大人になるほど難しい?恋愛ご無沙汰さんが気になる人をデートに誘う方法
「恋愛がご無沙汰すぎてデートに誘う方法がわからない」「自分からどんな風に連絡すればいいかわからない」などとお困りの方が多いのではないでしょうか?
また、このようなご時世ではあまり出会いの機会がない……なんてことも。
そこで今回は、気になる人をデートに誘う方法について一緒に見ていきたいと思います。
誘うのがうまい人とは用事をでっちあげることのできる人です。
例えば、仕事において「すごくわからないわけではないけど、一応誰かに確認したいこと」ってありますよね。
1人で考えてできなくもないけど、一応「これでいいんだよね?」と確認したいこと。そういうことをネタにして誘うのです。
こういう誘い方は若くてもできる人はできています。
もちろん、相手だってわかるんですよ。「この人、本当は自分ひとりでできるのにわざわざ用事をつくって、自分に話しかけてきている」というのが。
でも、いいんです。わざわざ知恵を絞って用事をでっちあげてくれた努力がうれしいのです。
もっと具体的に言えば、彼は、あなたが用事をでっちあげようと、ひとりベッドの中で知恵を絞っている姿を想像します。
そして「そこまでして自分と喋りたいということは、相手はよほど自分のことが好きに違いない」と思います。そのいい状態であなたとの待ち合わせに訪れます。
そのため、用事をでっちあげて彼と話したら、わりとスムーズに付き合えることがあります。
たいした用事を思いつかず、でっちあげに罪悪感を感じる人はまずは食事に誘いましょう。
みんな基本的には食事に誘われることを待っています。首をとても長くして待っています。というわけで、まずは食事からお誘いしてみましょう。
デートに誘うのがうまい人は棚ぼたを狙います。
棚ぼたというのは、棚から牡丹餅(ぼたもち)が落ちてくる。つまり、期せずしてラッキーが起こることですが、実はこのことの本質はいつも棚の下にいることです。
いつも好きな人のそばにいること。これがとても大切です。というわけで、あなたも今日から、いつも好きな人のそばにいるようにしましょう。
例えば、彼が仕事中に「ちょっとコンビニ行ってくる」と言って席を立つと、「私も」と言って、あなたも席を立つのです。別に怪しまれないから大丈夫です。
あるいは、飲み会に好きな人が参加しているのなら、彼のそばに座ることです。
またあるいは、少し遠回りすれば彼と同じ通勤ルートになるのであれば、自腹でお金を追加して遠回りする定期券を買うのです。
チャンスなんて、本当にいつもそばにいないとゲットできないのです。
いつもチャンスをものにしている、あなたにとって羨ましい人はそのことを知っています。
弱さを小出しにすることで好きな人をデートに誘いやすくなることもあります。
例えば、「私、お金がないんだよね」と言ってみるとか。ただ、そう思うだけではダメです。思っていることなんて、誰も察してくれないからです。口に出して言いましょう。
そうすると「あ、この人はお金がないのか。それなら彼女の分のコーヒーも買ってきてあげようかな」と彼が思います。そして実際にそうしてくれます。
自分の心の闇をすっと正直に言葉にして他者に伝えることができる。この男前っぷりに彼はコロッといくのです。
では、「誘う」とは、どのような行為なのでしょうか?
世間ではよく、好きな人をデートに誘う勇気がないという言い方をされますね。
勇気がない、湧いてこないという言葉の意味を理解できるでしょうか?
体内のどこかに勇気を溜めている泉みたいなものがあって、そこの蛇口が締まっていたら「勇気が湧いてこない」と言うの?などと思ってしまいませんか?
