ディスられてる?女友達からの愚痴LINE【LINE事件簿 #145/マウンティング・ガール 1】
連載
LINE事件簿
恋愛・職場・家族間トラブルまで、日常で起きる事件の発端になりうる“LINE”。そんなLINE事件簿のエピソードを、LINE探偵が紹介します。
どうも、LINE探偵です。
僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。
LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?
そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「マウンティング・ガール」をみなさんにご紹介します。
桜さん(仮名・23歳)は、今年新卒で保育士になった社会人1年生。商社の一般事務職に勤務する美玲さん(仮名・23歳)というお友達がいるそうです。
桜「美玲とは、小学校・中学校・高校が同じ幼馴染みなんです。高校の頃までは普通だったんですが、大学に行った頃から性格が変わり始めて、ちょっと高飛車というか、なんか傲慢な性格になってしまって……」
探偵「ほぉ、それは困りましたねぇ」
桜「まあ、具体的に危害があるわけじゃないんですが、何かと自分と私を比較して自慢してきたり、アンタは○○だからって、勝手に決めつけたりするんですよ」
探偵「桜さんに対して自分を誇示してマウントを取る、いわゆるマウンティングってやつですね。最近多いみたいですね、そういう方」
桜「そう、それです。あと、男性のことを学歴や年収などのスペックで品定めするようになって……。私はあんまりそういうことに興味がないので、へぇ、そうなんだ?って感じなんですけど」
探偵「でも、なんで急にそうなっちゃたんでしょうね?」
桜「わかりません。子どもの頃から向こうっ気は強い感じでした。お互い別の大学入ってから徐々に変わって、社会人になってからはさらにキツイ感じになって。先日も……」
桜「確かに子ども好きがきっかけで保育士を目指しましたけど、それなりに大変なこともあるんですよ。子どもの病気やケガの対応とか、保護者の方への対応とか……」
探偵「そうですよね、お察しします」
桜「他にも『会社員は上司から飲みの誘いが多くて断るのが大変よ。子どもは飲み会がないいからいいわね』とか、『桜の仕事はジャージでいいから格好に気を遣わなくていいわね』とか。これ、ディスってますよね?」
探偵「そ、そうですね。ハハハ……」
桜「あっ、すみません!つい探偵さんに愚痴っちゃいました。でも、社会人になってまだ半年なのにもう辞めたいと言ってて、職場でうまくいってないんですかね?ちょっと心配です」
探偵「桜さんにマウントを取ってくる美玲さんなのに、心配してあげるんですね」
桜「それはそうですよ、友達ですから。それに今はマウント取ってきますけど、実は中学生の時、私がクラスメイトからハブられてたのを美玲が守ってくれてたんです」
探偵「そうなんですか!?」
桜「ニブイので、当時は私自身あんまり気づいてなかったんですけど、あとで思い返すとそうだったんだなって。だから、今はあんな感じですけど、なんか縁を切れないんですよ」
なるほど。意外と2人の関係は、微妙な形でバランスが取れているのかも知れませんね。
連載「LINE事件簿」は毎日更新中!
(LINE探偵)
※LINE事件ご提供者本人の許可を得て掲載しています
※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています
僕の元には日々「LINE事件簿」が寄せられています。
LINEはいつだって事件の発端になりうるもの。大喧嘩につながるハプニングから、つい笑ってしまうプチアクシデントまで……。あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?
そんなLINE事件簿の中から、特に印象的だった事件「マウンティング・ガール」をみなさんにご紹介します。
「マウンティング・ガール」その1
桜さん(仮名・23歳)は、今年新卒で保育士になった社会人1年生。商社の一般事務職に勤務する美玲さん(仮名・23歳)というお友達がいるそうです。
桜「美玲とは、小学校・中学校・高校が同じ幼馴染みなんです。高校の頃までは普通だったんですが、大学に行った頃から性格が変わり始めて、ちょっと高飛車というか、なんか傲慢な性格になってしまって……」
探偵「ほぉ、それは困りましたねぇ」
桜「まあ、具体的に危害があるわけじゃないんですが、何かと自分と私を比較して自慢してきたり、アンタは○○だからって、勝手に決めつけたりするんですよ」
探偵「桜さんに対して自分を誇示してマウントを取る、いわゆるマウンティングってやつですね。最近多いみたいですね、そういう方」
桜「そう、それです。あと、男性のことを学歴や年収などのスペックで品定めするようになって……。私はあんまりそういうことに興味がないので、へぇ、そうなんだ?って感じなんですけど」
探偵「でも、なんで急にそうなっちゃたんでしょうね?」
桜「わかりません。子どもの頃から向こうっ気は強い感じでした。お互い別の大学入ってから徐々に変わって、社会人になってからはさらにキツイ感じになって。先日も……」
桜「確かに子ども好きがきっかけで保育士を目指しましたけど、それなりに大変なこともあるんですよ。子どもの病気やケガの対応とか、保護者の方への対応とか……」
探偵「そうですよね、お察しします」
桜「他にも『会社員は上司から飲みの誘いが多くて断るのが大変よ。子どもは飲み会がないいからいいわね』とか、『桜の仕事はジャージでいいから格好に気を遣わなくていいわね』とか。これ、ディスってますよね?」
探偵「そ、そうですね。ハハハ……」
桜「あっ、すみません!つい探偵さんに愚痴っちゃいました。でも、社会人になってまだ半年なのにもう辞めたいと言ってて、職場でうまくいってないんですかね?ちょっと心配です」
探偵「桜さんにマウントを取ってくる美玲さんなのに、心配してあげるんですね」
桜「それはそうですよ、友達ですから。それに今はマウント取ってきますけど、実は中学生の時、私がクラスメイトからハブられてたのを美玲が守ってくれてたんです」
探偵「そうなんですか!?」
桜「ニブイので、当時は私自身あんまり気づいてなかったんですけど、あとで思い返すとそうだったんだなって。だから、今はあんな感じですけど、なんか縁を切れないんですよ」
なるほど。意外と2人の関係は、微妙な形でバランスが取れているのかも知れませんね。
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※個人が特定されないよう、名前や内容は一部変えています
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この記事を書いたライター
LINE探偵
30代既婚者。これまでに100人以上のLINEに関する相談を受けたことがある。その内容は、恋愛/家族/セクハラ/浮気などさまざま。
今日も次々と僕の元へ寄せられるLINEのトーク履歴をみんなでチェックして行こう!