【男の本音】男性が恋愛に対して感じている「しんどさ」の正体とは?
たとえ彼女のことを愛してやまない彼氏であっても実はひそかに、しんどいと思っていたりします。身体の具合が悪いからしんどいと思うのではなく、恋愛という行為そのものが、彼にとってはしんどいのです。では、彼は恋愛の何がしんどいと思っているのでしょうか?また、彼はなぜ恋愛がしんどいと思うのでしょうか。
実は彼は恋愛の全てがしんどいと思っています。なぜなら、彼女の方が精神年齢が上だからです。女性が自分で自分のことを「私の精神年齢は子ども同然だから」と思っているとか、そういう自己評価は関係ないんですね。彼女の自己評価とはまったく独立に、彼は彼女のことを「自分より精神年齢が高い大人」だと思っているのです。
自分より精神年齢が高い相手と付き合うと、人はどうなるのか?人によっては自分もその人みたいに大人になりたいと意気込んで頑張りますよね。でも彼女が相手だと、男性はやっぱり疲れるのです。何をしても何を言っても、彼女の方が大人……これは叶わない……こう思うしかないのですよ。そもそも女性って、3歳にしてすでに「女」でしょう?3歳の男児が超子どもなのに対し、女児は3歳にしてすでに決めポーズで写真に写るし!
――3歳から現在までずっと、女性の方が精神年齢が上だ。そんな大人と恋愛するのって、なんかちょっとしんどいなあ。これが彼の本音なのです。
彼が「恋愛しんどい」と思う理由はほかにもあります。彼女の「秘密」を見たくても見ることができない、そのできなさに日々悩まされるからしんどいと思う、という理由もあります。男性は美しい女性を見たら「彼女は絶対になんらかの秘密を隠し持っている」と感じるんです。あなたが自分で自分のことを「私は別にかわいい顔をしてないし。スタイルも美しくなんかないし」と思っていても、彼は彼女のことを「かわいい・美しい」と思っているのです。
そして、そのかわいいもの(美しいもの)には、絶対になんらかの秘密があると思ってしまうのです。例えば、彼女にとって、自分の胸やお尻は生まれてからずっと持っている「自分の持ち物」ですよね。人によっては「見飽きたわ」と思うような代物かもしれないですね。
でも男性はそうは思わないんです。「俺のかわいい彼女の秘密をなんとしても知りたい」と思うのです。エッチの時なんかに、彼が彼女の胸の「実物」を見たとしましょう。視覚や触覚を活用したことによって、彼が言うところの「秘密」が暴かれたかといえば、決してそうではないんですね。
実物を見たり触ったりしてもなお、そこに秘密があるように感じるのです。もうここまで来たら、女性だって「何をそんなに知りたいのよ?胸見たでしょ?え?胸の中身?脂肪だよ」としか言えないかもしれませんね。でも彼は、「その」秘密を知りたいんじゃないんです。この奇跡のように美しい胸はどのようにしてできたのだろう?その「奇跡さ」の秘密を知りたいのだけど……というのが彼のホンネですが、「奇跡さ」なんて言われてもねえ……というのが、きっと女性の本音でしょう。
さて、総論はこの辺にして次に各論について見ていきましょう。恋愛の全てをしんどいと感じている彼とデートをする場合、彼はどういうデートスポットなら「しんどい」と思うことなく「安心」できるのでしょうか?
