狭い部屋もスッキリまとまる!部屋づくりで最初に考えるべきポイント3つ
はじめて一人暮らしをされる方は、部屋づくりをどこから始めればいいのか迷うところ。まずは、一人暮らしのコンパクトな空間でも窮屈に感じない、くつろげる空間にしたいと希望している方が多いのではないでしょうか。
そこで今回はインテリアブロガーのsumikoさんが、狭い空間こそ使える“部屋づくりのベースとなるポイント”3つを教えてくれました。
1:「部屋のテーマ」を決めて統一感をだす
出典: Photographee.eu / Shutterstock
部屋にごちゃつきを感じる原因のひとつは、多種多様なインテリアスタイルの混在です。
ひとつひとつのアイテムがバラバラの個性を放つ空間は、生き生きとした空間になる反面、アイテムそれぞれの存在が主張してしまい、部屋を狭く感じさせてしまうことも。
まずは、好みのスタイルをひとつ決めて、家具やテキスタイルに統一感を出しましょう。
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“北欧スタイル”や“アジアンスタイル”など地域のスタイルや、“ミッドセンチュリー”や”アンティーク”など時代で決めるテーマは、オーソドックスでまとめやすいでしょう。
他にも“海”や“植物”など、好きなモノをテーマにするのもオリジナリティがあっておすすめです。
2:「テーマカラー」を決めてスッキリ見せる
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部屋のテーマが決まったら、合わせてテーマカラーを決めましょう。
広い部屋では、ベースカラーとアクセントカラーなどバランスをとることが簡単ですが、一人暮らしの狭い空間では、思うようにバランスが取りづらいものです。
そこでまずは、カーテンや寝具の色味に統一感をだし、家具の素材の色もできるだけ合わせましょう。そして、アクセントになるよう加えるカラーを1~2色に抑えれば、簡単にスッキリとまとまります。
または、“アースカラー”や“パステルカラー”などトーンの近いカラー、もしくは、“モノトーン系”や“ブルー系”など色味の似たカラーでそろえても、圧迫感が出にくいですよ。
3:「余白」を決めてからモノを配置する
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インテリアアイテムのテーマやカラーが決まったら、配置を考えましょう。
狭い部屋に圧迫感を出したくないなら低い家具を優先したいところですが、一人暮らしの場合には、収納家具や本棚など生活に必要な家具を優先しなくてはなりません。
そこで、家具をまとめて配置することで何もない壁面をつくったり、ラグをコンパクトにして何もない床面をつくったり、と余白を意識してみましょう。満遍なく家具配置された空間よりもグッと広く感じますよ。
また、外の景観が見えると空間に広がりがプラスされる効果も。窓前に家具を配置して塞いでしまうのは避けたいですね。
今回ご紹介したポイントは、暮らし始めだけでなく、今住んでいる部屋の模様替えなど新たにインテリアアイテムを選ぶ際のルールにもなります。部屋づくりの基本なので、ぜひ参考にしてくださいね。
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