クリスマスまでに痩せたい……糖質制限中にも嬉しいたんぱく質豊富な #美ボディ レシピ

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食欲の秋。誘惑は多いけどクリスマスまでに痩せたい!


食べ物がおいしい季節になったけれど、気づけばクリスマスまであと1ヶ月ちょっと……!
痩せなきゃと思いつつも、年末は何かと忙しくて運動するのも大変ですよね。今回は、糖質制限中でも栄養バランス抜群でダイエットに最適な「ささみとセロリのナムル」のレシピをご紹介♡ ぜひ作ってみてくださいね。


ささみとセロリのナムルのレシピ


<材料>2人分


鶏ささみ肉:4本
セロリ  :1本
赤玉ねぎ :1個
ごま油  :小さじ1
塩    :少々


<作り方>


1.鶏ささみ肉は切り込みを入れて筋を除く。沸騰した湯に塩(分量外)を加えて、ささみ肉を入れて、火が通るまで茹でて水気を切る。少し冷まし、食べやすい大きさに手で割きます。

2.セロリは斜め薄切りに。赤玉ねぎは繊維を断ち切るように薄切りにします。


3.ボウルに2のセロリ、赤玉ねぎを入れて塩を振り、塩もみし、水気を絞ってボウルに戻す。

4.3にごま油を入れて和える。

<ポイント>


・セロリ
香りを強く出したい場合は葉を刻み、混ぜると良いです。苦手な方は茎だけを使用してください。

・赤玉ねぎ
繊維を断ち切るように切ることが大切です。こうすることで玉ねぎの辛味成分が抜け食べやすくなります。水にさらすと、よりクセがなくなり食べやすくなります。

・オイル
今回のレシピではごま油を使用しましたが、オリーブオイルに変更するのもおすすめです。その場合は塩をハーブソルトに変更すると、より洋風でおしゃれになります!
※作り置きもできるので、一度にたくさん作るのもおすすめ◎


今回使った食材のダイエットポイント


今回のレシピのポイントは「高たんぱく低カロリー」。ダイエット中でトレーニング中の食事には、低脂肪で高たんぱく質を意識しましょう。特に、たんぱく質が多く含まれる、肉類、魚類、卵などの食材を摂取するのがおすすめです。

鶏ささみ肉


鶏ささみ肉は、肉類のなかでも断然トップの高栄養・低カロリー食品。良質なたんぱく質だけでなく、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、葉酸など優れた栄養のある食べ物です!

たまねぎ


玉ねぎには血行を良くして脂肪燃焼や排出を促す効果がある「硫化アリル」や脂肪を分解する酵素の働きを助ける作用のある「ケセルチン」などダイエット効果が期待できる成分が含まれています。特に赤玉ねぎには普通の玉ねぎには含まれていないアントシアニンが含まれているので、ポリフェノールが豊富! 赤玉ねぎには魅了的な健康美容効果があるのでおすすめです。

オイル


ダイエット中には避けがちな油類。ごま油にはリノール酸やリノレン酸は不飽和脂肪酸の一種で、血中のコレステロール値を下げてくれる働きがあるんです。ただ、カロリーが高いので注意! 適量を食事に取り入れてみよう。


「食事の質」を見直していこう!


「ささみとセロリのナムル」のレシピ、いかがでしたか? 
今回のレシピのみならず、是非これからご紹介するポイントを意識してみて。

1日3食しっかり食べる!


理想の食事回数は朝・昼・夕で1日3回しっかり食べることです。1日1食だけといった食生活では食事と食事の間隔が空きすぎてしまい、身体が飢餓状態に。身体は代謝を抑えてエネルギーを使わないようになってしまい、逆に太りやすい体質になってしまうことがあります。1日3食しっかり食べることは活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、生活リズムを整える点でも重要な回数なのです。

たんぱく質不足に陥らないこと!


たんぱく質とは、炭水化物や脂質に並ぶ3大栄養素の1つであり、私たちの身体の一部である筋肉や爪、髪の毛や血液、皮膚などをつくる成分です。人の身体の約60%は、水分でできていますが、約15〜20%はたんぱく質でできています。筋肉はたんぱく質でできているので、単にカロリーを減らした食事をしてしまっては、筋肉量が落ち、ボディラインはメリハリのない状態になってしまう可能性が……。3食食べていく中で、たんぱく質を多く摂れるように意識して取り入れてみましょう。ただし摂りすぎてしまうと腎臓に負担をかけたり、腸内環境を汚してしまう原因にもなってしまうので、食べすぎには注意しましょう。

ビタミン・ミネラルも大切!


1日3食「〇〇だけ」「〇〇抜き」のような偏食はだめ!ビタミンやミネラル不足で栄養素が欠乏してしまいます。筋肉をつけるために必要な栄養素は、たんぱく質だけではありません。筋肉の合成を促進する作用のあるビタミンDや、糖質や脂質の代謝をサポートするビタミンB群を積極的にとるようにしましょう。ビタミンDは、魚類、キノコ類、卵に多く含まれていて、カルシウムの吸収を良くし、筋肉にも必要なビタミンです。ビタミンB群は納豆、ほうれん草などの緑黄色野菜を合わせて摂り入れる意識を持ってみましょう。3食の食事は、一汁三菜(主食、主菜、副菜2品、汁物)と昔ながら和食スタイルが、栄養バランスも良くおすすめ◎


正しい食生活で憧れの美ボディに。


肉だけを食べる、ご飯は食べないなど極端な食事制限をすると、一時的に痩せたりはしますが、健康を損なうリスクがあります。日頃からバランスの良い食生活を心掛け、クリスマスまでに周りから憧れる美ボディを手に入れましょう♡

(倉田 沙也加)

この記事を書いたライター

倉田 沙也加
フードコーディネーター。大手食品商社にて2年勤務後、独立。料理番組出演、料理動画サービスレシピ制作・撮影、料理記事の執筆や講師など多岐にわたり活躍。真似しやすく簡単な家庭料理のレシピ制作を得意とする。2017年〜渡星し、シンガポールにて弁当レシピを開発・販売。和食の発信に務めた。「手作り料理で大切な人を大事にできる社会を創る」ことを目標に掲げ活動中。

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