頑張らなくてもいい!? やめたら家事がラクになった「キッチンのNG収納」2選

日々の生活の中で、キッチンに立つ時間は意外と長いもの。だからこそ、快適なキッチンに整えたいと工夫するものの、イマイチその効果が得られない……なんて悩む人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は整理収納アドバイザーのmaikoさんに、やらないほうが楽になる“キッチンのNG収納”を教えてもらいました。


目次

1:フタ付き収納ケースには要注意


頑張らなくてもいい!? やめたら家事がラクになった「キッチンのNG収納」2選の1枚目の画像

出典: Myvisuals / Shutterstock.com

細かいアイテムが多いキッチンは、収納の中もごちゃごちゃしがち。使いやすいキッチンにするには、引き出しや戸棚などのキッチン収納の中も、さらに仕分けをしてすっきりと整理しておきたいものです。

そんなときに役立つのが収納ケースですが、“フタ付きの収納ケース”を取り入れる際には注意が必要! キッチンの引き出しや戸棚を開けたら、フタ付きの収納ケースが並んでいる様子は、一見するとすっきりした見た目で気持ちがいいですよね。ですが、使い勝手の観点からは、フタの開け閉めの手間がかかったり、中身がわかりにくかったりといったデメリットも。

キッチンは作業をする場なので、使いたいアイテムをスムーズに出し入れできる“使い勝手のよさ”が大切です。すっきりした見た目にこだわって、フタ付きの収納ケースをそろえた結果、使い勝手が悪くなってしまう……なんてことがないようにしたいですね。

フタ付きの収納ケースは、ホコリよけが必要な場所やケースを重ねて置きたいときなどに役立つので、用途に合わせて取り入れたい!


2:何でも詰め替えるのはNG


頑張らなくてもいい!? やめたら家事がラクになった「キッチンのNG収納」2選の2枚目の画像

出典: Natalia Shebunyaeva / Shutterstock.com

すっきりと整ったキッチンの定番ともいえる“調味料や食品ストックの詰め替え”。それぞれの調味料や食品ストックを同じ容器に詰め替えて収納することで、スペースを有効に使えたり、使い勝手や見た目もよくなったりするなど、メリットが大きいように感じます。

しかし、詰め替えには意外と手間がかかることも忘れてはいけません。詰め替えをする際には、きちんと容器を洗って乾かし、衛生面に気を配らなければいけないだけでなく、ラベリングや賞味期限の記載が必要になる場合もありますね。また、詰め替え容器を購入するのにコストがかかります。

そのため、すべての調味料や食品ストックを詰め替えるのが、ラク家事につながるとは限らないのが実際のところ。使い勝手や使用頻度、収納場所との兼ね合いも考え、詰め替えたほうがメリットのある場合だけ詰め替えましょう。



「キッチンを快適に!」と思い工夫していたつもりが、逆効果になってしまってはもったいないですよね。ポイントを押さえて、“自分に合った快適なキッチン”に整えていきましょう。



【画像】※Natalia Shebunyaeva、Myvisuals / Shutterstock.com

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