色白女性必見!似合う髪色・ヘアカラーをなりたい雰囲気別に紹介♡
人の印象を決めるパーツの大部分を占めるのは、やはり髪ではないでしょうか?流行や技術も時代がたつにつれどんどん変わってきて、おしゃれな髪形やカラーの種類も増え、インナーカラーなんていうのも大人気ですよね。
そこで、大きなおしゃれのひとつである髪の色について色白の女性に似合うヘアカラーを大分析してみました。なりたい雰囲気に合った、自分に似合うカラーを見つけて、たくさんおしゃれを楽しんでほしいと思います。
色白の女性は、特に髪の色がぐんと引き立ちます。黒髪だと肌の色とのバランスがよく、日本美人なイメージに。また、白に近いゴールドだと外国の女の子みたいな活発で明るいイメージに。パレットが白いと、どんな色でもよく映えますよね。それが色白の女性の魅力だと思います。
しかし「真っ黒だと少し地味に見えてしまうし、派手すぎる髪も似合わないかも」と、どんなカラーが自分に一番似合うのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回はそんなお悩みを解決すべく、系統ごとの特徴と、実際のカラーのイメージを細かく調べてまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてください。
色白の女性の最大の武器はなんと言っても【透明感】。その透き通るような肌は、濃い単色から、立体感のあるメッシュやインナーカラー、同じように透き通る薄いパステルカラーまでさまざまなカラーを楽しむことができます。そのため大人っぽく、可愛く、奇抜にといった自分がなりたいイメージをそのまま演出することができるんです。自分の肌の色を最大限に活かして、いろんなカラーを試してみてほしいです。
では、そんな色白女性に似合うカラーを選ぶときは、どんなことを基準に考えればいいのでしょう。「色自体は可愛いけれど、自分のイメージに合わない」「こんな風になりたいけれど、全然似合わない」なんてことじゃもったいないです。雑誌や、ネットなどでしっかりリサーチして自分のイメージにぴったりのカラーを探してみましょう。
ブラウン系のカラーは、色白女性に限らず誰にでもよく馴染む色ですね。アイライナーやマスカラと同じで、真っ黒だとパッキリしすぎてしまうというときは、黒よりも柔らかい印象になるブラウン!お洋服やメイクとも合わせやすく、便利なカラーです。ブラウン系はオレンジ味、赤味などとにかくカラーの幅が多いので、どんぴしゃのカラーを見つけたら画像を保存しておきましょう。
明度や彩度によって微妙に違うカラーがたくさんありますので、口頭では上手く伝わらない可能性もありますから、美容師さんに画像を見せることでイメージがつきやすくなります。明るさはカラーチャートを見せてもらい、一緒に確認すると安心です。
ブラウン系よりも少し明るめカラーのベージュ系。あか抜けた雰囲気になるのでベビーフェイスを目指している人や、実年齢よりもちょっと若く見せたい人にはおすすめ!
ただ肌の色も明るいため、あまり明るすぎるベージュだと合わせて見た時に顔周りが少しぼやけてしまうことも。はっきりとした色の髪飾りやカチューシャなどでバランスを取ってあげると、きゅっと引き締まって見えるのでグッド!そしてベージュカラーもこれまた種類がたくさんあります!
ベージュカラーのいいところは他のカラーとミックスして色々なアレンジができるところです。ブルー×ベージュで【ブルージュ】、グレー×ベージュで【グレージュ】、ピンク×ベージュで【ピンクベージュ】など、混ぜるカラーによって絶妙な可愛いカラーを作り出すことができます。明るさや色によって、できる種類はたくさんあるので、他の人とかぶらない自分だけのカラーがいいという人はカラーが得意で、液剤も豊富な美容室を探してみてください。ベージュカラーはブリーチのあり、なしでも仕上がりがまったく違って見えます。希望の明るさは色味と一緒に決めておくとよいでしょう。
アッシュカラーというと灰色系だと思っている方もいるかもしれませんが実はベースは【青紫色】です。日本人は元々、赤味の強い髪質をしている人が多いため、カラーを入れるとオレンジっぽい色になってしまうことがあります。そこに補色である青紫色を入れることで、その赤味を抑えることができて全体的にグレーに近い色に持っていくことができるのです。
アッシュカラーにもベージュに近いミルクティーアッシュ、灰色っぽいグレーアッシュ、カーキ色のようなグリーンアッシュなど新しいカラーがどんどん登場しています。その中でも色白さんには暗めのダークなアッシュがおすすめです。一見、黒っぽく見える落ち着いたカラーですが、太陽の光に当たると青、紫、緑、灰色といった色々なカラーに見えるので、アクティブな女性には人気のカラーです。
目がきりっとしているタイプの人や、モノトーンのファッションが好きな人、身長が高い人には、かっちり決まるダークシルバーや黒に近い色がおすすめです。大人っぽく見えて、ブラウン同様どんなファッションにも似合う万能カラーでもあります。特に色白さんは肌とのコントラストで、よりモードな雰囲気を演出することができます。あえて巻かずにストレートでいくのもありですね。
黒髪ロングは不動の人気を誇るスタイルのひとつです。凛としていてかっこいいイメージがありませんか?海外のモデルさんにも黒髪ロングの人が多いですが色気が半ハンパないですよね!一度はやってみたいものです。ダーク系のシルバーは光の反射でサラサラとなびくような美しさがあるため、これらのカラーに挑戦する際は、あわせて髪のお手入れも念入りに!
自分の好みの系統が見つかったら雰囲気別に、より細かいカラーを探していきます。まずは可愛い編!
