チートデイで乗り切る停滞期。メリットとデメリットを紹介

ダイエットをしばらく続けていると、体重が減らなくなる『停滞期』が訪れる人もいます。そんな悶々とする時期を脱出する方法として話題になっているのがチートデイです! チートデイのやり方や注意点を確認して、ダイエットに役立てましょう♡



目次

チートデイでダイエットを成功させよう


運動や食事に気を遣っていても「目標体重になかなか届かない……」と悩んでいる人がたくさんいます。
ダイエットに行き詰まったときは、セレブの間でも話題の『チートデイ』を参考にしてはいかがでしょうか♡

チートデイにはどんな意味があるの?


ダイエット中、ある日を境に体重が減らなくなる『停滞期』に突入した経験はありませんか?
食べるのを我慢していると、体に栄養が入ってこないことで、脳が「飢餓(きが)状態になってしまった……!」と錯覚します。

生命を維持するためにエネルギーの消費を抑えてしまい、体重が減りにくくなりますよ……! そんな停滞期を回避する目的で取り入れられているのが、チートデイです♡
チートデイは『サボる日』『ごまかす日』を意味します。停滞期にダイエットを1日サボって食事の量を大幅に増やす方法で、飢餓状態ではないと体に納得させるのが目的ですよ。



チートデイはいつ?


チートデイは体重がほとんど落ちなくなった停滞期に実施します。チートデイの頻度は体脂肪率を目安にして、無理のない範囲で計画を立てることが大切です♡



女性の場合はホルモンバランスの影響で、生理前から生理中にかけて食欲が増す傾向が見られます……! このタイミングにチートデイを設けて、食欲を落ち着かせる方法もありますよ♪

歯止めがきかなくなって次の日も食べすぎてしまいそうなら、食欲が落ち着いている『生理後』がベターです。心と体と相談して、自分に合ったタイミングを考えてみましょう♡

チートデイにはだいたい何カロリーまで食べてよいの?


食事の量を増やすといっても、具体的にどれくらい食べてよいのか気になりますよね……! 摂取カロリーの目安を出す際には、いくつかの『計算式』から自分の体質に合ったものを選びましょう♡

主な計算式は『体重×40~50kcal』『減量中の1日あたりの摂取カロリー+2500kcal』『1日あたりの基礎代謝量×2.5』などがあげられます。

1日あたりの基礎代謝量は『ハリス・ベネディクトの式』の場合『655.1+{9.56×体重(kg)}+{1.85×身長(cm)}ー(4.68×年齢)』で算出できますよ!

ハリス・ベネディクトの式はやや複雑なため日本人の体型を考慮した『{10.8×体重(kg)}+620』の簡易式で計算してもよいでしょう♡



チートデイにおける体重の変化


チートデイにはしっかり食事をとるため、一時的に体重が増加します。しかし、体重が増えたからといって、焦って無理なダイエットをするのは禁物ですよ!
チートデイの翌日から食事をいつもどおりに戻して、変化が訪れるのをのんびり待ちましょう……♡

チートデイにおける体重の変化1. 翌日は一時的に体重が増える


チートデイの摂取カロリーは普段より多めです。想像以上のボリュームに驚く人もいるでしょう……! チートデイにはそれくらいしっかり量を食べるため、翌日にどうしても体重が増えます。



体重の増加は一時的なものですが、何も知らずにたくさん食べて「せっかくここまで体重を落としたのに……!」とガッカリするのは避けたいですよね♡
チートデイの翌日は『体重が約2kg増える可能性がある』と頭に入れて、心の準備も済ませておきましょう。

チートデイにおける体重の変化2. その後は食事を戻すため体重にも変化が


一時的に体重が増えても焦らなくて大丈夫ですよ! 誰しも消化して排泄されるまでは体の中に食べたものが残っている状態です。

チートデイの翌日からダイエット中の食生活に戻せば、少しずつうれしい変化が期待できるでしょう……♡
一時的にでも体重が増えたことにストレスを感じてしまうなら、チートデイを終えた後の数日間は体重を計らないようにするとよいですよ♪