女子率高めの(カップル率高めの)パンケーキ屋さんは、彼にとってしんどい場所?タピオカ屋は?などなど、具体的な場所が浮かぶ女性もいると思いますが……。どこに行っても楽しめる人と、そうでない人がいる、しかもそれは男女に共通して言える――というのが答えです。
つまり、男性が共通して楽しい・楽しくないと思うデートスポットというものがこの世に存在しているのではないのです。そのような、一般論として「男性が楽しめるデート」のパターンが存在しているわけではないのです。どこに行っても楽しめる人と、そうではない人の2種類の人がこの世にはいるということなのです。ここで、男性ではなく、女性のことを例に挙げてみましょう。
女性の中には、おじさん好みな近所の居酒屋で彼とデートしても、それを楽しいと感じる人もいますね。なんならデートは毎回そこでいいという……。そういう女性の中には、近所の居酒屋デートもいいし、舞浜のテーマパークもいいし、代官山のカフェでもいいし、どこでも彼氏と楽しめる人がいますね。
反対に、近所の居酒屋は彼氏に1度連れていってもらうとそれで十分で、自由が丘のスイーツ屋さんに行きたいとか、舞浜のテーマパークに行きたいとか、そういういわば、らしいデートじゃないと納得しない女性もいますね。男性も同じなんです。彼女とスイーツ屋さんに行っても、テーマパークに行っても、居酒屋に行っても楽しめる人とそうではない人がいる、というだけのことなんです。
次の各論。では、彼とデートを楽しもうと思えば、どのようなことをすればいいのでしょうか?ひとつには、男性は、ではなく「わたしの彼は」どこで何をしているときが楽しいと感じるのか、という視点で彼のことを観察することです。これ、とても不思議なんですが恋愛しているときって、特に若い女性は「男性はどんなデートを楽しいと思うのだろう」というふうに、主語を「男性」で考えますよね?でも、結婚したら「うちの旦那は」が主語になる人が多いんです。「うちの旦那は、毎晩お酒を飲んで帰宅するけど、何を考えているのだろう?」とか。あるいは、子どもが生まれたとき、「男児は(女児は)何を考えているのだろう」と考える人は少ないですね。「うちの子は何を考えているのだろう」と思いますよね。
すなわち、恋愛期間中だけ「男性は」と、一般化して考える(悩む)というのが、女性の特徴だと思うのです。楽しいデートをしようと思えば、「彼は」どこで何をしているときが一番楽しいのだろう?という問いを持って、彼のふるまいを観察してみてください。なぜなら、実は彼は「男性はどんなデートを楽しいと思うのだろう」という疑問を彼女が持っていることを知っていて、そういう彼女に対しても「しんどい」と思っているからです。俺は「一般的な男」ではなく、俺は俺だ――あなたの彼氏さんは、こう思っているのです。世間に流布している言い方で言い換えるなら、男性は「マニュアル女子」が苦手なのです。
最後に「イエスマンの彼」について言及しましょう。イエスマン、すなわち、彼女が提案したデートプランに「いいよ、いいよ」としか言わない彼について。彼は本当に「いい」と思っているのだろうか?と、不安に思う彼女もいると思います。
大丈夫です。彼はあなたが提案したデートプランを、本当に「いい」と思っています。こういう彼は「彼女と一緒なら、どこで何をやっても楽しい」と思っているのです。なぜなら彼女のことが好きだから。彼女の精神年齢の高さが好き、彼女が隠し持っている秘密を知りたくても知ることができない、そのできなさが好き。彼女が恋愛に夢中で「男は」などと考えている、その夢中さが好きだから、彼女の提案に対してイエスマンなのです。
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(ひとみしょう/作家・コラムニスト)
男性が恋愛においてしんどいと思っていることは?
男性は恋愛において全てがしんどい
実は彼は恋愛の全てがしんどいと思っています。なぜなら、彼女の方が精神年齢が上だからです。女性が自分で自分のことを「私の精神年齢は子ども同然だから」と思っているとか、そういう自己評価は関係ないんですね。彼女の自己評価とはまったく独立に、彼は彼女のことを「自分より精神年齢が高い大人」だと思っているのです。
自分より精神年齢が高い相手と付き合うと、人はどうなるのか?人によっては自分もその人みたいに大人になりたいと意気込んで頑張りますよね。でも彼女が相手だと、男性はやっぱり疲れるのです。何をしても何を言っても、彼女の方が大人……これは叶わない……こう思うしかないのですよ。そもそも女性って、3歳にしてすでに「女」でしょう?3歳の男児が超子どもなのに対し、女児は3歳にしてすでに決めポーズで写真に写るし!
――3歳から現在までずっと、女性の方が精神年齢が上だ。そんな大人と恋愛するのって、なんかちょっとしんどいなあ。これが彼の本音なのです。
彼女の「秘密」を見たくても見れないからしんどい
彼が「恋愛しんどい」と思う理由はほかにもあります。彼女の「秘密」を見たくても見ることができない、そのできなさに日々悩まされるからしんどいと思う、という理由もあります。男性は美しい女性を見たら「彼女は絶対になんらかの秘密を隠し持っている」と感じるんです。あなたが自分で自分のことを「私は別にかわいい顔をしてないし。スタイルも美しくなんかないし」と思っていても、彼は彼女のことを「かわいい・美しい」と思っているのです。
そして、そのかわいいもの(美しいもの)には、絶対になんらかの秘密があると思ってしまうのです。例えば、彼女にとって、自分の胸やお尻は生まれてからずっと持っている「自分の持ち物」ですよね。人によっては「見飽きたわ」と思うような代物かもしれないですね。
でも男性はそうは思わないんです。「俺のかわいい彼女の秘密をなんとしても知りたい」と思うのです。エッチの時なんかに、彼が彼女の胸の「実物」を見たとしましょう。視覚や触覚を活用したことによって、彼が言うところの「秘密」が暴かれたかといえば、決してそうではないんですね。
実物を見たり触ったりしてもなお、そこに秘密があるように感じるのです。もうここまで来たら、女性だって「何をそんなに知りたいのよ?胸見たでしょ?え?胸の中身?脂肪だよ」としか言えないかもしれませんね。でも彼は、「その」秘密を知りたいんじゃないんです。この奇跡のように美しい胸はどのようにしてできたのだろう?その「奇跡さ」の秘密を知りたいのだけど……というのが彼のホンネですが、「奇跡さ」なんて言われてもねえ……というのが、きっと女性の本音でしょう。
男性のデートについての本音は?
