元彼が忘れられない!成功する復縁・失敗する復縁とは?
元彼以上の人が現れない、復縁したいという悩みをお持ちの方に、成功する復縁や失敗する復縁についてお届けしたいと思います。
まずはじめに、あなたが元彼以上の人が現れないと思う理由について、一緒に見ていきましょう。
元彼以上の人が現れないと思ってしまう理由は、あなたがどのような男性を見ても「やっぱ元彼が一番!元彼以外の人は彼氏候補にもならない」と思っているからです。
少々意地悪な言い方をすれば、思い込みです。
あなたは実は、元彼よりもすばらしい人にすでに出会っています。毎日そういう男性を目にしています。
しかし、気持ちが元彼に向いているから、新たに出会う人のすばらしさに気持ちが向かないのです。
このことは決して悪いことではありません。あの人が一番!と思ってしまえば、誰だって他の人に気持ちが向かないのだから。
ではなぜ、あなたは元彼にしか気持ちが向かないのでしょうか?周囲にすばらしい男性がいるにも関わらず、なぜ元彼なのでしょうか。
理由は一つです。あの頃なり損ねた自分、そのなれなかった自分に後ろ髪を引かれているからです。
具体的にはこうです。あなたは彼と別れました。そのとき、彼と一緒ならなれていた自分を捨てました。たとえば、彼となら自分のことを愛することのできる自分になれると、あなたは思っていました。
しかし、あなたは彼と別れました。自分を愛することのできる自分を、そのとき失くしました。
その失くした自分をやっぱりほしいと思っているのです。
あるいは、経済的にも精神的にも安定感のある年上の彼氏とお別れした場合。
あなたは経済的にも精神的にも安定している環境の中で、ことさら将来を不安視せずに暮らせる自分を失ってしまいました。
その失った自分を、あなたはやっぱりほしいと思っているのです。
つまり、やっぱり元彼が好き、元彼と復縁したいという気持ちとは、元彼に向けられた気持ちではないのです。
元彼というフィルターを通して、もしも彼とまだ付き合っていたら手に入っていたであろう自分が好き、そういう自分がやっぱり忘れられない。だから、あの頃の自分に戻りたい。こういう気持ちなのです。
冒頭に書いたとおり、冷静に見れば、元彼よりすばらしい男性はいっぱいいます。
人はみな、それぞれにすばらしいものを持っているのだから、元彼よりすばらしい人はこの世にたくさんいます。
しかし、元彼との復縁を願う人には元彼しか見えません。
どんなに目を見開いて周囲を見渡してもやっぱり元彼が一番だと思います。
友だちが「他にすばらしい男性っていっぱいいるでしょ?」と言っても、聞く耳を持ちません。
それはなにもあなたが頑固なのではなく、耳が外に向かって開かれないのです。
なぜなら、あなたが追っているのは元カレではなく、あのとき失ってしまった自分だからです。
人は自分にこだわりだすと、とことんこだわります。冷静さを失います。彼しか見えない状況になります。
交際中に彼氏しか見えない状況であればよかったものの、彼とお別れした後に彼しか見えないことになってしまった。
――恋愛のパラドックスって残酷、としか言いようがないですね。
さて、では復縁がうまくいくケースとは、どのようなケースなのでしょうか。
あなたも彼もあの頃の自分が一番好き、あの頃の自分に戻って、あの頃の自分を至上のものとして生きたいと思っているケースです。
お互いに今ではなくてあの頃の自分が最高と思っているのだから、復縁した2人はなにもなかったかのように元の鞘(さや)に収まります。
たとえば、大学時代に付き合っていた、今社会人の2人がやっぱ大学時代の、あのサークル活動を熱心にやっていた自分が一番いい。
あの熱心さの雰囲気を持つ相手と一緒にいる自分が最も良いと思っていれば、2人は復縁してもあの頃の雰囲気のまま、幸せになるでしょう。
反対に、復縁が失敗するケースとは情に流されているケースです。別の言い方をすれば、あの頃と今をごちゃごちゃにして捉えているケース。
たとえば、あの頃の彼は優しくてかっこよかった。しかし今は優しくない、というか交際中どんどん冷たくなっていった。
でもあの頃の彼は優しくてかっこよかったから、彼のことを忘れることができない。だから復縁したい。
――こういうケースは復縁してもうまくいかないでしょう。
なぜなら、時は前に進んでいるからです。言い方を換えると、あの頃を生きているのはあなただけだからです。
あの頃はあの頃で過ぎ去ってしまっています。同じ状況は二度と訪れません。
情に流されて復縁する人を周囲の人が冷ややかな目で見るというのは、つまり、あなたのあの頃と今をごちゃごちゃにして捉えている分別のなさを、冷静に見ているということなのです。
あの頃捨ててしまった自分に、どうにか再び光を当ててあげたい。
