手間が減った!? キッチン家事をラクにするために「手放すべきモノ」10選
何かとモノが多くなりがちなキッチン。「毎日の家事をもっとラクにしたい……」そう考えている方も少なくないはず。キッチン家事で当たり前に必要とされているあるモノを手放すことで、時間が短縮されて毎日の家事がグッとラクになるかもしれません!
そこで今回は整理収納アドバイザーのみなさんに聞いた、家事の手間を減らすために手放したいモノをご紹介します。
1:山積みの「ボウル」は手放すべし!
出典: GATTA
和えたり混ぜたりはもちろん、カットした野菜を仮置きしたりするのにも重宝するボウル。
けれど調理が終わったときには、山のように積み重なってしまって洗うのが大変……!なんてことも多いですよね。
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そこで、“野菜の水洗い”や“調味料を混ぜる”などあまり器が汚れず、洗うときは水で流せばいいだけの調理はそのままボウルを使用。それ以外の調理は、洗剤を要する油汚れになるため、ポリ袋を積極的に活用してみましょう。
シャカシャカと振れば、具材を潰さずサックリと和えやすく、衣や下味も満遍なくつけることができて一石二鳥。そのまま使い終わったポリ袋は、生ゴミ袋にも活用できますよ。
2:洗い物が面倒な「盛り付け道具」を手放すべし!
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ボウルと同じように、菜箸やシリコンスプーンなど”盛り付けるための道具”も一品ごとに取り替えていては、大量に使ってしまいます。かといって、そのたびに洗うというのも、手間や時間が惜しいときも。
そんなときに便利なのが、ポリ手袋。匂いや油汚れを避けるためだけでなく、素早く盛り付けるために使っても便利なんです。
具材を崩さずに移動できて、慎重に美しく盛り付けたいときにもおすすめですよ。
3:多すぎる「食器」は手放すべし!
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キッチンに必需品の“食器”。食器を集めることが趣味で、料理にあったモノを選んで楽しむ人も多いのでは? キッチンでの家事を少しでも楽しいものにするために、“お気に入りの食器”を使うことは大切なことです。
しかし、こだわりもなく食器の数が増えている場合は注意が必要! 自分で気に入って購入した食器以外にも、人からもらった、景品としてもらった食器やカップが、食器棚にたくさん並んでいるということも多いですよね。
必要以上に数が増えてしまった食器は、収納スペースを圧迫するだけでなく、「数に余裕があるから」と食器洗いをサボって次々に新しい食器を使ってしまい、結局は食器洗いの手間を増やしてしまうことも起こりやすくなります。
割れない限り手放すタイミングがわかりづらい食器ですが、お気に入りではない必要以上の食器は、家事の負担を増やしかねません。スムーズな家事のために、“お気に入り”や“適正量”の2つを意識して、食器棚の見直しをしてみましょう!
4:洗うのが大変な「プラスチック製の保存容器」は手放すべし!
出典: Sergey Mironov / shutterstock
作り置きや食材の保存などに必要な保存容器。保存容器といえば、プラスチック製のモノを使うことも多いですよね。プラスチック製の保存容器は、軽くて扱いやすく、安価で購入できることが特徴。透明で中身がわかりやすいのも、便利に使えるポイントです。
しかし、油汚れが落ちにくいことがデメリット。洗い物の際に、なかなか落ちない油汚れにイライラすることも少なくありません。また、フタやフチ部分の溝の汚れも、落としにくい場合が多いですね。
キッチンで“時短”にポイントを置く場合は、洗うのに時間がかかるプラスチック製の保存容器ではなく、油汚れを落としやすいガラス製やホーロー製の保存容器がおすすめです。ガラス製やホーロー製の保存容器は、プラスチック製の保存容器に比べて、油汚れを落としやすく、におい移りもないのでサッとすっきり洗いあがります!
5:スペースを取る「水切りかご」は手放すべし!
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あればとても便利だけど作業スペースを圧迫する水切りかご。大きいので洗うのも大変ですよね。
そこで、水切りかごの代わりにニトリの『たためる水切り』を購入してみて。たくさんあって置けないときは、厚手のキッチンタオルも併用することで、キッチンに開放感が生まれますよ。
『たためる水切り』は、使わないときにはクルクルっと丸めるとコンパクトに収納できる有能な商品。キッチンが広々とすっきりした印象になり、料理や掃除がしやすくなりそう!
6:大きな「米びつ」は手放すべし!
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シンク下収納や冷蔵庫にピッタリサイズのもの、桐製、ホーロー製、ガラス製……試行錯誤して辿り着いたのはペットボトルでの収納。
衛生面と匂い移りを防ぐために、容器は水のペットボトルを再利用。家庭でのお米の保存に最適な冷蔵庫の野菜室にも収納しやすいそう。
ちなみに2リットルのペットボトルには12合くらい入るんだとか。5kgのお米なら2リットルのペットボトル3本に入りますね。
7:洗いにくい「スポンジラック」は手放すべし!
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スポンジラックは毎日の洗剤&水のせいでヌメリが気になり、洗いにくいので外してしまいましょう。
スポンジをシンクの端に立てかけるだけでも十分! 斜めに置くように習慣づければ、スポンジラックなしでもしっかり水も切れます。
8:ヌメリの気になる「三角コーナー」は手放すべし!
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三角コーナーもヌメリが気になるので、シンクから撤去。代わりに、琺瑯のストッカーをごみ箱に。
琺瑯ストッカーはそのまま火にかけることも可能! 食器用ふきんの煮沸消毒にも使用できて、一石二鳥の便利アイテムです。
9:まとめづらい「輪ゴム、袋止めクリップ」は手放すべし!
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開封した食材を保存する際、輪ゴムで留めるといつの間にか劣化していたり、袋止めクリップで大小さまざまな色やサイズのモノが増えてしまったりと、なにかとめんどうですよね。
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代わりに、スティックをスライドして封をする『エニーロック』を使用するのがおすすめ。冷凍のチーズ、乾物の桜エビ、おやつのスナック菓子など、袋の口に差し込むだけでしっかり密封でき、中身が湿気ることもありません。4つのサイズがあり、繰り返し何度も使うことができます。
輪ゴムも袋止めクリップも、モノは小さいですがキッチンのあちこちに散らばりやすいので、『エニーロック』のみに統一して置いておくと管理が楽に!
10:忘れられがちな「脱臭剤」は手放すべし!
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気がついたら、効果がなくなったものが放置されたまま転がっていたり、冷蔵庫の奥で忘れ去られたりすることの多い脱臭剤。スッキリとさせたい冷蔵庫にはなにかと邪魔な存在ですね。
食品を入れた容器をきちんと密閉し、こぼした汁気を放置したりしなければ、臭いにくいものです。
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食べかけの惣菜の器や鍋などをそのまま収納する場所は、目線より下のよく見える段にしましょう!
少しでも汁気が垂れたら、すぐにサッと拭き取れば、冷蔵庫も臭うことがなく、脱臭剤などゴチャゴチャ置かなくてもいいすっきりとした冷蔵庫にすることが可能です。
不要なモノを手放すことで、キッチンがすっきりとした印象になり、家事の効率が上がりそうですね。ぜひ家事の負担を減らすために、キッチンまわりのモノを見直してみてください!
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。
【画像】※Sergey Mironov / shutterstock