男性がしんどいと感じるデートスポット
さて、総論はこの辺にして次に各論について見ていきましょう。恋愛の全てをしんどいと感じている彼とデートをする場合、彼はどういうデートスポットなら「しんどい」と思うことなく「安心」できるのでしょうか?
女子率高めの(カップル率高めの)パンケーキ屋さんは、彼にとってしんどい場所?タピオカ屋は?などなど、具体的な場所が浮かぶ女性もいると思いますが……。どこに行っても楽しめる人と、そうでない人がいる、しかもそれは男女に共通して言える――というのが答えです。
つまり、男性が共通して楽しい・楽しくないと思うデートスポットというものがこの世に存在しているのではないのです。そのような、一般論として「男性が楽しめるデート」のパターンが存在しているわけではないのです。どこに行っても楽しめる人と、そうではない人の2種類の人がこの世にはいるということなのです。ここで、男性ではなく、女性のことを例に挙げてみましょう。
女性の中には、おじさん好みな近所の居酒屋で彼とデートしても、それを楽しいと感じる人もいますね。なんならデートは毎回そこでいいという……。そういう女性の中には、近所の居酒屋デートもいいし、舞浜のテーマパークもいいし、代官山のカフェでもいいし、どこでも彼氏と楽しめる人がいますね。
反対に、近所の居酒屋は彼氏に1度連れていってもらうとそれで十分で、自由が丘のスイーツ屋さんに行きたいとか、舞浜のテーマパークに行きたいとか、そういういわば、らしいデートじゃないと納得しない女性もいますね。男性も同じなんです。彼女とスイーツ屋さんに行っても、テーマパークに行っても、居酒屋に行っても楽しめる人とそうではない人がいる、というだけのことなんです。
ではどうすれば男性とデートを楽しめる?
次の各論。では、彼とデートを楽しもうと思えば、どのようなことをすればいいのでしょうか?ひとつには、男性は、ではなく「わたしの彼は」どこで何をしているときが楽しいと感じるのか、という視点で彼のことを観察することです。これ、とても不思議なんですが恋愛しているときって、特に若い女性は「男性はどんなデートを楽しいと思うのだろう」というふうに、主語を「男性」で考えますよね?でも、結婚したら「うちの旦那は」が主語になる人が多いんです。「うちの旦那は、毎晩お酒を飲んで帰宅するけど、何を考えているのだろう?」とか。あるいは、子どもが生まれたとき、「男児は(女児は)何を考えているのだろう」と考える人は少ないですね。「うちの子は何を考えているのだろう」と思いますよね。
すなわち、恋愛期間中だけ「男性は」と、一般化して考える(悩む)というのが、女性の特徴だと思うのです。楽しいデートをしようと思えば、「彼は」どこで何をしているときが一番楽しいのだろう?という問いを持って、彼のふるまいを観察してみてください。なぜなら、実は彼は「男性はどんなデートを楽しいと思うのだろう」という疑問を彼女が持っていることを知っていて、そういう彼女に対しても「しんどい」と思っているからです。俺は「一般的な男」ではなく、俺は俺だ――あなたの彼氏さんは、こう思っているのです。世間に流布している言い方で言い換えるなら、男性は「マニュアル女子」が苦手なのです。
イエスマンの彼は本当に「いい」と思っているの?
最後に「イエスマンの彼」について言及しましょう。イエスマン、すなわち、彼女が提案したデートプランに「いいよ、いいよ」としか言わない彼について。彼は本当に「いい」と思っているのだろうか?と、不安に思う彼女もいると思います。
大丈夫です。彼はあなたが提案したデートプランを、本当に「いい」と思っています。こういう彼は「彼女と一緒なら、どこで何をやっても楽しい」と思っているのです。なぜなら彼女のことが好きだから。彼女の精神年齢の高さが好き、彼女が隠し持っている秘密を知りたくても知ることができない、そのできなさが好き。彼女が恋愛に夢中で「男は」などと考えている、その夢中さが好きだから、彼女の提案に対してイエスマンなのです。
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(ひとみしょう/作家・コラムニスト)
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この記事を書いたライター
ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。