定位置を変えてよかった!今すぐ見直したい「掃除しやすい」部屋づくりのコツ3選
日常の中でふと感じる使いにくさ、掃除のしにくさ。「いつもここにほこりがたまるよね」「いつもあれが出しっぱなしだよね」そう感じたときに、まあしょうがないか……ではなく、お部屋の風景化してしまったモノの定位置を、少し違う視点から見直してみませんか?
そこで今回は整理収納アドバイザー・コーチングののぞみさんに、定位置を変えるだけで掃除がしやすくなる部屋づくりのコツを教えてもらいました。定位置にこだわった仕組みに変更することで、掃除や片付けがラクになりますよ。
1:トイレのサニタリーケース
出典: GATTA
トイレは、意外とホコリが溜まりやすい場所ですよね。筆者は今までサニタリーケースを床に直接置いていましたが、端に掃除機をかけるときいつも邪魔になっていたんです。
そこで、ダイソーの『ブックスタンド』を両面テープで壁に貼り付け簡単な棚を作り、ケースをのせて浮かせてみました。すると、掃除のときケースをどかす手間がなくなり、端までスムーズに掃除機がかけやすくなったのです。
サニタリーケースを隅っこに置くのではなく、床から浮かせてみるというちょっとした工夫で、長年の掃除のしにくさを解消することができました。
2:リビングの配線コード
出典: GATTA
テレビの配線コードがコンセントから離れてしまっている筆者宅。コードがだらんと床に垂れていると、掃除機をかけにくくなってしまうので、壁にぴたりと張り付けることにしました。
ダイソーの『ケーブルチューブ』でコードをまとめて、3M(スリーエム)の『コマンドタブ』で壁に沿わせて貼り付けました。配線コードがごちゃごちゃと絡まっていると、ホコリがたまりやすくなってしまい、見た目もよくありませんよね。そして、白いコードを使用することで、壁と一体化して全く目立ちません。
床も壁もスッキリ見えて、掃除も楽なので一石二鳥です。
3:テレビのリモコン
出典: GATTA
以前は、テレビのリモコンをカゴに入れて、テレビから離れたカウンターの上にしまっていました。しかし、テレビを消した後わざわざカゴに戻すことを家族が忘れがちで、ずっとテーブルの上に置きっぱなしになることがよくありました。
筆者宅ではテレビの使用後にホコリ除けのカバーをかけています。リモコンをわざわざカゴに戻すのではなく、“カバーかける+リモコンをテレビの前にただ置く”という2つの動作をセットにした片づけ方法に変更。そうすることで、自然とテレビカバーと一緒にリモコンを元に戻してくれるようになり、テーブルの上に置きっぱなしにすることは全くなくなりました。
モノを使うだけでなく、定位置を常に見直す・しまうためのステップをより少なくする仕組みも、お部屋が散らからないためにとても大切です。
「モノがいつも置きっぱなしになっているのはどうしてだろう?」「掃除がしにくい、モノがしまいにくい理由はなんでだろう?」と、いつもの風景化しているお部屋の中を改めてじっくり観察し、取り出してからしまうまでの行動の距離を近づけることで、お部屋がいつも片づくシンプルな暮らしの仕組みに変えることができます。
ぜひ新生活に向けて模様替えする際の参考にしてください。