おしゃれ女子に人気のトレンドカラーをいくつかご紹介します。可愛いカラーとして人気が高いのは明るめブラウンや、ピンク系がミックスされたカラー。女の子らしいふんわりした雰囲気を目指すなら柔らかい暖色系がおすすめ。また目が大きくぱっちりしている人は、お人形のような透き通るハイトーンに挑戦してみるのも、新しい発見ができていいかもしれません。
今、大注目の可愛い系カラー【ピンクブラウン】。温かみがあってシックな雰囲気になるのがポイント。ピンクといってもこげ茶にほんのりピンク味が入っている感じですので、明るすぎず暗すぎず落ち着いた印象になります。また、ピンクの効果によって普通のブラウンに比べてふわっとした仕上がりになります。暖色系をミックスしたカラーは色白さんの中でもイエローベースの人によく似合います。
ブルーベースの人は肌の白さとのバランスをとるために、赤味を抑える効果のあるアッシュを少量ミックスすると肌なじみがよくなります。ブリーチなしでも綺麗に染まりますが、ピンク味をしっかり出したいなら先にブリーチをしておくとより鮮やかに発色します。
ピンクブラウンよりも透明感があり、淡いピンクカラーが綺麗に発色してくれるのが特徴です。明るめの仕上がりにするとピンクが目立って一気におしゃれに。暗めの仕上がりだとナチュラルなのにほんのりピンクが感じられてこなれ感を演出できます。【フェミティピンク】は全体に入れても可愛いですが、グラデーションにしてみたり、毛先だけカラーを入れたりするのもテクニックのひとつ。
編み込みやアップスタイルなど髪型のバリエーションがたくさんある人は、このようにランダムにカラーを入れることで楽しみ方もぐんと増えるのでおすすめです。
ピンクの中でもビビットで明るめのカラーです。名前の通りさくらんぼのような、みずみずしいちゅるんとした透明感を演出してくれます。単色の濃さだとかなりのピンクなのでフルカラーに挑戦するには少し勇気がいるかもしれませんが、ガーリーなメイクやコーディネートが好きな人なら、更に可愛さを引き出してくれるので、ぜひ挑戦してみてほしいです。
また、暖色系のカラーは髪にふんわりとした立体感を出してくれるのでボブや巻き髪の人にもよく似合うカラーです。【チェリーピンク】のようなビビットなカラーは、少量でもよく目立つので黒めの髪にインナーカラーとして部分的に入れても可愛いです。
ピンク×パープルラベンダーの、大人っぽいけど可愛らしさも感じられるカラー。紫味が入ることによって少し個性的で神秘的な可愛さを演出できます。ブリーチなしのフルカラーの場合、室内の明るさだと一見暗めのブラウンに見えることもありますが、太陽の光に当たると奥からラベンダーカラーが綺麗に発色されて、ワンランク上のおしゃれを楽しむことができます。
パープルや、ラベンダーのようなバイオレット系のカラーは髪に透け感を与えることができ、傷んでしまった髪もまとまりよく見せることができます。定番のブラウンや派手髪に飽きてきたなという方はぜひ一度【ピンクラベンダー】で大人可愛いを目指してみてください。
今まで落ち着いたブラウン系や、暗めのカラーしかしたことがないという方には、かなりのイメージチェンジになります。外国のモデルさんみたいなサラサラのハイトーンに憧れて、一度は試してみたい人も多いのではないでしょうか?しかし日本人は黄色味がかった肌の人が多く、色白さんといえどなかなか似合う人がいないというのも悩みどころです。そんな時は【ミルクティー系のハイトーンカラー】がおすすめ。
ゴールドやシルバー単色のハイトーンだと、肌の色が浮いてしまいアンバランスになるので、淡いブラウンを混ぜることで明るいトーンでも肌に馴染んでくれて、憧れのお人形さんのような透明感溢れる可愛さを作り出すことができます。
続いて、大人っぽいカラーのご紹介です。ブラウン系やアッシュ系など全体的に暗めのトーンでまとめると、こなれ感もアップして大人っぽい印象に仕上がります。派手にはしたくないけどカラーも楽しみたいという方は、可愛い系カラーでご紹介したピンクやパープルなどでも色の明るさを抑えることで大人っぽい雰囲気を作ることが可能です。
誰にでもよく似合う定番カラーのひとつで色白さんの肌にもなじみがよく、ブラウン系の中でも失敗しにくいカラーです。名前もかわいい【ショコラブラウン】は、その名の通りショコラのような甘い柔らかさを表現できます。基本のブラウンに比べ、ライトな印象を与えることができるため、どのような系統のファッションにも合わせやすくオールシーズン使える人気のカラーです。
ショートやボブにはよりふんわりとした印象を持たせるためやや明るめを、ロングやアップスタイルには落ち着きを出すためやや暗めのカラーを選ぶと相性がいいと思います。巻き髪スタイルが好きな人は、暗めのショコラブラウンにシルバー系のハイライトを入れると髪全体にボリュームと立体感が出てより華やかになります。
このカラーは基本のブラウンに、くすみがかったオリーブ色が混ざったちょっとレトロなカラーです。オリーブ色が入ったことによって光があたると、うるうるとした透明感と抜け感を演出でき、髪に動きを持たせることができます。アイロンやワックスで毛先に流れをつけてあげると、一気におしゃれ感アップ!ブラウンやカーキと合うカラーなので、メイクやファッションにもアース系のカラーを取り入れると全体のコーディネートもレトロな雰囲気に統一することができます。
