知って損なし!美容師が意識する「ダメージを与えにくい」ドライヤーのかけ方

冬になると、乾燥でいつも以上に髪のパサつきが気になるという方も多いはず。美容師の堀江昌樹さんによると、1番ダメージがわかりづらく、1番ダメージを起こしているのが“ドライヤーによるヘアケア”なんだとか。

そこで今回は堀江さんに、乾燥髪を防ぐ“正しいドライヤーのかけ方”を教えてもらいました。


目次

1:根元から乾かす


知って損なし!美容師が意識する「ダメージを与えにくい」ドライヤーのかけ方の1枚目の画像

出典: mits / PIXTA(ピクスタ)

どんな髪型でも共通していえるのは、まず“根元から”乾かすことを意識してほしいということ。毛先から根本に向かいドライヤーを当てると、キューティクルにダメージを与えてしまったり、枝毛になってしまったりする可能性があります。さらに、根元が生乾きになって頭皮匂いの原因にも……。

根元から乾かすことにより、根元の立ち上がりやクセ毛、毛流れを整えてくれます。

さらに、髪の長さ関係なく乾きががとても早くなり、毛先の乾燥を軽減できるメリットも。根元から乾かすだけで、髪のダメージが軽減され、時短にもつながります。

襟足や後頭部のぼんのくぼあたりが毛量も多く、乾きにくい部分なのでそこから乾かしてみてください。


2:前髪、つむじの割れは乾かす角度が大切


知って損なし!美容師が意識する「ダメージを与えにくい」ドライヤーのかけ方の2枚目の画像

出典: mits / PIXTA(ピクスタ)

髪の割れはなかなか厄介ですよね。割れてしまい前髪が決まらなかったり、襟足が少し浮いてしまったりと、それらが原因でスタイリングがうまくいかない日を経験したことあるはず。

そんなときは根元を潰しながら、左右に振って乾かしてみてください。そして、ドライヤーを毛流れに沿って当ててみて! 段々と割れにくい髪に近づいていくはず。

この乾かし方は、髪のボリュームダウンにもつながります。襟足やはちまわりなどのスタイリングしにくい部分にも、ぜひ活用してみてくださいね。


3:クセ毛、うねり、ハネ対策として引っ張りながら乾かす


クセ毛やうねりはなかなか治しづらく、結局まとまらずにアイロンを使わなければいけないなど、手間がかかりやすいですよね。そんなときにおすすめなのが、毛束をざっくり取って、上から毛流れに沿って引っ張りながら乾かすこと。

引っ張りながら乾かすことで、うねりやハネなどが解消され、まるでブローをしたようなストレートなヘアスタイルが実現できます。

また、この乾かし方は髪のツヤ出しにも有効! 特に表面の毛は、引っ張りながら毛流れを整えるように乾かすと、ツヤも出て美しい髪に近づけます。


4:ドライヤー前にトリートメントを仕込む


知って損なし!美容師が意識する「ダメージを与えにくい」ドライヤーのかけ方の3枚目の画像

出典: GATTA

乾燥髪の方はドライヤーの前に、ブローミストやヘアオイルを馴染ませて乾かすのがおすすめ! 髪の水分を閉じ込め、ツヤとうるおいをプラスしてくれます。

最近は乾かすだけで美髪に近づくドライヤーも出ていますので、トリートメントなどの手順を増やすのが面倒な方はドライヤーを見直すのもいいと思います。



お悩みによっておすすめの乾かし方が変わってきます。その中で自分のヘアスタイルにあった“正しい乾かし方”を見つけてみてください! 髪の熱ダメージが軽減することが美髪への第一歩ですよ。



【画像】※mits / PIXTA(ピクスタ)

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