垢抜けない原因は「やりすぎ」だった!? 実はいらない眉メイクの工程3つ

メイクの中でも仕上がりに大きく差がつくのに、きれいに描くのが難しい眉メイク。自眉の整え方や、書き方などでも仕上がりが変わります。

また、一生懸命きれいに描こうとするあまり、意外と余計な手順を踏んでいることも。

メイクアップアーティストの小笠原彩さんもメイクを始めたときは、よく“やりすぎてしまうこと”があったそう。「なぜきれいに描いているつもりが理想通りにならないのかな?」と考え、手順を見直したことも多々あるとか。

そこで今回は、小笠原さんに実は眉メイクに必要のない工程を3つ教えていただきました。


目次

1:眉頭までしっかり描く


垢抜けない原因は「やりすぎ」だった!? 実はいらない眉メイクの工程3つの1枚目の画像

出典: a.otsuka / PIXTA(ピクスタ)

眉を描くときに、端から端までしっかり書こうとしていませんか?

眉は、お肌に馴染むように段々とグラデーションをつけ、また、お肌に消えていくように仕上げるのが理想。とくに眉頭0.5mm~1cm程は、余程自眉に穴が空いている、元々の毛が薄い、など以外は、しっかり描く必要はありません。

この部分をしっかりとペンシルやパウダーで描きすぎてしまうと、男性的な眉に見えてしまうことも……。眉頭はしっかりとギリギリまで描くのではなく、余白を作るように描くことを心がけましょう。


2:ぼかしすぎる


垢抜けない原因は「やりすぎ」だった!? 実はいらない眉メイクの工程3つの2枚目の画像

出典: a.otsuka / PIXTA(ピクスタ)

筆者もメイクを学びたての頃はよく”ぼかし”に苦戦しました。きれいに眉を完成させて、「さぁ仕上げるぞ!」と思い、眉をぼかすと、いつの間にか眉に穴が空いている……なんてことも。

ぼかし方のコツは、”どこをぼかすか”をしっかり理解すること。基本は眉のフレーム(外側)だけをぼかし、眉の中央部分はぼかさないというように、全体をぼかしすぎず、”眉の外側1ミリだけ”をぼかすようなイメージで行いましょう。

難しい場合は、何もつけていないブラシで眉の外側を軽くなぞるようにするときれいにぼかせますよ。くれぐれもやりすぎは禁物です。


3:ツールを使いすぎる


ツールを使いすぎていませんか? 眉を描く理由は、穴が空いていたり色味が足りなかったりするところを埋めること、そして、地毛できれいにフレームを作れていないところに描き足すことです。逆を言えば、きちんときれいな眉を持っている部分は、眉メイクをする必要がないのです。

筆者は、仕事のときはアイブロウペンシルと何もついていないブラシでグラデーションをつけて仕上げることも多いです。これは少しテクニックがいりますが、眉頭~眉中間まできれいに地毛が生えているのに、リキッドやペンシル、パウダーで色味を足してしまうと、自然な眉に仕上がらず、逆効果になることも……。必要のないツールは削った方が自然な眉に見えます。



きちんと手順を踏んでいるはずなのに、「なぜか自然に見えない」、「理想的な眉に見えない」という場合は、再度本当にこの工程必要だったかな?と確認してみることがおすすめです。



【画像】overlay、a.otsuka / PIXTA(ピクスタ)

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