基本はトーン低めのマットなカラーなので髪の量が多い人は少し重たく見えることも。ブラウンの明るさをワントーン上げてみたり、ハイライトとしてベージュ系のカラーを入れたりして、ライトに見えるよう工夫してみてください。
背が高く、はっきりとした顔立ちの人には外国人風ハイトーンの【グレーアッシュ】もおすすめです。通常のアッシュよりはグレー感が強めで、海外の女性のようなキラキラした印象を作り出すことができます。ブリーチなしでちょっぴりダークに、ダブルカラーでがっつりグレーに、と好みに合わせて仕上がりを調整できます。光の反射によりグレーが少し白っぽく見えることがあるので、気になるようなら寒色系のハイライトを入れて落ち着かせましょう。
グレーは真っ白と真っ黒のちょうど真ん中にあたる、どちらのいいところも兼ね備えた柔らかさがあります。グレーアッシュも髪をふんわりと見せてくれるカラーなので、後ろの髪を丸みに沿ってボリュームアップしたい人にはぴったりのカラーです。そこにさらに動きや立体感を足したい人は毛先に暖色系のハイライトを。髪の量が多く、まとまった流れで落ち着かせたい人は中央付近から少量、寒色系のハイライトを入れると全体のバランスを整えることができます。
カラーの可能性は無限!本当になんでもミックスできます。マロンブラウン×グレー×ベージュで【マロングレージュ】ベースとなるマロンブラウン。名前の通り、栗のように艶のあるこげ茶色で、どちらかといえば可愛い系のカラーです。そこにグレーを入れて赤味を抑えつつ、ベージュで少しトーンをアップしてあげると綺麗な栗色と艶(ツヤ)を残したまま大人っぽいカラーに仕上げることができます。
カラーの艶を見せたいのでワックスなどはあまりつけずにふわっと巻いて、より柔らかさが引き立つようにアレンジしてみてください。ヘアアクセをつけるときは派手なものや暖色系、ゴールドやシルバーのものより、同系色の茶色や黒など落ち着いたカラーのものや、ベレー帽など秋っぽいアイテムの方が相性がいいです。
いくつかカラーを紹介しましたが、お気に入りのカラーは見つかったでしょうか?好みのカラーやなりたいイメージに自分を合わせて見るのも大切ですが、せっかくなら自分の元々のチャームポイントを最大限活かしたおしゃれもしてみたいですよね。雰囲気別、イメージ別で紹介したカラーがいまいちしっくりこないという人は、色白さんに似合うと言われている定番のカラーにとりあえず挑戦してみるというのも手です。
一度染めてみるともっと明るくしたい、もう少し赤味を抑えたいなど段々と希望のイメージがつかめてきます。色白さんにもレベルがあり、透明感の度合いやイエローベースかブルーベースかによっても似合うカラーは変わってきますのでここからは肌のトーンについても触れながらいくつか紹介していきます。
メイクや、ファッションに大きく関係してくるパーソナルカラー。コスメやヘアカラーを選ぶ際に自分の肌のトーンにあったカラーをチョイスできるようになれば、おしゃれもさらに楽しめるようになります。肌のトーンには、黄色味よりのイエローベースと青味よりのブルーベースがあり、瞳の色や血管の色などで判断します。色白だったらブルーベースというイメージを持っている人も多いかもしれませんが色白さんにもイエローベースの人はいます。自分に似合うカラーを見つけられるように【パーソナルカラー診断】などで自分の肌の色や、似合うカラーの系統をまずは知りましょう。
ブルー×ベージュのミックスカラーで、ブルーベースの色白さんに似合うカラーです。寒色系のブルーが色白な肌の透明感をアップしてくれて、ベージュが冷たい雰囲気にならないよう温かみを補ってくれます。ベージュ強めで明るいカラーにすると温かみが増すので秋冬にもぴったりです。またブルージュはブリーチなしでもちゃんと染まってくれるので、髪が傷むからブリーチは嫌という方にもおすすめのカラー。むしろブルー系カラー特有の艶感を出せるので多少の傷みなら綺麗にまとまりよく見せてくれます。
アッシュ系の中でも特に透明感の強いホワイトアッシュ。がっつりハイトーンが好きという方には人気の高いカラーです。色白さんはゴールド系のハイトーンよりもシルバー系のハイトーンの方が肌の白さをさらに引き立たせることができるのでおすすめです。肌の色が白い分、髪もホワイトアッシュフルカラーにすることでキリっとしたクールビューティーを演出することができます。
メイクやファッションに黒を取り入れるとクール感がアップするので、カラーメイクよりもモノトーンやダークカラーが好きな人にはぴったりのカラー。今まで紹介してきたカラーはメインのカラーにハイライトとして、こういったシルバーカラーを取り入れるデザインがありましたが、逆にホワイトアッシュをメインにして差し色にブラウンやベージュを入れるのもおしゃれですね。
最初に紹介した雰囲気別のおすすめカラーにも登場しましたが、色白さんは黒髪との相性が抜群。メリハリがついて顔のパーツひとつひとつがしっかりと目立ってくれます。特に色白の肌をもっと明るく見せたい人はがっつり黒髪がおすすめ。肌と髪の色の明度に差をつけるとお互いのカラーがくっきりとして見えます。白い肌との明暗差が大きい真っ黒にすることによって、最大まで肌を白く見せることができるんです。
ロングの黒髪がさらさらと風に揺れているのも女性らしくて素敵ですが、ショートにして前髪をかき上げるスタイルにするのもボーイッシュでセクシーです。黒髪はどんな顔立ちや服装、ファッションや生活スタイルにも溶け込むため万人ウケする定番カラーです。ただ1度真っ黒にすると次に明るいカラーを入れたいときになかなか入らず結局ブリーチしなくてはいけないなんてことも。黒髪にする前に慎重に検討しましょう。
