いつものシャンプーじゃダメ!? 冬に知っておきたい「シャンプー選び」のポイント

美容師の野澤琢眞さんによると、ヘアケアにおいて1番大切なものが毎日のシャンプーなんだとか。自分に合ったものを選ぶ必要があるそう。

これからの季節は空気の乾燥により髪質もパサつきやすく、まとまりにくくなりますよね。そこで今回はパサつく髪用のシャンプー選びを野澤さんに教えていただきました。


目次

パサつく髪の理由


いつものシャンプーじゃダメ!? 冬に知っておきたい「シャンプー選び」のポイントの1枚目の画像

出典: ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA(ピクスタ)

パサつく髪の改善の前に髪がパサつく理由を把握しておきましょう。髪がパサつく理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は髪の内部の水分量が不足していること、2つ目は髪の表面のキューティクルが剥がれていることです。髪の内側の原因と外側の原因とに分かれており、もともと持っている自分の髪質であるために起こる先天的な理由と、カラーやパーマを繰り返し行ってダメージを受けてしまうために起こる後天的な理由に分けられます。


シャンプー選び


いつものシャンプーじゃダメ!? 冬に知っておきたい「シャンプー選び」のポイントの2枚目の画像

出典: つむぎ / PIXTA(ピクスタ)

パサつく髪をどうにかしたい場合はヘアケアの基本となるシャンプー選びがとても重要です。シャンプーはパーソナルなものですので、たとえ家族であっても同じものを共有することはおすすめできません。

シャンプー大きく分けると、髪をふんわりとサラサラに仕上げる“エアリータイプ”としっとりまとまる“モイストタイプ”の2つがあります。パサつく髪の修復にはなるべく“モイストタイプ”を選ぶようにしましょう。基本的に“モイストタイプ”は“エアリータイプ”に比べて油分量が多いため、パサつく髪に潤いを与える効果が期待できます。


乾かす前のトリートメントも重要


内部補修はシャンプーである程度解決しますが、表面のキューティクルを整える外部補修に関しては乾かす前のトリートメントが必要になります。ここでもパサつく髪に対しては油分量の多いオイルタイプのトリートメントを使うのがおすすめ。

タオルである程度水気をとった髪にオイルタイプのトリートメントを髪に適量塗布して、ドライヤーでしっかり乾かします。オイルタイプのトリートメントを使えば、手触りも良くなり艶感が増しますよ。

スタイリングの仕上げにも少量使うと、さらに髪のパサつきを抑えることができます。つけすぎてしまうとベタついてしまうので、お気をつけください。



冬の乾燥に対してのアプローチをしっかりして、乾燥する季節を乗り切りましょう!



【画像】ペイレスイメージズ1(モデル)、つむぎ、JADE / PIXTA(ピクスタ)

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