あの頃彼にできなかったことを、やってあげたい。あの頃彼に冷たくしてしまったダメな自分を、どうにかいい自分に変えてあげたい。
――情に流されて復縁を願う人とは、あの頃の自分という言葉にならないもののお世話を、果てしなくしたいと考えているのです。
上記の視点から、復縁とは時間を戻したいと願う気持ちの表れであると言えるでしょう。
時間は前にしか進まないですよね。どれだけ時よ戻れと願ったところで戻らないですよね。覆水盆に返らずです。
しかし、復縁を願う人はそのどうにもならないことを地でいきます。あの頃の自分が忘れられないから、どうにかあの頃に戻ろうとします。
しかし、そこにも救いがあると言えばあります。
なぜなら私たちは、今も過去も未来も全ての時を頭の中でごちゃごちゃにして捉えているからです。
あの頃とは済んでしまったことであって、そこに戻りたいと思っても無理、というのは理屈として言えることです。
実際には、私たちはここまでがあの頃で、ここが今でここから先が未来だという区分けをして時の流れを捉えていません。
だから、あなたも彼も2人共がなんとなくあの頃がよかったと思っていて、なおかつこれからも、あの頃のまま2人でやっていけるかもと漠然と思っていれば、どうにか復縁することは可能でしょう。
でも、復縁して半年もすればやっぱりあの頃はあの頃であって、今は今の風しか吹かないのだと思い知るかもしれません。
なにも意地悪で言っているのではありません。時は戻らない。同じ時は二度と訪れない。
この残酷な事実を、好むと好まざるとに関わらず、私たちは生きるしかないのです。
復縁はもとより、私たちの人生は時に支配されているのだから。
(ひとみしょう/作家・キルケゴール協会会員)
まずはじめに、あなたが元彼以上の人が現れないと思う理由について、一緒に見ていきましょう。
元彼以上の人が現れない理由
元彼以上の人が現れないと思ってしまう理由は、あなたがどのような男性を見ても「やっぱ元彼が一番!元彼以外の人は彼氏候補にもならない」と思っているからです。
少々意地悪な言い方をすれば、思い込みです。
あなたは実は、元彼よりもすばらしい人にすでに出会っています。毎日そういう男性を目にしています。
しかし、気持ちが元彼に向いているから、新たに出会う人のすばらしさに気持ちが向かないのです。
このことは決して悪いことではありません。あの人が一番!と思ってしまえば、誰だって他の人に気持ちが向かないのだから。
ではなぜ、あなたは元彼にしか気持ちが向かないのでしょうか?周囲にすばらしい男性がいるにも関わらず、なぜ元彼なのでしょうか。
理由は一つです。あの頃なり損ねた自分、そのなれなかった自分に後ろ髪を引かれているからです。
具体的にはこうです。あなたは彼と別れました。そのとき、彼と一緒ならなれていた自分を捨てました。たとえば、彼となら自分のことを愛することのできる自分になれると、あなたは思っていました。
しかし、あなたは彼と別れました。自分を愛することのできる自分を、そのとき失くしました。
その失くした自分をやっぱりほしいと思っているのです。
あるいは、経済的にも精神的にも安定感のある年上の彼氏とお別れした場合。
あなたは経済的にも精神的にも安定している環境の中で、ことさら将来を不安視せずに暮らせる自分を失ってしまいました。
その失った自分を、あなたはやっぱりほしいと思っているのです。
恋愛のパラドックス
つまり、やっぱり元彼が好き、元彼と復縁したいという気持ちとは、元彼に向けられた気持ちではないのです。
元彼というフィルターを通して、もしも彼とまだ付き合っていたら手に入っていたであろう自分が好き、そういう自分がやっぱり忘れられない。だから、あの頃の自分に戻りたい。こういう気持ちなのです。
冒頭に書いたとおり、冷静に見れば、元彼よりすばらしい男性はいっぱいいます。
人はみな、それぞれにすばらしいものを持っているのだから、元彼よりすばらしい人はこの世にたくさんいます。
しかし、元彼との復縁を願う人には元彼しか見えません。
どんなに目を見開いて周囲を見渡してもやっぱり元彼が一番だと思います。
友だちが「他にすばらしい男性っていっぱいいるでしょ?」と言っても、聞く耳を持ちません。
それはなにもあなたが頑固なのではなく、耳が外に向かって開かれないのです。
なぜなら、あなたが追っているのは元カレではなく、あのとき失ってしまった自分だからです。
人は自分にこだわりだすと、とことんこだわります。冷静さを失います。彼しか見えない状況になります。
交際中に彼氏しか見えない状況であればよかったものの、彼とお別れした後に彼しか見えないことになってしまった。
――恋愛のパラドックスって残酷、としか言いようがないですね。
成功する復縁とは?
