「脈あり度」なんて存在しない。最後に出した私の結論!【LINE事件簿 #179/脈ありLINE 7】

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LINE事件簿
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恋愛・職場・家族間トラブルまで、日常で起きる事件の発端になりうる“LINE”。そんなLINE事件簿のエピソードを、LINE探偵が紹介します。
どうも、LINE探偵です。

僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。

LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?

そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「脈ありLINE」をみなさんにご紹介します。

「脈ありLINE」その7


学生時代から片想いをしている智也くん(仮名・23歳)と毎日LINEをしていい感じになっていた真綾さん(仮名・23歳)は、ある日、友人の早紀さん(仮名・23歳)から横やりのような噂話を聞きました。

しかし、それは彼女も智也くんのことが好きだったからついた嘘でした。それを知った真綾さんは恋と友情の板挟みに悩みますが、智也くんの「真綾が気にすることはない」という言葉を胸に決意します。

「先日探偵さんにも言われましたが、早紀には正直に今の私の気持ちを伝えました」



「とりあえず、早紀とはこういう感じになりました」

これでよかったのではないですか。時間が経てば、もっと互いの思いを共有できるようになりますよ、きっと。

「はい。私、ここにきた初めの頃は、よく『脈あり度は何%ですか?』って聞いてましたけど、今思うと、そんなことLINEじゃ計れないですよね」

そうですね。相手の好意や思いは計れませんよね、それよりも相手に対して、そして自分に対しても、正直で誠実に会話をすることが大切ですね。

「はい。そう心がけます」

ところで、「脈あり度」のお相手・智也くんとは、その後どうですか?

「探偵さん、その言い方嫌味ですか?(笑)おかげさまで毎日LINEをしていますよ。今回の騒動で、智也くんが私のことを思ってくれているんだなと思える言葉がいくつもあったので、嬉しかったです」

自信を持てましたか?

「自信が持てたとまでは言えませんけど。でも、彼の言葉を信じて、私も彼に信じられるように頑張ってみようと思います。最近は智也くんの方からも、よくLINEがくるんですよ」

今年のクリスマスは楽しくなりそうですね。

「えへへ……。それは2人だけの秘密です」


連載「LINE事件簿」は毎日更新中! 

(LINE探偵)

※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています

この記事を書いたライター

LINE探偵
30代既婚者。これまでに100人以上のLINEに関する相談を受けたことがある。その内容は、恋愛/家族/セクハラ/浮気などさまざま。 今日も次々と僕の元へ寄せられるLINEのトーク履歴をみんなでチェックして行こう!

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