ヘアケアしないで寝るのはNG!美容師に聞く「寝る前にすべきこと」4つ
寒い冬を迎え、お肌や髪にも“乾燥”という大敵が現れ始めましたね。これからの季節は特にヘアケアが大切になる時期。
美容師の野澤琢眞さんによると、ヘアケアは“夜寝る前のケアをどれだけ入念にできるかどうか”が大切になってくるそう。寝ている間は、髪の毛にとっての外部刺激を受けず、比較的安静にできる時間。なので、この時間を有効活用できるヘアケアを寝る前に行っておくことで、美髪に近づきやすくなるんだとか。
そこで今回は野澤さんに、寝る前にやるべき“美髪ヘアケア”を教えてもらいました。
1:お風呂あがりの頭皮エッセンス
お風呂から上がった後にまずやってほしいのが、頭皮につけるタイプのエッセンスを頭皮に塗布し、適度にマッサージをすることです。
頭皮はケアをしないと、だんだん硬くなってしまうことも。硬化した頭皮からは柔らかい質のいい髪が生えにくくなりますので、頭皮環境を整えるためにしっかりとマッサージをしていきたいですね。
髪の広がりやうねりを和らげることも期待できますので、ぜひ取り入れてみてください。
2:ドライヤーで髪を乾かす
寝る前に必ずやらなければならないことで1番大切なのが、髪を乾かすこと。
髪は濡れたまま寝ると、寝ているときの摩擦で髪が乱れやすくなってしまいます。また、濡れたまま放置することで、髪や頭皮に雑菌がわきやすくなることも……。
寝る前は必ずドライヤーで髪を完全に乾かしてから、寝るようにしましょうね。
3:乾かす前のトリートメント
髪を乾かす前につけてほしいのが、洗い流さないタイプのトリートメント。
洗い流さないタイプのトリートメントを寝る前しっかり髪に塗布することで、寝ている間に有効成分が髪に浸透して、うるおいのある髪質へと導いてくれます。特に冬の間は髪が乾燥しがちなので、しっかりと保湿するためのケアを習慣づけましょう。
4:ナイトキャップをつけて寝る
寝ている間にある唯一の刺激が、寝返りや枕で髪に起こる摩擦による消耗です。これを防ぐために試したいのが、ナイトキャップをつけて就寝すること。
ナイトキャップをすることで髪を摩擦から守り、朝起きたときの寝癖や広がりも抑えることが期待できます。特に天然のシルク素材でできているものは、髪に優しく肌触りもいいのでぜひ一度試してみてください。
今回ご紹介した“寝る前に行うべきヘアケア”は習慣化することで、髪質改善が期待でき、ダメージの少ないいい状態をキープしやすくなります。寝る前の時間を大切にして、美髪を手に入れてくださいね。
【画像】※Iribo、EKAKI / PIXTA(ピクスタ)