ここまで色白さんに似合うカラーを紹介してきましたが、チェックしておかないといけないのが【色白女性にはあまり似合わないカラー】です。一度のカラーをするのに、時間やお金はもちろん髪への負担もかかってきます。髪質や傷み具合によっては、同じカラーでも仕上がった時のカラーが全く異なる場合もあります。頻繁に染め直すこともできないので、事前にしっかりチェックしておきましょう。
オレンジ系のカラーは元気で明るいイメージと、ぬくもりのある色味で秋冬に人気のカラーですが、残念ながら色白さんにはあまり似合いません。特にブルべの透き通るような肌の人がオレンジ系の髪色にすると、肌がくすんで見えてしまうのです。イエベの色白さんなら明るさやオレンジの加減により挑戦できるカラーもありますが、せっかくの白肌の魅力を抑えてしまうため肌の白さをアピールしたいならオレンジ系のカラーは避け、似たようなブラウン系のカラーで代用するのがいいでしょう。
どうしてもオレンジカラーが気になるという人は、ファンデーションのカラーを少し変えてイエベ寄りの肌トーンに仕上げてみたり、コーラル系のチークを使って髪のオレンジカラーをサポートしてあげたりするといいでしょう。
キラキラと綺麗なブロンドに憧れたことはありませんか?小さい頃は外国人モデルのようなさらっと長いブロンドが大好きで、大人になったらしてみたいと思っていたものです。しかしそれだけでとても目立つカラーのブロンドはそれこそ海外の女性のように骨格や彫りがはっきりとした顔立ちでないと明るさだけが浮いてしまうため、なかなか日本人には手が出しづらいカラーです。
ハーフさんやパーツがはっきりした顔立ちの人なら一度挑戦してみるのもいいかもしれません。ただ、注意してほしいのがブロンドの明るさです。あまりにも明るすぎるブロンドにしてしまうと、肌の色が飛んでしまい自慢の透明感が全然目立たなくなってしまいます。少量のベージュをミックスしてみるとある程度馴染みはよくなります。
メインのカラーに加え、ハイライトも散々おすすめしてきましたが、実はこれも色白さんにはチェックしておくべき注意点が。ブロンド系でも話した通り、明るすぎるハイトーンカラーは白い肌を飛ばしてしまい血色が悪く見える原因になります。メインのカラーに足す方法で紹介してきたハイライトも、量が多く全体のトーンが明るくなりすぎてしまうと肌との明暗差が小さくなり、綺麗なお肌の魅力が半減してしまいます。ハイライトを入れる際は、カラー自体の明るさや、量に気をつけながら楽しみましょう。
最近はどこの美容室にも似合わせカットというメニューがありますよね。小顔効果を出したり、顔の丸みやエラなどの悩みをカットでカバーすることができます。色の種類や幅は日々増えていますから、ヘアカラーでもさまざまな悩みを解決できるでしょう。最後に小顔効果とカラーの関係を少し紹介していきます。
膨張色とは主に赤、黄色、オレンジといった暖色系カラーや色彩のない真っ白など、色がくっきりしないため膨らんで見える、大きく見えるといった特徴がある系統のことです。これらが混ざってできた色、つまりはピンクやベージュ、クリーム色も膨張色に含まれます。肌色も系統で言えば膨張色ですから、それが重なると全体に締まりが出ず、顔が大きく見えてしまうということです。小顔に見せたいなら明るいベージュや、白が混ざったようなパステルカラーには注意してください。
膨張色の逆で、引き締め効果があると言われているのが収縮色といって青、紫、緑などの寒色系です。黒は白と同じ色彩のないカラーですが分類は収縮色です。これらのカラーは遠近感を出すことができたり、強調させたり、引き締めて見せたりする効果があります。カラフルな色鉛筆で書いた文字を黒で囲むとそれぞれのカラーが強調されてはっきりした印象になりますよね。ですので小顔に見せたい場合は引き締め効果のある濃い寒色系カラーがおすすめなんです。
紹介してきたものだと基本のブラックをはじめ、オリーブブラウンやブルージュなどで、ブラウンは少し暗めのものをチョイスすると効果を発揮できます。膨張色にあたる暖色系のカラーであっても、ブルーやカーキを少量ミックスしてあげたり、差し色として毛先や顔周りに暗めのカラーを入れてあげるたりすると、輪郭がはっきりするので明るめカラーにしたいという人は、工夫してみてください。
色白女性に似合う髪色を紹介しましたが、もし「このカラーは知らなかった」「今度こんなカラーに挑戦してみたい」と思っていただけたなら嬉しいです。
似合うカラーがわからなかったり、髪が傷まないかなど不安に思うことがあれば、カラーの得意な美容師さんにきちんと相談に乗ってもらって、納得してからするようにしましょう。「パーマが得意」「カラー剤の種類が豊富」「アッシュ系のカラーなら任せて」など美容室によって得意としている分野があるので、事前に写真や口コミなどもチェックしておくと安心です。
髪の毛も肌も大切なパーツの一部です。自分の魅力である【色白肌】を最大限に活かせるようなヘアカラーを見つけて、ぜひおしゃれをたくさん楽しんでください。
(まい)
そこで、大きなおしゃれのひとつである髪の色について色白の女性に似合うヘアカラーを大分析してみました。なりたい雰囲気に合った、自分に似合うカラーを見つけて、たくさんおしゃれを楽しんでほしいと思います。
目次
色白女性にはどんな髪色が似あう?
