抜くのは絶対ダメ!朝にケアすれば1日安心「美容師直伝アホ毛対策」3つ
朝のスタイリングのときにネックになるのが、ところどころ出てくる“アホ毛”。せっかくきれいに仕上げてもアホ毛が立ってしまっては台無しですよね。
そこで今回は、美容師の野澤琢眞さんに、そんな厄介なアホ毛をなんとかしたい方におすすめの方法を教えていただきました。
アホ毛は抜いたらダメ!
そもそもアホ毛とは、アホ毛とは“新生毛”といわれる髪の毛の赤ちゃんです。髪の毛は平均1人の頭に10万本生えていて、1日あたり100本から130本ほど必ず抜けるといわれています。髪の毛は5年周期で生え変わりを繰り返していて、必ず抜け落ちるものなんです。
その抜け落ちた毛穴から新しく生えてくる髪こそがアホ毛の正体。アホ毛はこれからしっかりとした髪の毛に育てていかなければなりませんので、絶対に無闇に抜いてはいけません。
1:ミストタイプのトリートメントを使う
アホ毛を目立たなくするひとつ目の方法は、十分に保湿ケアをすることです。ドライヤーで乾かす前にミストタイプのトリートメントを使うのがおすすめ。そうすることでアホ毛にも栄養を与えることができます。
アホ毛はまだ新しい髪なので、ハリやコシが少なくほかの髪になじむことができないのでどうしても目立ってしまいます。補修タイプのトリートメントで栄養を与えることによってほかの髪に馴染みやすくなりますよ。
2:ドライヤーで押さえつける
アホ毛はドライヤーを使うことで目立たなくすることができます。頭頂部や分け目のあたりのアホ毛はとくにやわらかく、表面に出てくるので目立ちやすいです。この表面に出てきたアホ毛を、ドライヤーで上から下に押さえつけるように乾かします。
アホ毛といえど髪の毛ですのでドライヤーの熱である程度操作することができます。朝、髪の表面を少し濡らしてからドライヤーで仕上げるとかなり目立ちにくくなりますよ。
3:ツヤ出し用ヘアスプレー
最後はスタイリングでアホ毛を目立ちにくくしていきましょう。スタイリングの際、アホ毛を押さえようと思って、オイルやワックスを根元につけてしまうのはNG。根元がべつきやすく不自然な仕上がりになってしまいます。
アホ毛を押さえるために、過剰なオイルやワックスは使わず、スタイリングの最後に、ヘアスプレーを使うのがおすすめ。スプレーには固まるものと固まらない“ツヤ出し”だけのものがあるので、ツヤ出し効果のあるスプレーを選んでくださいね。根元がベタつきにくく、アホ毛だけを押さえることができますよ。
アホ毛にお困りの方はぜひ試してみてください。
【画像】Graphs、NOV、FastSlow、 buritora / PIXTA(ピクスタ)