「さくら」は間違い!「乍ら」の正しい読み方は?【読めそうで読めない漢字クイズVol.14】

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読めそうで読めない漢字クイズ
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普段よく使う漢字や簡単な漢字なのに、読めそうで読めない漢字をピックアップ♡ 読み方をはじめ、詳しい意味を紹介していきます!
第14回は「乍ら」です。


■「乍ら」の正しい読み方は?


漢字「乍」。音読みで「サ」、訓読みで「たちま」などと読みますが、「乍ら」は何と読むのでしょうか?

小学館のデジタル大辞泉によると、「乍ら」は、


[動]
二つの動作・状態が並行して行われる意を表す。

[名・動・形]
内容の矛盾する二つの事柄をつなぐ意を表す。…にもかかわらず。…ではあるが。

[副・動]
ある状態のままにある意を表す。…のまま。…のとおり。

[副]
そろってそのまま、同じ状態にある意を表す。全部。…とも。それごと。


■正解は……?



「ながら」と読みます!

例えば、

「深夜にラジオを聴き乍ら勉強をする」
「彼は真実を知り乍らもそれを言わなかった」
「昔乍らの手法で作られた味噌」

などと使います。

今回は、読めそうで読めない漢字「乍ら」をご紹介しました!

スマホやパソコンの普及で、書けなくても読めればなんとかなる時代ですが、いざという時に読めないと恥ずかしい思いをすることも……。ぜひこの機会に覚えて使ってみてくださいね!


(渋谷区OLちゃん)

この記事を書いたライター

渋谷区OLちゃん
平成生まれ。渋谷で働く社会人7年目のOLです。社会人生活に役立つ、ビジネスマナーや基礎知識を発信していきます♡ 明日からの会社生活が1UPしますように……!漢字検定準1級保持者 / ITパスポート / GAIQなどの資格を取得。

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