色白の女性は、特に髪の色がぐんと引き立ちます。黒髪だと肌の色とのバランスがよく、日本美人なイメージに。また、白に近いゴールドだと外国の女の子みたいな活発で明るいイメージに。パレットが白いと、どんな色でもよく映えますよね。それが色白の女性の魅力だと思います。
しかし「真っ黒だと少し地味に見えてしまうし、派手すぎる髪も似合わないかも」と、どんなカラーが自分に一番似合うのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回はそんなお悩みを解決すべく、系統ごとの特徴と、実際のカラーのイメージを細かく調べてまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてください。
色白女性は透明感や儚げな雰囲気を演出しやすい
色白の女性の最大の武器はなんと言っても【透明感】。その透き通るような肌は、濃い単色から、立体感のあるメッシュやインナーカラー、同じように透き通る薄いパステルカラーまでさまざまなカラーを楽しむことができます。そのため大人っぽく、可愛く、奇抜にといった自分がなりたいイメージをそのまま演出することができるんです。自分の肌の色を最大限に活かして、いろんなカラーを試してみてほしいです。
色白女性が髪色を選ぶ時の基準
では、そんな色白女性に似合うカラーを選ぶときは、どんなことを基準に考えればいいのでしょう。「色自体は可愛いけれど、自分のイメージに合わない」「こんな風になりたいけれど、全然似合わない」なんてことじゃもったいないです。雑誌や、ネットなどでしっかりリサーチして自分のイメージにぴったりのカラーを探してみましょう。
王道はブラウン系
ブラウン系のカラーは、色白女性に限らず誰にでもよく馴染む色ですね。アイライナーやマスカラと同じで、真っ黒だとパッキリしすぎてしまうというときは、黒よりも柔らかい印象になるブラウン!お洋服やメイクとも合わせやすく、便利なカラーです。ブラウン系はオレンジ味、赤味などとにかくカラーの幅が多いので、どんぴしゃのカラーを見つけたら画像を保存しておきましょう。
明度や彩度によって微妙に違うカラーがたくさんありますので、口頭では上手く伝わらない可能性もありますから、美容師さんに画像を見せることでイメージがつきやすくなります。明るさはカラーチャートを見せてもらい、一緒に確認すると安心です。
柔らかい印象にしたいならベージュ系
ブラウン系よりも少し明るめカラーのベージュ系。あか抜けた雰囲気になるのでベビーフェイスを目指している人や、実年齢よりもちょっと若く見せたい人にはおすすめ!
ただ肌の色も明るいため、あまり明るすぎるベージュだと合わせて見た時に顔周りが少しぼやけてしまうことも。はっきりとした色の髪飾りやカチューシャなどでバランスを取ってあげると、きゅっと引き締まって見えるのでグッド!そしてベージュカラーもこれまた種類がたくさんあります!
ベージュカラーのいいところは他のカラーとミックスして色々なアレンジができるところです。ブルー×ベージュで【ブルージュ】、グレー×ベージュで【グレージュ】、ピンク×ベージュで【ピンクベージュ】など、混ぜるカラーによって絶妙な可愛いカラーを作り出すことができます。明るさや色によって、できる種類はたくさんあるので、他の人とかぶらない自分だけのカラーがいいという人はカラーが得意で、液剤も豊富な美容室を探してみてください。ベージュカラーはブリーチのあり、なしでも仕上がりがまったく違って見えます。希望の明るさは色味と一緒に決めておくとよいでしょう。
ボーイッシュなサッパリ感を出したいならアッシュ系
アッシュカラーというと灰色系だと思っている方もいるかもしれませんが実はベースは【青紫色】です。日本人は元々、赤味の強い髪質をしている人が多いため、カラーを入れるとオレンジっぽい色になってしまうことがあります。そこに補色である青紫色を入れることで、その赤味を抑えることができて全体的にグレーに近い色に持っていくことができるのです。
アッシュカラーにもベージュに近いミルクティーアッシュ、灰色っぽいグレーアッシュ、カーキ色のようなグリーンアッシュなど新しいカラーがどんどん登場しています。その中でも色白さんには暗めのダークなアッシュがおすすめです。一見、黒っぽく見える落ち着いたカラーですが、太陽の光に当たると青、紫、緑、灰色といった色々なカラーに見えるので、アクティブな女性には人気のカラーです。
クールにびしっと決めたいならブラック系・シルバー系
目がきりっとしているタイプの人や、モノトーンのファッションが好きな人、身長が高い人には、かっちり決まるダークシルバーや黒に近い色がおすすめです。大人っぽく見えて、ブラウン同様どんなファッションにも似合う万能カラーでもあります。特に色白さんは肌とのコントラストで、よりモードな雰囲気を演出することができます。あえて巻かずにストレートでいくのもありですね。
黒髪ロングは不動の人気を誇るスタイルのひとつです。凛としていてかっこいいイメージがありませんか?海外のモデルさんにも黒髪ロングの人が多いですが色気が半ハンパないですよね!一度はやってみたいものです。ダーク系のシルバーは光の反射でサラサラとなびくような美しさがあるため、これらのカラーに挑戦する際は、あわせて髪のお手入れも念入りに!
雰囲気別!色白女性に似合う髪色【可愛い編】
自分の好みの系統が見つかったら雰囲気別に、より細かいカラーを探していきます。まずは可愛い編!
