敵はまさかの…?同棲計画がストップしている理由【LINE事件簿 #117/同棲攻防戦1】

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LINE事件簿
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恋愛・職場・家族間トラブルまで、日常で起きる事件の発端になりうる“LINE”。そんなLINE事件簿のエピソードを、LINE探偵が紹介します。
どうも、LINE探偵です。

僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。

LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?

そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「同棲攻防戦」をみなさんにご紹介します。

「同棲攻防戦」その1


里帆さん(仮名・25歳)は大型書店に勤務する書店員さん。最近、何人かの友達が結婚したこともあり、本人も結婚に対する意識が少し高まっているようです。

そんな里帆さん、1年程前から年下の和樹くん(仮名・24歳)とお付き合いしています。和樹くんとは、お互い好きな小説家が一緒で、イベントやオフ会で顔見知りになり、付き合い始めたとのこと。

和樹くんはライター事務所に所属をしている放送作家ですが、現在はまだアシスタントで、修行中の身だそうです。

じつは里帆さん、結婚以前に “同棲生活”に憧れがあり、今年の始めに和樹くんと「同棲をしよっか?」と話し、盛り上がっていたそうなのですが、1つ気がかりなことがあるようで……。

「3月に、和樹の妹の真樹ちゃん(仮名・22歳)が、和樹の部屋に転がり込んできちゃって。今、一緒に住んでいるんですよ!それで、同棲の話もストップしちゃってて……」と里帆さんはオカンムリです。

真樹ちゃんは、ブーランジェ(パン職人)を目指し、製菓学校を卒業後、人気のブーランジェリー(パン屋)に勤めていたそうなのですが、店長さんとケンカして辞めてしまったとか。

それで一人暮らしができなくなり、現在、和樹くんのお部屋に居候しているということだそうです。困りましたね(苦笑)。



「元々、同棲生活に憧れがあったし、結婚した友達からも『絶対、少しでも一緒に住んでおいた方がいい!』って言われるんで、早く同棲したいんですけど」と里帆さん。

しかし和樹くんは今、1周年記念旅行へ行くことに気がいっているようですね。まだ、あまり同棲生活や結婚などを現実的に考えていないのでしょうか?

ここら辺の意識の違いで、この先、揉めなければ良いのですが?(苦笑)

次回のLINE事件簿もお楽しみに。

(LINE探偵)

※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています

この記事を書いたライター

LINE探偵
30代既婚者。これまでに100人以上のLINEに関する相談を受けたことがある。その内容は、恋愛/家族/セクハラ/浮気などさまざま。 今日も次々と僕の元へ寄せられるLINEのトーク履歴をみんなでチェックして行こう!

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