体重を気にしすぎて心が病んでしまったり、厳しい食事制限で体を壊したりしては本末転倒ですよね。体重の減り方には個人差があるため、チートデイ後も長い目で見て目標達成を目指しましょう♡



チートデイのポイント


チートデイだからといって、甘いものやジャンクフードばかり食べたり夜遅くまで食べ続けたりしていると、体が悲鳴をあげてしまいます……。
食事の内容と時間に気をつけて、チートデイを賢く取り入れましょう♡

チートデイのポイント1. 体によいものを食べる


チートデイに食べるものは、カロリーは摂りつつも内容にもこだわりましょう♡ 炭水化物や脂質はダイエット中は真っ先に控えてしまう栄養素ですが、チートデイではOKとされていますよ!

エネルギー源となる炭水化物や脂質を一気に取り入れることで、停滞期で燃焼力が弱まっている体への着火剤になります。ただし、脂質は『良質なもの』を優先しましょう。



クルミ・アーモンド・ピスタチオなどのナッツ類やサーモン・アボカドには、良質な脂質が含まれていますよ♡ 好きなものを食べる際にも、栄養のバランスには配慮したいですよね。
普段のダイエットサラダにミックスナッツやアボカドをプラスして、チートデイ用にぴったりの豪華なサラダを楽しんではいかがでしょうか?

チートデイのポイント2. 24時ギリギリまで食べようとしない


チートデイだからといって丸1日食事をとり続けるのは得策とはいえません! 寝る前に近い時間ほど、その後の活動量が減るため、基礎代謝が低下します。
夜遅い時間まで食べていると摂取したカロリーがきちんと消費されず、体重が増えるおそれがありますよ……!

チートデイの翌日も1日を通してダラダラ食べ続けてしまい、量を自覚せずに食べすぎてしまうかもしれません。普段の節制の反動で、暴飲暴食のスイッチが入る原因にもなりますよ。

チートデイを実施する際は「7~21時の間にしっかり食べよう!」など、あらかじめ『食べる時間帯』を決めておきましょう♡



チートデイのメリットは?


チートデイはダイエット中の気分転換にもなって一石二鳥です♡ ダイエットのモチベーションが下がってきたときや、外食を思いきり楽しみたいときに実施してもよいでしょう♪
チートデイを成功させるためにも、まずは体の状態をチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか?

チートデイのメリット1. よりダイエットに役立つ


食欲を満たすためにチートデイを設けようとしていませんか? チートデイはたくさん食べたら痩せるダイエット法ではなく、停滞期を突破するための手段の一つです!



『体が停滞期モードに突入した』タイミングで取り入れてこそ、メリットを発揮しますよ♡ 停滞期はダイエット開始して『約1カ月』が経ったころに訪れるといわれています。

食事に気を配りながら1カ月以上ダイエットをしているのに『ある日を境に体重が減らなくなった』と感じたら、停滞期に突入している可能性が高いでしょう。

チートデイのメリット2. ダイエットに前向きになれる


理想の体型を手に入れるためとはいえ、ずっと食事を我慢していると気分が落ちこむ日も少なくありません……。もともと食べることが好きな人なら、なおさらですよね♡
炭水化物の量を調節したり食べすぎた日は運動をがんばったりして、気が休まらない日々を過ごしている人もいるでしょう。



チートデイは抑えていた食欲を開放できる貴重な日です♡ 1日でも食べることを思いきり楽しめば「明日からまたダイエットをがんばろう!」と気持ちも前向きなりますよ!