おしゃれ女子に人気のトレンドカラーをいくつかご紹介します。可愛いカラーとして人気が高いのは明るめブラウンや、ピンク系がミックスされたカラー。女の子らしいふんわりした雰囲気を目指すなら柔らかい暖色系がおすすめ。また目が大きくぱっちりしている人は、お人形のような透き通るハイトーンに挑戦してみるのも、新しい発見ができていいかもしれません。
ピンクブラウン
今、大注目の可愛い系カラー【ピンクブラウン】。温かみがあってシックな雰囲気になるのがポイント。ピンクといってもこげ茶にほんのりピンク味が入っている感じですので、明るすぎず暗すぎず落ち着いた印象になります。また、ピンクの効果によって普通のブラウンに比べてふわっとした仕上がりになります。暖色系をミックスしたカラーは色白さんの中でもイエローベースの人によく似合います。
ブルーベースの人は肌の白さとのバランスをとるために、赤味を抑える効果のあるアッシュを少量ミックスすると肌なじみがよくなります。ブリーチなしでも綺麗に染まりますが、ピンク味をしっかり出したいなら先にブリーチをしておくとより鮮やかに発色します。
フェミティピンク
ピンクブラウンよりも透明感があり、淡いピンクカラーが綺麗に発色してくれるのが特徴です。明るめの仕上がりにするとピンクが目立って一気におしゃれに。暗めの仕上がりだとナチュラルなのにほんのりピンクが感じられてこなれ感を演出できます。【フェミティピンク】は全体に入れても可愛いですが、グラデーションにしてみたり、毛先だけカラーを入れたりするのもテクニックのひとつ。
編み込みやアップスタイルなど髪型のバリエーションがたくさんある人は、このようにランダムにカラーを入れることで楽しみ方もぐんと増えるのでおすすめです。
チェリーピンク
ピンクの中でもビビットで明るめのカラーです。名前の通りさくらんぼのような、みずみずしいちゅるんとした透明感を演出してくれます。単色の濃さだとかなりのピンクなのでフルカラーに挑戦するには少し勇気がいるかもしれませんが、ガーリーなメイクやコーディネートが好きな人なら、更に可愛さを引き出してくれるので、ぜひ挑戦してみてほしいです。
また、暖色系のカラーは髪にふんわりとした立体感を出してくれるのでボブや巻き髪の人にもよく似合うカラーです。【チェリーピンク】のようなビビットなカラーは、少量でもよく目立つので黒めの髪にインナーカラーとして部分的に入れても可愛いです。
ピンクラベンダー
ピンク×パープルラベンダーの、大人っぽいけど可愛らしさも感じられるカラー。紫味が入ることによって少し個性的で神秘的な可愛さを演出できます。ブリーチなしのフルカラーの場合、室内の明るさだと一見暗めのブラウンに見えることもありますが、太陽の光に当たると奥からラベンダーカラーが綺麗に発色されて、ワンランク上のおしゃれを楽しむことができます。
パープルや、ラベンダーのようなバイオレット系のカラーは髪に透け感を与えることができ、傷んでしまった髪もまとまりよく見せることができます。定番のブラウンや派手髪に飽きてきたなという方はぜひ一度【ピンクラベンダー】で大人可愛いを目指してみてください。
ミルクティー系ハイトーン
今まで落ち着いたブラウン系や、暗めのカラーしかしたことがないという方には、かなりのイメージチェンジになります。外国のモデルさんみたいなサラサラのハイトーンに憧れて、一度は試してみたい人も多いのではないでしょうか?しかし日本人は黄色味がかった肌の人が多く、色白さんといえどなかなか似合う人がいないというのも悩みどころです。そんな時は【ミルクティー系のハイトーンカラー】がおすすめ。
ゴールドやシルバー単色のハイトーンだと、肌の色が浮いてしまいアンバランスになるので、淡いブラウンを混ぜることで明るいトーンでも肌に馴染んでくれて、憧れのお人形さんのような透明感溢れる可愛さを作り出すことができます。
雰囲気別!色白女性に似合う髪色【大人っぽ編】
続いて、大人っぽいカラーのご紹介です。ブラウン系やアッシュ系など全体的に暗めのトーンでまとめると、こなれ感もアップして大人っぽい印象に仕上がります。派手にはしたくないけどカラーも楽しみたいという方は、可愛い系カラーでご紹介したピンクやパープルなどでも色の明るさを抑えることで大人っぽい雰囲気を作ることが可能です。
ショコラブラウン
誰にでもよく似合う定番カラーのひとつで色白さんの肌にもなじみがよく、ブラウン系の中でも失敗しにくいカラーです。名前もかわいい【ショコラブラウン】は、その名の通りショコラのような甘い柔らかさを表現できます。基本のブラウンに比べ、ライトな印象を与えることができるため、どのような系統のファッションにも合わせやすくオールシーズン使える人気のカラーです。
ショートやボブにはよりふんわりとした印象を持たせるためやや明るめを、ロングやアップスタイルには落ち着きを出すためやや暗めのカラーを選ぶと相性がいいと思います。巻き髪スタイルが好きな人は、暗めのショコラブラウンにシルバー系のハイライトを入れると髪全体にボリュームと立体感が出てより華やかになります。
オリーブブラウン
このカラーは基本のブラウンに、くすみがかったオリーブ色が混ざったちょっとレトロなカラーです。オリーブ色が入ったことによって光があたると、うるうるとした透明感と抜け感を演出でき、髪に動きを持たせることができます。アイロンやワックスで毛先に流れをつけてあげると、一気におしゃれ感アップ!ブラウンやカーキと合うカラーなので、メイクやファッションにもアース系のカラーを取り入れると全体のコーディネートもレトロな雰囲気に統一することができます。
基本はトーン低めのマットなカラーなので髪の量が多い人は少し重たく見えることも。ブラウンの明るさをワントーン上げてみたり、ハイライトとしてベージュ系のカラーを入れたりして、ライトに見えるよう工夫してみてください。
