新たに棋士となった山川泰熙四段へ「J:COM賞」贈呈 ―将棋界を担う次世代を支援―
<「J:COM賞」贈呈式の様子> JCOM株式会社 常務執行役員 田口和博(左)、山川泰熙四段(右)
JCOM株式会社(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩木陽一)は、2024年7月27日(土)に宮城県仙台市で開催した「第13回J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」東北大会において、今春、新たに棋士となった山川泰熙四段へ「J:COM賞」を贈呈しました。
J:COMは、「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」が第10回を迎えた2021年より、日本将棋連盟の棋士の養成機関である「奨励会」への支援として毎年寄付を行っています。また、四段に昇段し棋士となった方々に今後の活躍を祈念し、「J:COM賞」として記念品(仕立券付スーツ布地)を贈呈しています。なお、本賞の授与は、将棋大会に参加する子どもたちの目標となる存在になってほしいとの願いから、「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」の会場を中心に行っています。
山川泰熙四段は2010年の小学6年生の時に小学生名人戦で優勝して名人となったのち奨励会に入会し、14年間の在籍を経て念願のプロ入りを果たしました。山川泰熙四段と同じく、今春に棋士となった高橋佑二郎四段へも関東大会での贈呈を予定しています。
J:COMは、「次世代のチャレンジ支援」の一環として、子ども将棋大会の開催、奨励会への支援、「J:COM賞」の贈呈を通じ、将棋界を担う次世代を支援しています。今後もこれらの活動を続け、夢に向かって挑戦する子どもたちや、プロの棋士という狭き門に向かって一途に取り組む若者たちを応援してまいります。
【山川泰熙四段の受賞コメント】
>「J:COM賞」を受賞にあたり感想
J:COM賞については、過去受賞された先輩棋士から話を聞いていて、大変ありがたいと感じていました。奨励会は日の当たらない場所で、なかなかフォーカスされることがないため、スポットライトをあてていただき自分の努力を評価していただけることを素直にうれしく思います。
いつか棋士になって出身である東北に帰ってきたいと思っていたので、今回目標が達成できました。この大会も多くの方が参加してくれましたが、もっと将棋人口を増やし、さらに子どもたちの将棋大会に人を呼べるよう、東北のみならず全国で子どもたちの普及に役立ちたいと壇上で感じました。
>「子ども将棋大会」について
J:COM杯はまとまった地区大会があり、全国大会につながる形式です。予選を経て本選があるという点は公式戦にも似ており、特別なものに感じます。同じ地域の強い子と指すのも楽しいですが、全国の子たちと指せる機会は貴重です。将棋はひとりひとり微妙に違ってくるもので、さまざまな人と対局する中であらたな発見や楽しさがあるものだと思います。自分も小学生の時は、全国各地の強者とさせるのが楽しかったことを思い出しました。
>憧れの棋士について
憧れの存在は、羽生先生です。将棋は2人でつくりだす芸術的な面があると思いますが、羽生先生の将棋は芸術点がとても高いと感じます。私も、将来的に多くの人を魅了できる将棋指しになりたいです。また、今の将棋界には、藤井七冠、伊藤叡王など、多くの手ごわい相手が上位にいますが、勝負師として、上を目指さないと意味がないと思っています。将来的にタイトルに絡む活躍できるよう、まずは若手の棋戦で優勝したいです。
<2024年度 J:COM賞贈呈棋士>
山川泰熙四段(7月27日(土)/東北大会)
高橋佑二郎四段(9月16日(月・祝)/関東大会)
※10月昇段の棋士については、10月14日(月・祝)/東海大会にて贈呈予定
<第13回J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会 概要>
「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」(主催:JCOM株式会社、株式会社囲碁将棋チャンネル/共催:公益社団法人日本将棋連盟/協力:白泉社)は、小中学生に将棋の楽しさを知ってもらうとともに、将来の棋士を目指す小中学生の登竜門となる大会を目指して、2012年にスタートしました。今年で13回目を迎えます。
JCOM株式会社(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩木陽一)は、2024年7月27日(土)に宮城県仙台市で開催した「第13回J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」東北大会において、今春、新たに棋士となった山川泰熙四段へ「J:COM賞」を贈呈しました。
J:COMは、「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」が第10回を迎えた2021年より、日本将棋連盟の棋士の養成機関である「奨励会」への支援として毎年寄付を行っています。また、四段に昇段し棋士となった方々に今後の活躍を祈念し、「J:COM賞」として記念品(仕立券付スーツ布地)を贈呈しています。なお、本賞の授与は、将棋大会に参加する子どもたちの目標となる存在になってほしいとの願いから、「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」の会場を中心に行っています。
山川泰熙四段は2010年の小学6年生の時に小学生名人戦で優勝して名人となったのち奨励会に入会し、14年間の在籍を経て念願のプロ入りを果たしました。山川泰熙四段と同じく、今春に棋士となった高橋佑二郎四段へも関東大会での贈呈を予定しています。
J:COMは、「次世代のチャレンジ支援」の一環として、子ども将棋大会の開催、奨励会への支援、「J:COM賞」の贈呈を通じ、将棋界を担う次世代を支援しています。今後もこれらの活動を続け、夢に向かって挑戦する子どもたちや、プロの棋士という狭き門に向かって一途に取り組む若者たちを応援してまいります。
【山川泰熙四段の受賞コメント】
>「J:COM賞」を受賞にあたり感想
J:COM賞については、過去受賞された先輩棋士から話を聞いていて、大変ありがたいと感じていました。奨励会は日の当たらない場所で、なかなかフォーカスされることがないため、スポットライトをあてていただき自分の努力を評価していただけることを素直にうれしく思います。
いつか棋士になって出身である東北に帰ってきたいと思っていたので、今回目標が達成できました。この大会も多くの方が参加してくれましたが、もっと将棋人口を増やし、さらに子どもたちの将棋大会に人を呼べるよう、東北のみならず全国で子どもたちの普及に役立ちたいと壇上で感じました。
>「子ども将棋大会」について
J:COM杯はまとまった地区大会があり、全国大会につながる形式です。予選を経て本選があるという点は公式戦にも似ており、特別なものに感じます。同じ地域の強い子と指すのも楽しいですが、全国の子たちと指せる機会は貴重です。将棋はひとりひとり微妙に違ってくるもので、さまざまな人と対局する中であらたな発見や楽しさがあるものだと思います。自分も小学生の時は、全国各地の強者とさせるのが楽しかったことを思い出しました。
>憧れの棋士について
憧れの存在は、羽生先生です。将棋は2人でつくりだす芸術的な面があると思いますが、羽生先生の将棋は芸術点がとても高いと感じます。私も、将来的に多くの人を魅了できる将棋指しになりたいです。また、今の将棋界には、藤井七冠、伊藤叡王など、多くの手ごわい相手が上位にいますが、勝負師として、上を目指さないと意味がないと思っています。将来的にタイトルに絡む活躍できるよう、まずは若手の棋戦で優勝したいです。
<2024年度 J:COM賞贈呈棋士>
山川泰熙四段(7月27日(土)/東北大会)
高橋佑二郎四段(9月16日(月・祝)/関東大会)
※10月昇段の棋士については、10月14日(月・祝)/東海大会にて贈呈予定
<第13回J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会 概要>
「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」(主催:JCOM株式会社、株式会社囲碁将棋チャンネル/共催:公益社団法人日本将棋連盟/協力:白泉社)は、小中学生に将棋の楽しさを知ってもらうとともに、将来の棋士を目指す小中学生の登竜門となる大会を目指して、2012年にスタートしました。今年で13回目を迎えます。