くらえ!不倫男に最後の一撃を喰らわせた結果【LINE事件簿 #150/マウンティング・ガール 6】
連載
LINE事件簿
恋愛・職場・家族間トラブルまで、日常で起きる事件の発端になりうる“LINE”。そんなLINE事件簿のエピソードを、LINE探偵が紹介します。
どうも、LINE探偵です。
僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。
LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?
そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「マウンティング・ガール」をみなさんにご紹介します。
小学校から高校まで一緒の幼馴染みだった保育士の桜さん(仮名・23歳)とOLの美玲さん(仮名・23歳)。別々の大学へ進学後は、なぜか美玲さんが桜さんをマウントし始めました。
そんな関係が続く中、最近、美玲さんがマッチングアプリで知り合ったハイスペック彼氏が、実は自分が勤める保育園に通う翔太くんのパパだと気がついてしまった桜さん。
どうしたものか?と思案をしているある日。朝の送りの時、翔太くんパパが桜さんへ話しかけてきました。
翔太くんパパ「桜先生、おはようございます。今日もかわいいですね!」
桜「……おはようございます。朝からからかわないでください!」
翔太くんパパ「いやいや、冗談じゃなくて、いつもかわいいなぁって思ってるんですよ。だから、翔太の朝の送りが私も楽しみなんです。ははは……」
この時、翔太くんパパの言い慣れた感じの軽口に、なぜか急にカチンときた桜さん。思わず、自分でも想像しなかった言葉が口をつきました。
桜「じゃあ今度、ディナークルーズでお食事して、それから奥様と同じ新作バッグを買っていただいてもいいですかぁ?」
翔太「?」
翔太くんパパ「えっ!?えーっと……。じゃあ翔太をよろしくお願いします。あははは……」
そう言って、慌てて逃げるように去っていった翔太くんパパ。
桜「あの時の驚いた顔、ちょっと恐怖を感じているようでした。見せてあげたかったです」
探偵「そりゃあそうでしょう!なぜバレのたか分からないでしょうし。しかし、桜さんも大胆なことしましたね」
桜「自分でも驚きました。翔太くんが『ディナークルーズって何?』って聞いてきた時は、ヤバっ!て思いましたよ。大人になったら分かるわよって、ごまかしておきましたが」
探偵「それでごまかせているといいんですけど……」
その日の晩。
桜「いやー、驚きましたよ。私が言ったことが本当に美玲にバレたのかと思いました!」
探偵「話がつながってバレたわけじゃないんですか!?」
桜「はい。翔太くんパパも結局、自分が既婚者だとは白状していないみたいです。ただ、美玲に『霊能者に呪われた!だから、残念だけど俺たちは結ばれない運命なんだ』とか言ったらしいです」
探偵「桜さん、霊能者になって呪ったんですか?(笑)よっぽど気味が悪かったんでしょうね」
桜「みたいですね。しかし、このあと大変でしたよ。美玲は事情を知らないから『霊能者とか意味分かんないっ!結局、私はもてあそばれたんだわ』って怒るし、泣くし……」
探偵「そうですよねぇ。いきなりそんなこと言われても理解できませんよ、普通。でも、もし本当に桜さんが彼氏さんと話していたことを知られたらマズいですね」
桜「私、本当に美玲に殺されるかも……。そういう意味では翔太くんパパが正直に話さないでくれて助かりましたよ」
探偵「本当ですね。では、これで一件落着ですね」
桜「……と思いますよね。でも、まだ続きがあるんです」
探偵「えっ?」
次回のLINE事件簿もお楽しみに。
(LINE探偵)
※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています
僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。
LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?
そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「マウンティング・ガール」をみなさんにご紹介します。
「マウンティング・ガール」その6
小学校から高校まで一緒の幼馴染みだった保育士の桜さん(仮名・23歳)とOLの美玲さん(仮名・23歳)。別々の大学へ進学後は、なぜか美玲さんが桜さんをマウントし始めました。
そんな関係が続く中、最近、美玲さんがマッチングアプリで知り合ったハイスペック彼氏が、実は自分が勤める保育園に通う翔太くんのパパだと気がついてしまった桜さん。
どうしたものか?と思案をしているある日。朝の送りの時、翔太くんパパが桜さんへ話しかけてきました。
翔太くんパパ「桜先生、おはようございます。今日もかわいいですね!」
桜「……おはようございます。朝からからかわないでください!」
翔太くんパパ「いやいや、冗談じゃなくて、いつもかわいいなぁって思ってるんですよ。だから、翔太の朝の送りが私も楽しみなんです。ははは……」
この時、翔太くんパパの言い慣れた感じの軽口に、なぜか急にカチンときた桜さん。思わず、自分でも想像しなかった言葉が口をつきました。
桜「じゃあ今度、ディナークルーズでお食事して、それから奥様と同じ新作バッグを買っていただいてもいいですかぁ?」
翔太「?」
翔太くんパパ「えっ!?えーっと……。じゃあ翔太をよろしくお願いします。あははは……」
そう言って、慌てて逃げるように去っていった翔太くんパパ。
桜「あの時の驚いた顔、ちょっと恐怖を感じているようでした。見せてあげたかったです」
探偵「そりゃあそうでしょう!なぜバレのたか分からないでしょうし。しかし、桜さんも大胆なことしましたね」
桜「自分でも驚きました。翔太くんが『ディナークルーズって何?』って聞いてきた時は、ヤバっ!て思いましたよ。大人になったら分かるわよって、ごまかしておきましたが」
探偵「それでごまかせているといいんですけど……」
その日の晩。
桜「いやー、驚きましたよ。私が言ったことが本当に美玲にバレたのかと思いました!」
探偵「話がつながってバレたわけじゃないんですか!?」
桜「はい。翔太くんパパも結局、自分が既婚者だとは白状していないみたいです。ただ、美玲に『霊能者に呪われた!だから、残念だけど俺たちは結ばれない運命なんだ』とか言ったらしいです」
探偵「桜さん、霊能者になって呪ったんですか?(笑)よっぽど気味が悪かったんでしょうね」
桜「みたいですね。しかし、このあと大変でしたよ。美玲は事情を知らないから『霊能者とか意味分かんないっ!結局、私はもてあそばれたんだわ』って怒るし、泣くし……」
探偵「そうですよねぇ。いきなりそんなこと言われても理解できませんよ、普通。でも、もし本当に桜さんが彼氏さんと話していたことを知られたらマズいですね」
桜「私、本当に美玲に殺されるかも……。そういう意味では翔太くんパパが正直に話さないでくれて助かりましたよ」
探偵「本当ですね。では、これで一件落着ですね」
桜「……と思いますよね。でも、まだ続きがあるんです」
探偵「えっ?」
次回のLINE事件簿もお楽しみに。
(LINE探偵)
※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています
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この記事を書いたライター
LINE探偵
30代既婚者。これまでに100人以上のLINEに関する相談を受けたことがある。その内容は、恋愛/家族/セクハラ/浮気などさまざま。
今日も次々と僕の元へ寄せられるLINEのトーク履歴をみんなでチェックして行こう!