットをしていくので、ここではいつもより濃いめの色味のアイブロウペンシルで濃く、そしてライン状にしっかりと描いてあげることがおすすめ！ パウダーでふんわりした眉をかくというよりも、眉カットのガイドラインをつくるイメージで描いていきましょう。
なりたい眉の形がフリーハンドで描ければ問題ないですが、「難しい、心配だな」と感じた場合は、眉のベストバランスを参考に、眉の形をつくっていきましょう。
STEP2：ガイドラインからはみ出た毛をカットする
眉のガイドラインが完成したら、眉カットに入っていきます。
はじめに自眉が長い方は、ガイドラインに沿ってフリーハンドでカットをしていきましょう。そして少し短くなったら、コームで地毛を根元からとかし、コームを当てたまま毛先をカットしていきます。
最初は難しいかもしれませんが、コームを使ったカットはしっかりとかすことと、地毛を引き出す角度がポイント。眉は全てが一定方向に生えているわけではないので、ご自身の眉の毛流れに合わせてコームを入れて、毛流れに合わせてひきだしていきます。
画像を参考に、ご自身の毛流れと照らし合わせて、コームでいらない毛を引き出していきましょう。
特に画像内のAの箇所は、地毛がたまりやすい部分です。もし眉を軽くしたい場合は、ここの毛を引き出して少し透くようにカットをしていきます。透きたい場合はあまりカットしすぎないように注意し、1ミリずつカットしていきましょう。カットしすぎると、メイクをしていないときに穴が空いてしまう可能性があるので注意！
また、ガイドラインから地毛の根元がはみ出ている毛は、シェーバーで剃っていくか、カットばさみで根元からカットするか、毛抜きで抜いていきます。ガイドラインを必ず意識し、ガイドライン外の毛を取り除くよう注意しましょう。
シェーバーで取り除くときには、眉の地毛の流れに沿ってシェーバーを動かしていきましょう。つい根元からきれいに除去したくて、毛流れに反して剃ってしまいたくなるかもしれませんが、眉の生え方に合わせてシェーバーを動かしていかないと、お肌の負担になってしまうことも……。
STEP3：ガイドラインをオフし、最終チェックする
カットが終わったら、眉のガイドラインをメイク落としでオフし、最終チェックをしていきましょう。
このときはカットを直していくというよりも、根元からカットした毛、シェーバーで落とした毛の処理をメインで行っていきます。カットを直したい場合は、ガイドラインがないので十分注意しながら行いましょう。
出典: ペイレスイメージズ1（モデル） / PIXTA(ピクスタ)
特に自眉が太くてしっかりとしている方は、根元からカットしただけでは黒くプツプツした毛が見えてしまい、気になることも。そのような箇所は毛抜きで抜いていきましょう。
ただ、毛抜きで抜きすぎてしまうと、毛が生えづらくなることも。十分注意しながら、必要な箇所だけを毛抜きで処理、可能であればシェーバーで処理していきましょう。
このように太眉さんは眉カットがまず重要になりますが、きれいにまっすぐとしたラインでカットできると、お顔が洗練された印象に仕上がります。
一気に眉を細くしてしまったり、形を変えてしまったりすると、なかなか目が慣れない場合も。1ミリずつ変えていくような気持ちで、少しずつ整えていきましょう。
【画像】※a.otsuka、ペイレスイメージズ1（モデル）、FastSlow / PIXTA(ピクスタ)