誘うことを勇気という言葉を使ってどうにかしようとするから、たいていの人は好きな人をデートに誘えないのです。
実は、勇気ではなく弱さが誘わせるのです。弱さというのは、例えば、恥ずかしい自分をつい好きな人に隠してしまう自分のことです。
その弱さを、まずは自分で認めてあげるといいんです。
何か大事なことを前にするといつも逃げてしまう自分を、ふと隠してしまうクセのある人は逃げてしまう自分をまずは認めるのです。
自分は逃げるクセのある人間だというのを意識するのです。他者に自分の弱さを隠すクセのある人は、自分自身に対して自分の弱さを隠しているからです。
まずは、弱さを自分で認める。そして、弱い自分を「弱いけど、まあいっか。弱さと一緒にぼちぼち生きていこうか」と思うことです。
そうしたらやがて、好きな人をデートに誘える自分になれます。誘うことは勇気ではなく弱さがさせる行為だ、というのは、そういうことです。
私たちは弱いから誰かのことを好きになります。これが恋愛の基本です。
「かっこいいから」とか「かわいいから」というのは、あくまでも目に見えている一部分です。氷山の一角です。海の下にある、その氷山の一角を支えているものは、私たちの弱さです。
あなたが好きな人も弱いし、あなたも弱い。ぼくも弱いです。
弱さを味方につけると、好きな人をうまく誘うことができるようになります。
(ひとみしょう/作家・キルケゴール協会会員)
また、このようなご時世ではあまり出会いの機会がない……なんてことも。
そこで今回は、気になる人をデートに誘う方法について一緒に見ていきたいと思います。
気になる人をデートに誘う方法
用事をでっちあげる
誘うのがうまい人とは用事をでっちあげることのできる人です。
例えば、仕事において「すごくわからないわけではないけど、一応誰かに確認したいこと」ってありますよね。
1人で考えてできなくもないけど、一応「これでいいんだよね?」と確認したいこと。そういうことをネタにして誘うのです。
こういう誘い方は若くてもできる人はできています。
もちろん、相手だってわかるんですよ。「この人、本当は自分ひとりでできるのにわざわざ用事をつくって、自分に話しかけてきている」というのが。
でも、いいんです。わざわざ知恵を絞って用事をでっちあげてくれた努力がうれしいのです。
もっと具体的に言えば、彼は、あなたが用事をでっちあげようと、ひとりベッドの中で知恵を絞っている姿を想像します。
そして「そこまでして自分と喋りたいということは、相手はよほど自分のことが好きに違いない」と思います。そのいい状態であなたとの待ち合わせに訪れます。
そのため、用事をでっちあげて彼と話したら、わりとスムーズに付き合えることがあります。
まずは食事から
たいした用事を思いつかず、でっちあげに罪悪感を感じる人はまずは食事に誘いましょう。
みんな基本的には食事に誘われることを待っています。首をとても長くして待っています。というわけで、まずは食事からお誘いしてみましょう。
いつもそばにいる
デートに誘うのがうまい人は棚ぼたを狙います。
棚ぼたというのは、棚から牡丹餅(ぼたもち)が落ちてくる。つまり、期せずしてラッキーが起こることですが、実はこのことの本質はいつも棚の下にいることです。
いつも好きな人のそばにいること。これがとても大切です。というわけで、あなたも今日から、いつも好きな人のそばにいるようにしましょう。
例えば、彼が仕事中に「ちょっとコンビニ行ってくる」と言って席を立つと、「私も」と言って、あなたも席を立つのです。別に怪しまれないから大丈夫です。
あるいは、飲み会に好きな人が参加しているのなら、彼のそばに座ることです。
またあるいは、少し遠回りすれば彼と同じ通勤ルートになるのであれば、自腹でお金を追加して遠回りする定期券を買うのです。
チャンスなんて、本当にいつもそばにいないとゲットできないのです。
いつもチャンスをものにしている、あなたにとって羨ましい人はそのことを知っています。
”弱さ”を小出しにする
弱さを小出しにすることで好きな人をデートに誘いやすくなることもあります。
例えば、「私、お金がないんだよね」と言ってみるとか。ただ、そう思うだけではダメです。思っていることなんて、誰も察してくれないからです。口に出して言いましょう。
そうすると「あ、この人はお金がないのか。それなら彼女の分のコーヒーも買ってきてあげようかな」と彼が思います。そして実際にそうしてくれます。
自分の心の闇をすっと正直に言葉にして他者に伝えることができる。この男前っぷりに彼はコロッといくのです。
誘うのは勇気ではなく弱さ
では、「誘う」とは、どのような行為なのでしょうか?
世間ではよく、好きな人をデートに誘う勇気がないという言い方をされますね。
勇気がない、湧いてこないという言葉の意味を理解できるでしょうか?
体内のどこかに勇気を溜めている泉みたいなものがあって、そこの蛇口が締まっていたら「勇気が湧いてこない」と言うの?などと思ってしまいませんか?
誘うことを勇気という言葉を使ってどうにかしようとするから、たいていの人は好きな人をデートに誘えないのです。
実は、勇気ではなく弱さが誘わせるのです。弱さというのは、例えば、恥ずかしい自分をつい好きな人に隠してしまう自分のことです。
その弱さを、まずは自分で認めてあげるといいんです。
何か大事なことを前にするといつも逃げてしまう自分を、ふと隠してしまうクセのある人は逃げてしまう自分をまずは認めるのです。
自分は逃げるクセのある人間だというのを意識するのです。他者に自分の弱さを隠すクセのある人は、自分自身に対して自分の弱さを隠しているからです。
まずは、弱さを自分で認める。そして、弱い自分を「弱いけど、まあいっか。弱さと一緒にぼちぼち生きていこうか」と思うことです。
そうしたらやがて、好きな人をデートに誘える自分になれます。誘うことは勇気ではなく弱さがさせる行為だ、というのは、そういうことです。
私たちは弱いから誰かのことを好きになります。これが恋愛の基本です。
「かっこいいから」とか「かわいいから」というのは、あくまでも目に見えている一部分です。氷山の一角です。海の下にある、その氷山の一角を支えているものは、私たちの弱さです。
あなたが好きな人も弱いし、あなたも弱い。ぼくも弱いです。
弱さを味方につけると、好きな人をうまく誘うことができるようになります。
(ひとみしょう/作家・キルケゴール協会会員)
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この記事を書いたライター
ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。