さて、では復縁がうまくいくケースとは、どのようなケースなのでしょうか。
あなたも彼もあの頃の自分が一番好き、あの頃の自分に戻って、あの頃の自分を至上のものとして生きたいと思っているケースです。
お互いに今ではなくてあの頃の自分が最高と思っているのだから、復縁した2人はなにもなかったかのように元の鞘(さや)に収まります。
たとえば、大学時代に付き合っていた、今社会人の2人がやっぱ大学時代の、あのサークル活動を熱心にやっていた自分が一番いい。
あの熱心さの雰囲気を持つ相手と一緒にいる自分が最も良いと思っていれば、2人は復縁してもあの頃の雰囲気のまま、幸せになるでしょう。
失敗する復縁とは?
反対に、復縁が失敗するケースとは情に流されているケースです。別の言い方をすれば、あの頃と今をごちゃごちゃにして捉えているケース。
たとえば、あの頃の彼は優しくてかっこよかった。しかし今は優しくない、というか交際中どんどん冷たくなっていった。
でもあの頃の彼は優しくてかっこよかったから、彼のことを忘れることができない。だから復縁したい。
――こういうケースは復縁してもうまくいかないでしょう。
なぜなら、時は前に進んでいるからです。言い方を換えると、あの頃を生きているのはあなただけだからです。
あの頃はあの頃で過ぎ去ってしまっています。同じ状況は二度と訪れません。
情に流されて復縁する人を周囲の人が冷ややかな目で見るというのは、つまり、あなたのあの頃と今をごちゃごちゃにして捉えている分別のなさを、冷静に見ているということなのです。
あの頃捨ててしまった自分に、どうにか再び光を当ててあげたい。
あの頃彼にできなかったことを、やってあげたい。あの頃彼に冷たくしてしまったダメな自分を、どうにかいい自分に変えてあげたい。
――情に流されて復縁を願う人とは、あの頃の自分という言葉にならないもののお世話を、果てしなくしたいと考えているのです。
復縁とはなにか?
上記の視点から、復縁とは時間を戻したいと願う気持ちの表れであると言えるでしょう。
時間は前にしか進まないですよね。どれだけ時よ戻れと願ったところで戻らないですよね。覆水盆に返らずです。
しかし、復縁を願う人はそのどうにもならないことを地でいきます。あの頃の自分が忘れられないから、どうにかあの頃に戻ろうとします。
しかし、そこにも救いがあると言えばあります。
なぜなら私たちは、今も過去も未来も全ての時を頭の中でごちゃごちゃにして捉えているからです。
あの頃とは済んでしまったことであって、そこに戻りたいと思っても無理、というのは理屈として言えることです。
実際には、私たちはここまでがあの頃で、ここが今でここから先が未来だという区分けをして時の流れを捉えていません。
だから、あなたも彼も2人共がなんとなくあの頃がよかったと思っていて、なおかつこれからも、あの頃のまま2人でやっていけるかもと漠然と思っていれば、どうにか復縁することは可能でしょう。
でも、復縁して半年もすればやっぱりあの頃はあの頃であって、今は今の風しか吹かないのだと思い知るかもしれません。
なにも意地悪で言っているのではありません。時は戻らない。同じ時は二度と訪れない。
この残酷な事実を、好むと好まざるとに関わらず、私たちは生きるしかないのです。
復縁はもとより、私たちの人生は時に支配されているのだから。
(ひとみしょう/作家・キルケゴール協会会員)
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この記事を書いたライター
ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。