ありえないっ!教育実習生が犯したタブー【LINE事件簿#113/先生の放課後4】

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LINE事件簿
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恋愛・職場・家族間トラブルまで、日常で起きる事件の発端になりうる“LINE”。そんなLINE事件簿のエピソードを、LINE探偵が紹介します。
どうも、LINE探偵です。

僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。

LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?

そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「先生の放課後」をみなさんにご紹介します。

「先生の放課後」その4


教育実習生の工藤律也くん(仮名・22歳)と、彼の学級担当で指導教員となった島田裕香さん(仮名・30歳)。互いの好意的感情もありつつ、順調に教育実習を進めていきました。

もうすぐ研究授業を迎えるというある日。律也くんから「俺がいなくなって学校へ行きたくなかったら無理して行かなくていいよ。でも、互いに連絡だけは取ろうな」というLINEが届きました。

裕香さんはパニックです。すぐさま、律也さんへ確認の返信をしました。

ありえないっ!教育実習生が犯したタブー【LINE事件簿#113/先生の放課後4】の2枚目の画像


裕香さんはすぐに電話をして、どういうことか説明を受けました。

「LINEの相手はやはり生徒でした。でも、女子生徒ではなく男子で、うちのクラスの健太くん(仮名・14歳)でした。とりあえず超最悪な予想は外れてくれて、良かったですよ」

裕香さんもかなり焦ったでしょうね。でも、女子生徒とのスキャンダルなどではなく、少しホッとしたようでした。詳細は翌日、学校で話したそうです。

「健太くんは内向的な性格で、あまりクラスメイトと馴染めていないのは事実です。それは私も把握していました。ただ、イジメにあっているとかそんな感じはなかったので、様子を見ていました」

さすがに、裕香さんもその生徒さんの様子には気づいていたのですね。

「そんな健太くんに気づいた工藤先生(律也くん)が、図書室に1人でいる彼に声をかけ、私が工藤先生としたようにLINEでコミュニケーションを図ろうとしたそうです」

なるほど。律也くんは彼なりに良かれと思って行動したのですね。

「でも、生徒との個人的な交流はご法度です!ありえません。ましてや、キツい言い方になりますが、工藤先生はまだ教師でもありません」

確かにそうですね。結局、裕香さんから2人それぞれに厳重注意したそうです。仕方ありませんね。

注意を受け「すみません」と謝っていた律也くんでしたが、どうも納得がいっていなかったようで……。

次回のLINE事件簿もお楽しみに。

(LINE探偵)

※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています

この記事を書いたライター

LINE探偵
30代既婚者。これまでに100人以上のLINEに関する相談を受けたことがある。その内容は、恋愛/家族/セクハラ/浮気などさまざま。 今日も次々と僕の元へ寄せられるLINEのトーク履歴をみんなでチェックして行こう!

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