髪が乾いたサインって?美容師直伝「ドライヤーで避けるべき」NGヘアケア4選
お風呂あがりのドライヤーは髪を乾かすだけでなく、髪のためになくてはならない必要不可欠なヘアケア。毎日髪を乾かすのはめんどうですが、美しい髪を守るためにも必ず行いたいところ。ただ、そんなドライヤーも使い方を誤ってしまうと、逆に髪を痛めてしまい、状態を悪化させてしまう可能性があるんです。
そこで今回は美容師の野澤琢眞さんに、ドライヤーを使うときに気をつけたい“NGヘアケア”を教えてもらいました。
NG1:タオルドライがあまい
髪をドライヤーで乾かす際、タオルで髪の水気がとるようにしっかりと拭いてください。このタオルドライがあまいと髪を乾かす時間が長くなってしまい、なかなか乾きにくくなります。
特に髪の量が多い根元の部分は、しっかりとタオルで水気をとってからドライヤーで乾かすと、よりスピーディーに髪を乾かせます。
NG2:何もつけずに乾かす
ドライヤーをする前に必ず行ってほしいのが、洗い流さないタイプのトリートメントをつけることです。髪にあらかじめトリートメントを付けてから髪を乾かすことで、髪に必要な栄養の浸透が期待できます。逆に何も付けない状態で乾かしてしまうと髪が乾燥してしまい、ダメージの原因になってしまうことも……。
髪を乾かす前には必ず洗い流さないトリートメントをつけるようにしましょう!
NG3:髪を乾かしすぎる
しっかりと乾かすことで髪のうるおいやツヤを出すことが期待できますが、逆に乾かしすぎてしまうとオーバードライでダメージの原因になってしまうことも。
乾かす目安ですが、ある程度乾いたと思ったら、途中でドライヤーの風を冷風に切り替えてみてください。髪が冷たくならなければドライ完了! それ以上は熱風を当てないように気をつけましょう。
NG4:キューティクルに沿って乾かす
はじめのうちは根元が立ち上がるように下から上に向かって乾かしますが、最後はキューティクルに沿って上から下に風を当てるようにしましょう。キューティクルに沿って最後風を当てないと、キューティクルが閉じず手触りが悪くなってしまい、ダメージを受けやすい状態になってしまう可能性があります。
特に、髪の表面は見た目の印象が決まるポイントなので、しっかりとツヤが出るよう風を当てて手触りを整えるようにしましょう。
ドライヤーはうまく使えば髪に恩恵をもたらしますが、正しく使えなければ逆に髪を痛めてしまう可能性も。正しく使って美髪を手に入れましょう!
【画像】※miya227、Ushico、 mits / PIXTA(ピクスタ)