マッチングアプリでいい彼氏を作る方法♡興味はあるけど怖い?コソコソ使う派&堂々と使う派の心理

マッチングアプリで彼氏をつくることに興味はあるけど、少し恐怖心もある…という人もまだまだ多いと思います。そこで今回は、マッチングアプリにおける恋愛についてご紹介したいと思います。

マッチングアプリで出会って結婚しました!と公然と言う人もいれば、隠れるようにコソコソとマッチングアプリを使う人もいますね。まずは、なぜコソコソと使うのか?ということについて、一緒に見ていきましょう。
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目次

マッチングアプリを使う人の心理


マッチングアプリをコソコソ使う人の心理


男女ともにマッチングアプリを隠れてコソコソ使う人がまだまだ多いですが、それはなぜでしょうか?なぜ堂々と使わないのでしょうか?

それは、弱い自分を他者から隠したいからです。たとえば、「なんとなくさみしいから彼氏がほしい」と思っている女性がいるとします。そのような女性には、2パターンあります。パターン1は「私はなんとなくさみしいから、マッチングアプリで彼氏を探してるんだよね」と公然と言う女性。パターン2は、隠れてコソコソとマッチングアプリを使う女性。マッチングアプリを使う自分のことを弱いとか世間にバレたら恥ずかしい、意志が弱いなどと思っています。

だから隠します。具体的に言うと、彼氏がほしいというのはあくまでも建前で、実は、なんとなくさみしいからとにかくそれを紛らわせてくれる相手がほしいと思っている。このような自分を恥じて、マッチングアプリを使っていることを隠す、ということです。

次に、マッチングアプリを使う男性について具体的に見ていきましょう。男性で「俺、マッチングアプリに課金してて、毎晩彼女候補を探してるんだよね」と公然と言う人はほぼいません。みなさん隠れてコソコソとマッチングアプリを使っています。

なぜか?その理由は、女性と同じです。マッチングアプリを使う自分を恥じているからです。恥ずかしい自分を隠したいと思っているからです。では、なぜ、マッチングアプリを使う自分が「恥ずかしい」のでしょうか?答えは2つあります。1つ目は、とにかく誰でもいいから女性と関係を持ちたいと思う自分を、彼は、敗北者や弱い自分と認識しているからです。2つ目は、自分が抱えているなんとなくさみしい気持ちが、周りにバレるのが恥ずかしいと思っているからです。

「俺、さみしいんだよね」男性がこう言うと、女性は引くでしょう?引かないまでも、ダサい人とかリアルが充実してない人とか彼氏候補になんかしたくないとかと思ったりするのではないでしょうか?だから、マッチングアプリを使う自分を隠そうとするのです。

堂々とマッチングアプリを使う人の心理


逆に、マッチングアプリを堂々と使っている人がいますね。例えば、結婚式で「新郎と新婦は〇〇というマッチングアプリを通じて出会い」と司会者が言っている、なんてケース。

この場合の2人は、マッチングアプリを使うこと=恥ずかしいことという認識を持っていないのでしょうか?という疑問が湧きますよね。きっと、恥ずかしいことと思っていないのだろうと思います。恥ずかしくないから、親族やその他近しい人たちに「私たち、マッチングアプリで出会ったんだよね」と言える。

では、なぜ恥ずかしいと思っていないのでしょうか?おそらく、2人の心の中になんとなくさみしい気持ちがないのだろうと思います。なんとなくさみしい気持ちというのは、自分の人生に絶望するところから生まれる気持ちですが、おふたりは、人生に絶望なんかしていなかった。だから、単純に「異性と効率よく出会えるツール」として、マッチングアプリを使った、ただそれだけ、ということです。

むろん、絶望している自分に全く気づかないままマッチングアプリを使ったから、恥ずかしいという発想がなかった人もいると思うんですが。

マッチングアプリを使うのはさみしいから


これまで述べたことを、簡単に整理しますね。人は、なんとなくさみしいからマッチングアプリを使います。なんとなくさみしいと思っている自分のことを恥ずかしい、弱い、世間にさらしたくないと思っているから、マッチングアプリを使っていることを隠そうとします。親友にすら内緒でマッチングアプリを使います。

例外的に、なんでも話せる友人にマッチングアプリを使っている事実を打ち明ける女子がいますが、そういう女子は決まって、好奇心旺盛で恋愛を覚えたてで興味津々なのです。

しかし、そういう女子の心の中も実はなんとなくさみしいのです。無駄にと言えば失礼かもしれませんが、彼女は誰かと繋がらないと生きている心地がしないのです。つまり、1人でいるだけでなんとなくさみしいのです。生きているだけでなんかさみしいのです。

マッチングアプリでいい恋愛をする方法


では、どうすればマッチングアプリを使っていい恋愛ができるのでしょうか?答えは、恥ずかしい自分を隠さないということです。恥ずかしい自分を隠さないでオープンにすると、マッチングアプリを使っていい恋愛ができます。

たとえば、実はちょっとマニアックなものが趣味という女子は、そのことを友達に言ってしまうこと。そしたら、マッチングアプリを使わずとも、友だちの紹介で趣味の合う男性と出会えるかもしれない。友達にはどうしても言えないのなら、マッチングアプリのプロフィール欄にそれを書いてしまう。そしたら本当にヤバい人から大量にメールが来るかもしれません。でもその中には確実に「俺もちょっとマニアックなんだけど」というまあまあ紳士で優しく、隠しごとの少ない正直で素直な男性がいます。

恋愛の不幸は「隠すこと」で生まれる


恋愛の不幸って、それがマッチングアプリ経由であろうとなかろうと、恥ずかしい自分を隠すことによって生まれます。

仮に毎日嫌な職場で働いている女子がいるとして、その女子がこんな職場で働くしかない自分が嫌いと思っているとしましょう。彼女は、プライドを持てない場所にいるしかない無価値な自分を、当然のように世間の人々から隠します。彼氏ができたら、彼氏にも隠します。だから彼女は、彼とうまくコミュニケーションができない。彼氏がデートに快く応じないと、彼はやっぱり私みたいな女子が嫌いなのかなと、1人でいつまでも悩みます。で、その当然の帰結として、2人はお別れします。

私たちはみんな弱い自分をその胸の内に抱えています。そしてそれを、たいていの場合他人から隠す努力をしています。だから、マッチングアプリが大盛況なのです。弱さを隠れてコソコソと見せ合い、触りあい、時にはそのさみしさを体温で温め合える。そのような時間と空間を弱い人たちは常に求めているからです。

そのような場所で、本当に偶然素敵な男性に出会えることがあります。1勝99敗かもしれないけど、まれに出会えることがあります。それは決まって、お互いが相手のさみしさや弱さを、直感的に理解したケースです。言い方を換えると相手のさみしさや弱さを自分のこととして理解できたケースです。

そういう相手は、本当は生涯大切にした方がいいのです。かっこいいふり、リア充なふりをみんなしていますが、実は誰だってなんとなくさみしい気持ちを抱えながら生きているのだから。

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(ひとみしょう/作家・キルケゴール協会会員)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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