「仕事と好きなことは分けた方がいい」広瀬アリス流“好き”との向き合い方【好きの方程式#01】
さまざまな分野で活躍するビジネスパーソンに“好きなこと・もの”を紹介してもらい、それに絡めて生き方・仕事・恋愛などのエピソードを聞く連載企画、「好きの方程式」がスタート。
今回は女優・広瀬アリスさんにインタビュー。取材を通して、「好きなことが見つけられない」と悩む20代の背中を押します。
2021年5月21日に全国公開される映画『地獄の花園』で、カリスマヤンキーOL役を演じる女優・広瀬アリスさんに、撮影時のエピソードや“好きなこと”を聞いてみた。
好きなことを仕事にしなくたっていい。そう語る広瀬さんだが、お芝居の仕事を楽しいと実感する瞬間もある。
「仕事を楽しいと感じる瞬間は、ドラマや映画が放送されて、みなさんの反応を見ている時。そのために数カ月間必死になって撮影しています」
そう語る広瀬さんの目にはお芝居に対する熱意があふれていた。
“好きなこと”がなくても、少しでも仕事の中に楽しさを見つけられたらそれで十分なのだろう。
彼女なりの“好きなこと”との向き合い方を聞いて、私自身も悩んでいた気持ちが明るくなり、勇気付けられたような気がした。
映画『地獄の花園』
真面目に働き、日本の経済を支える日本のOLたち。花園のようにも見える華やかな彼女たちの職場では、実は裏で地獄のような派閥争いが行われている……。
そんな地獄のような花園の世界を描いた映画『地獄の花園』が5月21日に公開!地上最強のOLに成り上がれ!喧嘩上等空前絶後のOLバトルロワイヤルが始まる。
(取材・文:ローリエプレス編集部/ami、撮影:小嶋文子)
今回は女優・広瀬アリスさんにインタビュー。取材を通して、「好きなことが見つけられない」と悩む20代の背中を押します。
2021年5月21日に全国公開される映画『地獄の花園』で、カリスマヤンキーOL役を演じる女優・広瀬アリスさんに、撮影時のエピソードや“好きなこと”を聞いてみた。
今回演じた役は「お気に入り」になった
ローリエプレス編集部/ami
カリスマヤンキーOL・蘭は、主人公・直子(永野芽郁)の職場に中途入社し、ヤンキーOLのテッペンに君臨しながらも直子たちと友情を育んでいく役柄です。
演じてみた感想はいかがでしたか?
演じてみた感想はいかがでしたか?
広瀬アリスさん
自分が演じた役ってだいたいすっごく好きなんですけど、蘭に関しては特にお気に入りです。
おもしろくてぶっ飛んでいて、かわいいなと思って。なんか愛着みたいなものがあります。
おもしろくてぶっ飛んでいて、かわいいなと思って。なんか愛着みたいなものがあります。
ローリエプレス編集部/ami
蘭に共感できる部分はありましたか?
広瀬アリスさん
1ミリもないです!(笑)
ローリエプレス編集部/ami
共感はなかったんですね(笑)
広瀬アリスさん
だからこそ振り切って演じられたっていうのがあると思うんですけど。真面目にふざけて演じていました。
お芝居は楽しい。でも“好きなこと”とは違う
ローリエプレス編集部/ami
蘭は“喧嘩”が自分にとっての“好きなこと”でしたが、広瀬さん自身の“好きなこと”ってありますか?
広瀬アリスさん
なんにもない!(笑)よく聞かれるんですけど、特にないんですよね。何にも興味ないことが自慢。
ローリエプレス編集部/ami
てっきりお芝居とお答えされるかと思っていました。
広瀬アリスさん
お芝居は楽しいです。……だけど、好きなことじゃないですね。
仕事以外でお芝居をやってほしいと言われたら、絶対に嫌だって言います(笑)
仕事以外でお芝居をやってほしいと言われたら、絶対に嫌だって言います(笑)
ローリエプレス編集部/ami
意外な回答で驚きました。それはどうしてですか?
