「1人足りないけど…」不気味なアカウントの最後の言葉【LINE怖い話 #7/解散して 7】

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知らない人からLINEが来る。そんなゾッとする経験をしたことはありませんか?この連載では、LINEにまつわる怖い話をお届けします。
知らない人からLINEが来る。そんな経験をしたことはありませんか?

多くの人は、詐欺やいたずらだと思って無視してしまうでしょう。でも、中には違和感を覚えるものもあるようです。

LINEの向こう側にいるのは、人間なのでしょうか。それとも……。

「LINE怖い話」では、LINEにまつわる怖い話をお届けします。

「解散して」その7


芹那さんが所属する演劇サークルのグループLINEに、「解散した方がいい」と言って突然現れた謎のアカウント「(O_O)」。

解散しなければ最悪死に至るという呪いのアカウントと噂になっているようです。

芹那さんたちの演劇サークルは(O_O)に、「全員が同じ部屋に集まり解散を宣言すれば、許してあげる」と言われました。

「バカバカしいって言っていた遠藤先輩以外、全員が部室に集まりました。それからみんなでいっせいにスマホを出して、1人ずつ『解散します』ってグループLINEで言ったんです。これが、その時のLINEです」

芹那さんはLINEを見せてくれました。



そう言い残し、(O_O)はグループから抜けました。

みんなで遠藤さんにLINEを送ったり、電話をかけたりしてみましたが、彼がそれに応じることはありませんでした。

その後、遠藤さんの姿を見た人はいません。

芹那さんは「これは私の推測ですが……」と前置きしてから、こう言いました。

「(O_O)は、もしかして最初から遠藤先輩を狙っていたのかも知れません。何かとヘイトを集める人でしたし……。いなくなってよかったなんてことは言いませんが、演劇サークルに遠藤先輩の存在しなければ、もうちょっと風通しのよかったものだったと思います。まあ、遠藤先輩がいなくなったところで、もう演劇サークルもなくなってしまったんですけど」

芹那さんは少しだけ笑いました。

次回の配信もお楽しみに。

(園田亜真理)

※この物語はフィクションです。実在する人物・団体とは一切関係がありません

この記事を書いたライター

園田亜真理
1993年10月5日、東京都生まれ。元インテリアショップ店員。駆け出しフリーWEBライター・エディター。フリーモデル。この先の時代に、結婚せずに女1人で生きていく方法を模索中。オカルト、ホラー、廃墟が好き。

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