チートデイのメリット3. ダイエット中も罪悪感なく外食できる


ダイエット中は外食にも気を遣います……。友達とファーストフード店やファミリーレストランに行ってガールズトークに花を咲かせても、好きなものが食べられないと心から楽しめませんよね♡

チートデイはダイエット中に外食を堪能できる絶好のチャンスです! 普段我慢していたメニューも心置きなく注文できるため、友達や彼氏との時間もより満喫できるでしょう。



チートデイをいつにするか悩んでいるなら『友達や恋人と外食の予定がある日』に設定してはいかがでしょうか?
食べている最中も「楽しいな」「おいしいな」というポジティブな気持ちを、周りと共有できますよ!

チートデイのデメリットは?


チートデイはメリットばかりではなく、注意したいポイントやデメリットもひそんでいます……!

やり方によってはダイエットを邪魔するだけでなく、体にも悪影響を及ぼすといっても過言ではありません。痩せたいからといって安易に取り入れず、健康を優先して慎重に検討しましょう♡

チートデイのデメリット1. やり方を間違えると逆効果


チートデイはタイミングが肝心です! 停滞期に突入していない状態で実施しても、体が飢餓状態でないため燃焼力を上げる後押しにはなりません。食べたぶんだけ体重が増えるだけですよ。

停滞期に入ったからといって『その日の気分』でチートデイを設けるのも考えものです。食欲に負けてチートデイの頻度が高くなり、ダイエットが失敗に終わってしまうでしょう。



チートデイの日数にも気をつけたいですね♡ 体脂肪率に応じて頻度の目安はありますが、1日以上『連続して実施するもの』ではありません!
何日も延長してしまっては、本来の止まっている減量の進みをもう一度加速させる目的を果たせませんよ。

チートデイのデメリット2. 誰にでも向いている方法とはいえない


炭水化物抜きダイエットなどで『糖質を極端に制限している人』は、チートデイに向いていない可能性が高いです……。チートデイで急に炭水化物を摂ると、インスリンの分泌がうまくいかず『低血糖症』が起こるおそれがありますよ……!

低血糖症にかかると、体がだるく感じたり、疲れやすくなったりするなど、心身にさまざまな不調が現れます。健康のためにも体に負担がかかるダイエットはやめて、チートデイも無理に実行しないようにしましょう。



少しずつ無理なく続けられるダイエットこそが、本当の意味での『健康的で美しい体』につなげられます♡

チートデイのデメリット3. 停滞期かどうか自己判断が難しい


停滞期に突入したか自分で判断できないときは、最寄りのスポーツジムやパーソナルジムの専門トレーナーに相談するのも手ですよ♡

チートデイは、自分で「いまここでやれば……!」とわかる人は少ないのではないでしょうか? トレーナーはダイエットに関する知識や指導経験が豊富です!



チートデイのタイミングも、ちょうどよいところを教えてくれるでしょう♡ チートデイの必要がないといわれた人の中には「体重がなかなか減らないのに!」と悩んでいる人もいるかもしれません。

トレーナーなら、原因を探し当てて適切な食事内容や運動方法をアドバイスしてくれますよ。
何をしても体重が減らない場合は『ホルモンバランスの乱れ』など体の不調が原因かもしれません……! 心あたりがある人は医療機関で診察を受けましょう。

チートデイを駆使したダイエットは計画性が大切





チートデイはその日の気分で実施せず、事前にスケジュールを決めておきましょう。停滞期の見極め方や体調に自信がないなら、知識のある人に助けを借りるのもよいでしょう。

チートデイもほかのダイエットと同様に、心と体の健康が第一です♡ 必要に応じてトレーナーや医師に相談して、無理のないダイエットを心がけましょう。

ダイエットのやりすぎは禁物です! だからこそ毎日のちょっとした生活習慣が重要♡
日常生活に取り入れたいダイエットの知識は、こちらの記事を参考にしてみてね。
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この記事を書いたライター

さおり
アラサーWEBライター。恋愛、美容、ファッションなど20代女性のお悩みを解決できるような記事発信をしていていきます♡

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