グレーアッシュ
背が高く、はっきりとした顔立ちの人には外国人風ハイトーンの【グレーアッシュ】もおすすめです。通常のアッシュよりはグレー感が強めで、海外の女性のようなキラキラした印象を作り出すことができます。ブリーチなしでちょっぴりダークに、ダブルカラーでがっつりグレーに、と好みに合わせて仕上がりを調整できます。光の反射によりグレーが少し白っぽく見えることがあるので、気になるようなら寒色系のハイライトを入れて落ち着かせましょう。
グレーは真っ白と真っ黒のちょうど真ん中にあたる、どちらのいいところも兼ね備えた柔らかさがあります。グレーアッシュも髪をふんわりと見せてくれるカラーなので、後ろの髪を丸みに沿ってボリュームアップしたい人にはぴったりのカラーです。そこにさらに動きや立体感を足したい人は毛先に暖色系のハイライトを。髪の量が多く、まとまった流れで落ち着かせたい人は中央付近から少量、寒色系のハイライトを入れると全体のバランスを整えることができます。
マロングレージュ
カラーの可能性は無限!本当になんでもミックスできます。マロンブラウン×グレー×ベージュで【マロングレージュ】ベースとなるマロンブラウン。名前の通り、栗のように艶のあるこげ茶色で、どちらかといえば可愛い系のカラーです。そこにグレーを入れて赤味を抑えつつ、ベージュで少しトーンをアップしてあげると綺麗な栗色と艶(ツヤ)を残したまま大人っぽいカラーに仕上げることができます。
カラーの艶を見せたいのでワックスなどはあまりつけずにふわっと巻いて、より柔らかさが引き立つようにアレンジしてみてください。ヘアアクセをつけるときは派手なものや暖色系、ゴールドやシルバーのものより、同系色の茶色や黒など落ち着いたカラーのものや、ベレー帽など秋っぽいアイテムの方が相性がいいです。
透明感を出したいあなたへ!色白を引き立てる髪色
いくつかカラーを紹介しましたが、お気に入りのカラーは見つかったでしょうか?好みのカラーやなりたいイメージに自分を合わせて見るのも大切ですが、せっかくなら自分の元々のチャームポイントを最大限活かしたおしゃれもしてみたいですよね。雰囲気別、イメージ別で紹介したカラーがいまいちしっくりこないという人は、色白さんに似合うと言われている定番のカラーにとりあえず挑戦してみるというのも手です。
一度染めてみるともっと明るくしたい、もう少し赤味を抑えたいなど段々と希望のイメージがつかめてきます。色白さんにもレベルがあり、透明感の度合いやイエローベースかブルーベースかによっても似合うカラーは変わってきますのでここからは肌のトーンについても触れながらいくつか紹介していきます。
そもそもブルべ?イエベ?
メイクや、ファッションに大きく関係してくるパーソナルカラー。コスメやヘアカラーを選ぶ際に自分の肌のトーンにあったカラーをチョイスできるようになれば、おしゃれもさらに楽しめるようになります。肌のトーンには、黄色味よりのイエローベースと青味よりのブルーベースがあり、瞳の色や血管の色などで判断します。色白だったらブルーベースというイメージを持っている人も多いかもしれませんが色白さんにもイエローベースの人はいます。自分に似合うカラーを見つけられるように【パーソナルカラー診断】などで自分の肌の色や、似合うカラーの系統をまずは知りましょう。
ブルージュ
ブルー×ベージュのミックスカラーで、ブルーベースの色白さんに似合うカラーです。寒色系のブルーが色白な肌の透明感をアップしてくれて、ベージュが冷たい雰囲気にならないよう温かみを補ってくれます。ベージュ強めで明るいカラーにすると温かみが増すので秋冬にもぴったりです。またブルージュはブリーチなしでもちゃんと染まってくれるので、髪が傷むからブリーチは嫌という方にもおすすめのカラー。むしろブルー系カラー特有の艶感を出せるので多少の傷みなら綺麗にまとまりよく見せてくれます。
ホワイトアッシュ
アッシュ系の中でも特に透明感の強いホワイトアッシュ。がっつりハイトーンが好きという方には人気の高いカラーです。色白さんはゴールド系のハイトーンよりもシルバー系のハイトーンの方が肌の白さをさらに引き立たせることができるのでおすすめです。肌の色が白い分、髪もホワイトアッシュフルカラーにすることでキリっとしたクールビューティーを演出することができます。
メイクやファッションに黒を取り入れるとクール感がアップするので、カラーメイクよりもモノトーンやダークカラーが好きな人にはぴったりのカラー。今まで紹介してきたカラーはメインのカラーにハイライトとして、こういったシルバーカラーを取り入れるデザインがありましたが、逆にホワイトアッシュをメインにして差し色にブラウンやベージュを入れるのもおしゃれですね。
ブラック
最初に紹介した雰囲気別のおすすめカラーにも登場しましたが、色白さんは黒髪との相性が抜群。メリハリがついて顔のパーツひとつひとつがしっかりと目立ってくれます。特に色白の肌をもっと明るく見せたい人はがっつり黒髪がおすすめ。肌と髪の色の明度に差をつけるとお互いのカラーがくっきりとして見えます。白い肌との明暗差が大きい真っ黒にすることによって、最大まで肌を白く見せることができるんです。
ロングの黒髪がさらさらと風に揺れているのも女性らしくて素敵ですが、ショートにして前髪をかき上げるスタイルにするのもボーイッシュでセクシーです。黒髪はどんな顔立ちや服装、ファッションや生活スタイルにも溶け込むため万人ウケする定番カラーです。ただ1度真っ黒にすると次に明るいカラーを入れたいときになかなか入らず結局ブリーチしなくてはいけないなんてことも。黒髪にする前に慎重に検討しましょう。
色白女性は注意!似合わない髪色と注意点
