ダサ見えしてるかも…!? 大人女性が避けたい「涙袋メイク」のNG&正解
年齢と共に似合うアイメイクが変化し、目力を強調する涙袋メイクを取り入れづらいと感じる方も多いかもしれません。
しかし実は、涙袋メイクは大人女性にもぴったり! お肌のハリがなくなったり、筋肉で支える力が弱くなったりすることで、お肌はどんどん下に下がってしまい、お顔の下半分が伸びきった印象に見えてしまうことがあります。そんなとき大人の涙袋メイクは間延びした印象を変えてくれるんです。
そこで今回はメイクアップアーティストの小笠原彩さんに、大人女性におすすめの涙袋メイクのNGポイントと、失敗しづらい正解メイクテクニックを教えてもらいました。
ダサ見え確実!? 大人女性が避けたい「涙袋メイク」のNGポイント
涙袋メイクは気をつけないと、派手になってしまったり、シワやくま、くすみが目立ってしまったりすることも……。しかし、筆者のようなアラフォー世代も、きちんと使いこなせばメリットも多々あります。
まずはNGポイントから確認していきましょう。
NGポイント1:使うアイテムに注意!
涙袋メイクとは、目の下にハイライト効果のあるアイシャドウを塗り、目の下をふっくら見せることで、涙袋を強調すること。特に、大人女性はどんなアイシャドウを使うかがとても大切です。
ハイライト効果のある大きめパールなどのアイシャドウを塗ってふっくら見せるイメージもあるかもしれませんが、大人女性にとってはやりすぎ感がでてしまいやすくNGです。また、大きめパールはシワに入り込んで、目立たせてしまう可能性もあるので気をつけましょう!
NGポイント2:メイク方法に注意!
次に涙袋メイクは、ふっくらした部分と影になる部分をつくり、涙袋を強調していきます。ふっくらと見せる部分をつくり、その下にアイブロウペンシルやアイシャドウなど影をつくる方も多いですが、この方法は避けたほうがいいでしょう。
目の下にシワが入っているように見え、クマやくすみに繋がってしまうことも。ダークな色味をのせて影をつくるのは注意が必要です。
正解はコレ!お顔バランスが整う「涙袋メイク」のポイント
ポイント1:肌馴染みのいい色で血色感アップ
大人女性の涙袋メイクは肌馴染みのいい色味&繊細で微粒子のパールが正解!
色味選びには十分注意が必要ですが、おすすめは目の下に入れることでくすみを軽減して透明感を出したり、血色を与えてくれたりする色味。例えば、イエベならゴールドやクリーム系のアイシャドウを、ブルベならうっすらピンクがかっているアイシャドウを図の位置に入れて、目の下を明るくすることでふっくらと見せていきましょう。また、とても繊細な微粒子のパールが入っていれば、よりきれいにふっくら見せることも可能。
大きめパールではなく、微粒子のパールのものを選びましょう。
ポイント2:あえて影はつくらず、コンシーラーやハイライトで余白づくりを
ふっくら部分と影になる部分があったほうが、より涙袋を強調して見せてくれるので、お顔の間延び感も抑えることができます。ただ、変に目の下に影をつくることで、くまやシワに見えてしまうことも。なので、あえてうっすら影に見えるように仕上げていきましょう。
ポイントは目の下のコンシーラーやハイライトの塗り方。普段目の下のギリギリまで、もしくはクマの部分まで塗る方も多いかと思いますが、あえて1ミリ余白をつくり仕上げていきましょう。
このように仕上げることで、コンシーラーやハイライトをつけた部分が高く見えて、塗っていない1ミリの部分がうっすらと自然に影に見えます。影をつくるのではなく、塗る位置を工夫して立体感をつけることで、涙袋を強調して見せていきましょう。
涙袋メイクはお顔の印象を変えて見せるだけでなく、工夫することでお顔の透明感や血色感をもたらしてくれるメイクです。大人女性にもおすすめしたい“涙袋メイク”、ぜひこの機会にお試しください!
【画像】※a.otsuka、Ushico / PIXTA(ピクスタ)