広瀬アリスさん
常に何かに追われているんです、私。台本読まなきゃ、洗濯しなきゃって。
それで1日が終わっていることが多くて。必ず見るテレビ番組もないですし。
今年は好きなことを見つけられたらいいな〜と思っています。
それで1日が終わっていることが多くて。必ず見るテレビ番組もないですし。
今年は好きなことを見つけられたらいいな〜と思っています。
好きなことを無理して見つける必要なんてない
ローリエプレス編集部/ami
20代のローリエプレスの読者の中には「好きなことを仕事にしなきゃいけないのかな?」「好きなことが見つからない」という悩みを抱えている人もいます。
そもそも、好きなことって見つけないといけないものなんですかね?
そもそも、好きなことって見つけないといけないものなんですかね?
広瀬アリスさん
無理して見つける必要なんてないと思います。仕事から離れて、単純に何か無心になれるものがあればいいのかなって。
例えば料理とか掃除とか、そういうことでもいいと思っています。
例えば料理とか掃除とか、そういうことでもいいと思っています。
ローリエプレス編集部/ami
「好きなことを仕事にしないといけないというプレッシャーを感じる」という意見もあって……。
広瀬アリスさん
好きなことを仕事にするのが一番ダメですよ!(笑)
だって、好きなことを仕事にしたら理想と現実のギャップが生まれてくるじゃないですか。
最初から100%完璧にできる人なんていない。だから、そのギャップに耐えられなくなってしまうんですよ。
仕事は仕事、好きなことは好きなことで分けるのが私はいいと思います。
だって、好きなことを仕事にしたら理想と現実のギャップが生まれてくるじゃないですか。
最初から100%完璧にできる人なんていない。だから、そのギャップに耐えられなくなってしまうんですよ。
仕事は仕事、好きなことは好きなことで分けるのが私はいいと思います。
ローリエプレス編集部/ami
広瀬さんはかなりメリハリをつけて生活されているんですね!
広瀬アリスさん
はい、オンとオフをきっちり使い分けています
ローリエプレス編集部/ami
最後に、好きなことが見つけられないと悩む20代女子へメッセージをお願いします!
広瀬アリスさん
必ずしも好きなことを見つけないといけないわけじゃない。だから、悩む必要なんてないです。
何もしていない時は、時間を無駄にしているわけじゃなくて、そこで心のバランスを取っていると思うので。
私もよく、何も特別なことをしない時間を過ごすことがあります。だけどそれって、心や体にとっては大事な時間なんですよね
何もしていない時は、時間を無駄にしているわけじゃなくて、そこで心のバランスを取っていると思うので。
私もよく、何も特別なことをしない時間を過ごすことがあります。だけどそれって、心や体にとっては大事な時間なんですよね
好きなことを仕事にしなくたっていい。そう語る広瀬さんだが、お芝居の仕事を楽しいと実感する瞬間もある。
「仕事を楽しいと感じる瞬間は、ドラマや映画が放送されて、みなさんの反応を見ている時。そのために数カ月間必死になって撮影しています」
そう語る広瀬さんの目にはお芝居に対する熱意があふれていた。
“好きなこと”がなくても、少しでも仕事の中に楽しさを見つけられたらそれで十分なのだろう。
彼女なりの“好きなこと”との向き合い方を聞いて、私自身も悩んでいた気持ちが明るくなり、勇気付けられたような気がした。
映画『地獄の花園』
真面目に働き、日本の経済を支える日本のOLたち。花園のようにも見える華やかな彼女たちの職場では、実は裏で地獄のような派閥争いが行われている……。
そんな地獄のような花園の世界を描いた映画『地獄の花園』が5月21日に公開!地上最強のOLに成り上がれ!喧嘩上等空前絶後のOLバトルロワイヤルが始まる。
(取材・文:ローリエプレス編集部/ami、撮影:小嶋文子)
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この記事を書いたライター
ローリエプレス編集部/ami
平成生まれ・社会人3年目。ローリエプレス編集部メンバーのamiです♡編集部やローリエガールズの「気になるもの」「ほしいもの」をビックアップ!トレンド感のあるものから、みなさんおなじみのアイテムなど幅広くご紹介します。