ここまで色白さんに似合うカラーを紹介してきましたが、チェックしておかないといけないのが【色白女性にはあまり似合わないカラー】です。一度のカラーをするのに、時間やお金はもちろん髪への負担もかかってきます。髪質や傷み具合によっては、同じカラーでも仕上がった時のカラーが全く異なる場合もあります。頻繁に染め直すこともできないので、事前にしっかりチェックしておきましょう。
オレンジ系
オレンジ系のカラーは元気で明るいイメージと、ぬくもりのある色味で秋冬に人気のカラーですが、残念ながら色白さんにはあまり似合いません。特にブルべの透き通るような肌の人がオレンジ系の髪色にすると、肌がくすんで見えてしまうのです。イエベの色白さんなら明るさやオレンジの加減により挑戦できるカラーもありますが、せっかくの白肌の魅力を抑えてしまうため肌の白さをアピールしたいならオレンジ系のカラーは避け、似たようなブラウン系のカラーで代用するのがいいでしょう。
どうしてもオレンジカラーが気になるという人は、ファンデーションのカラーを少し変えてイエベ寄りの肌トーンに仕上げてみたり、コーラル系のチークを使って髪のオレンジカラーをサポートしてあげたりするといいでしょう。
ブロンド系
キラキラと綺麗なブロンドに憧れたことはありませんか?小さい頃は外国人モデルのようなさらっと長いブロンドが大好きで、大人になったらしてみたいと思っていたものです。しかしそれだけでとても目立つカラーのブロンドはそれこそ海外の女性のように骨格や彫りがはっきりとした顔立ちでないと明るさだけが浮いてしまうため、なかなか日本人には手が出しづらいカラーです。
ハーフさんやパーツがはっきりした顔立ちの人なら一度挑戦してみるのもいいかもしれません。ただ、注意してほしいのがブロンドの明るさです。あまりにも明るすぎるブロンドにしてしまうと、肌の色が飛んでしまい自慢の透明感が全然目立たなくなってしまいます。少量のベージュをミックスしてみるとある程度馴染みはよくなります。
ハイライト
メインのカラーに加え、ハイライトも散々おすすめしてきましたが、実はこれも色白さんにはチェックしておくべき注意点が。ブロンド系でも話した通り、明るすぎるハイトーンカラーは白い肌を飛ばしてしまい血色が悪く見える原因になります。メインのカラーに足す方法で紹介してきたハイライトも、量が多く全体のトーンが明るくなりすぎてしまうと肌との明暗差が小さくなり、綺麗なお肌の魅力が半減してしまいます。ハイライトを入れる際は、カラー自体の明るさや、量に気をつけながら楽しみましょう。
小顔に見せたいなら暗めの髪色がおすすめ
最近はどこの美容室にも似合わせカットというメニューがありますよね。小顔効果を出したり、顔の丸みやエラなどの悩みをカットでカバーすることができます。色の種類や幅は日々増えていますから、ヘアカラーでもさまざまな悩みを解決できるでしょう。最後に小顔効果とカラーの関係を少し紹介していきます。
明るめカラーは膨張色になる
膨張色とは主に赤、黄色、オレンジといった暖色系カラーや色彩のない真っ白など、色がくっきりしないため膨らんで見える、大きく見えるといった特徴がある系統のことです。これらが混ざってできた色、つまりはピンクやベージュ、クリーム色も膨張色に含まれます。肌色も系統で言えば膨張色ですから、それが重なると全体に締まりが出ず、顔が大きく見えてしまうということです。小顔に見せたいなら明るいベージュや、白が混ざったようなパステルカラーには注意してください。
暗めカラーは引き締め効果抜群!
膨張色の逆で、引き締め効果があると言われているのが収縮色といって青、紫、緑などの寒色系です。黒は白と同じ色彩のないカラーですが分類は収縮色です。これらのカラーは遠近感を出すことができたり、強調させたり、引き締めて見せたりする効果があります。カラフルな色鉛筆で書いた文字を黒で囲むとそれぞれのカラーが強調されてはっきりした印象になりますよね。ですので小顔に見せたい場合は引き締め効果のある濃い寒色系カラーがおすすめなんです。
紹介してきたものだと基本のブラックをはじめ、オリーブブラウンやブルージュなどで、ブラウンは少し暗めのものをチョイスすると効果を発揮できます。膨張色にあたる暖色系のカラーであっても、ブルーやカーキを少量ミックスしてあげたり、差し色として毛先や顔周りに暗めのカラーを入れてあげるたりすると、輪郭がはっきりするので明るめカラーにしたいという人は、工夫してみてください。
似合う髪色を見つけて色白の魅力をアップ♡
色白女性に似合う髪色を紹介しましたが、もし「このカラーは知らなかった」「今度こんなカラーに挑戦してみたい」と思っていただけたなら嬉しいです。
似合うカラーがわからなかったり、髪が傷まないかなど不安に思うことがあれば、カラーの得意な美容師さんにきちんと相談に乗ってもらって、納得してからするようにしましょう。「パーマが得意」「カラー剤の種類が豊富」「アッシュ系のカラーなら任せて」など美容室によって得意としている分野があるので、事前に写真や口コミなどもチェックしておくと安心です。
髪の毛も肌も大切なパーツの一部です。自分の魅力である【色白肌】を最大限に活かせるようなヘアカラーを見つけて、ぜひおしゃれをたくさん楽しんでください。
(まい)
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この記事を書いたライター
まい
1993年7月生まれ、22歳より大手出版社に入社し美容系の雑誌にて編集業務に従事、現在はフリーランスとしてライターを中心に多方面で活動をしています。
得意分野はファッション・美容・恋愛記事で、複数メディアにてその分野に関する記事を執筆中!その他にも夢占いや言葉の使い方など色々なジャンルにも興味あり♡
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