年下男子との出会い、それは教育実習生!?【LINE事件簿 #110/先生の放課後1】

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LINE事件簿
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恋愛・職場・家族間トラブルまで、日常で起きる事件の発端になりうる“LINE”。そんなLINE事件簿のエピソードを、LINE探偵が紹介します。
どうも、LINE探偵です。

僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。

LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?

そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「先生の放課後」をみなさんにご紹介します。

「先生の放課後」その1


今回の相談者、島田裕香さん(仮名・30歳)は、中学2年生のクラスを担任する英語教師です。

独身で30歳になる裕香さん(島田先生)、生徒たちから「三十路!」などとからかわれますが、いちいち気にしていられないので適当にあしらっているそうです。さすがですね!

そんな裕香さんのもとに、教育実習生として工藤律也くん(仮名・22歳)がやってきました。律也くんは大学4年生で美術教師を志望しています。ちなみに、彼はこの中学校の卒業生です。

指導教員として律也くんの学級担当となった裕香さん(教科担当は別の人)は、生徒との接し方やクラスの指導方法など、教師としてのイロハを律也くんへ指導していきます。

自己紹介で生徒たちと初対面した律也くん(工藤先生)。興味津々の生徒たちから「彼女はいますか?」、「好きな女性のタイプは?」など次々と質問を浴びせられました。

慣れていない律也くんは「彼女はいません」、「笑顔のかわいい人かな」など生真面目に答えていたそうです。初々しいですね。

「生徒がふざけて『彼女がいないなら、島田先生と付き合ってあげてよ!』といった時なんか、横で見ている私の方が恥ずかしくなっちゃいましたよ」と裕香さん。

そして、業務連絡や質問などのやり取りをいつでもできるように、裕香さんと律也くんはLINE交換をしたそうです。



「私も指導教員は初めてなので、教育実習生とLINE交換していいものかよく分からないのですが。これが工藤先生(律也くん)の誤解を生んだかもしれません」と少し反省した様子の裕香さん。

この日から教育実習期間(3週間)が始まりました。さて、これから何が起こるのでしょう?

次回のLINE事件簿もお楽しみに。

(LINE探偵)

※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています

この記事を書いたライター

LINE探偵
30代既婚者。これまでに100人以上のLINEに関する相談を受けたことがある。その内容は、恋愛/家族/セクハラ/浮気などさまざま。 今日も次々と僕の元へ寄せられるLINEのトーク履歴をみんなでチェックして行こう!

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